【兵庫県】日本最古で最強の厄除け神社として有名な多井畑厄除八幡宮!厄祓いやひながたの方法、御朱印やアクセス・駐車場をご紹介

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2021年12月29日(水)に兵庫県神戸市須磨区多井畑にある日本最古で最強の厄除け神社として有名多井畑厄除八幡宮たいのはたやくよけはちまんぐうに行ってきました。多井畑厄除八幡宮は多井畑の厄神さんの愛称で親しまれている神社で、平安時代の歌人在原行平や、一ノ谷の戦いの際には源義経が参拝したと伝わります。

多井畑厄除八幡宮に参拝してきましたので厄祓いやひながたの方法、御朱印やご利益、アクセス・駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。

多井畑厄除八幡宮の概要

創建は安元年間(1175年~1177年)、石清水八幡宮を勧請し創建したのが始まりと伝わり、御祭神は応神天皇です。ご利益は厄除け・出世開運・商売繁盛・病気平癒・交通安全があります。

神護景雲4年(770年)に疫病が大流行した為、五畿内(大和、山城、河内、摂津、和泉)の国境10ヶ所に疫神を祀って疫病を鎮めようとしました。多井畑厄除八幡宮は摂津と播磨国の国境に位置していた為、疫神が祀られました。このような由緒から日本最古の厄除けの霊地と伝わります。

平安時代には兵庫県神戸市須磨に配流された在原行平や、一ノ谷の戦いの際には源義経が祈願したと伝わります。江戸時代には歴代明石藩主の崇敬が篤かったと伝わります。

多井畑厄除八幡宮へのアクセス・駐車場

交通機関を利用

・山陽電鉄「山陽須磨駅」下車、「須磨駅前」バス停より北須磨団地行きバス乗車約14分(料金210円)、「多井畑厄神バス停」下車、多井畑厄除八幡宮まで180m、徒歩で約3分
・JR線「須磨駅」下車、「須磨駅前」バス停より北須磨団地行きバス乗車約14分(料金210円)、「多井畑厄神バス停」下車、多井畑厄除八幡宮まで180m、徒歩で約3分
・神戸市地下鉄「名谷駅」下車、柏台行きバス乗車約18分(料金210円)、「多井畑厄神バス停」下車、多井畑厄除八幡宮まで180m、徒歩で約3分

自動車を利用

・カーナビに多井畑厄除八幡宮の電話番号「078-741-0827」を入力

駐車場

多井畑厄除八幡宮には普通自動車が300台収容可能な無料駐車場があります。
駐車場は広く駐車しやすく、午後に訪れた際は混雑もなくすぐに駐車できました。
駐車場の利用時間は午前9時から午後4時までとなっていますのでご注意ください。
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多井畑厄除八幡宮の参拝と見どころ

多井畑厄除八幡宮の参拝開始

多井畑厄除八幡宮の社殿は小高い丘の上にあります。
入口には立派な鳥居と社碑が見え、鳥居の先の石段を上って境内へ進みます。
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鳥居には「厄除八幡宮」の扁額がかかっています。
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日本最古の厄除の霊地

結構傾斜がある石段を上っていきます。傾斜はありますが石段は整備されているので歩きやすいです。石段途中には「日本最古の厄除の霊地」の看板がかかっています。
神護景雲4年(770年)に疫病が大流行した際、疫神を祀り疫病を鎮めようとしました。このような由緒から日本最古の厄除けの霊地と呼ばれています。
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石段を上ると石造の鳥居が見えてきますのでくぐって奥へ進みます。
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1月18日~20日の3日間に行われる厄除大祭

社殿前の石段の前に手水舎があります。年末に訪れましたが出店の準備が進められており、年始は大変な賑わいを見せます。駐車場も1月中は臨時駐車場が設けられます。
特に毎年1月18から20日の3日間に行われる厄除大祭では厄除け・病気平癒・所願成就を求める参拝者によって境内は活気に溢れます。

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手水舎で心身を清めて参拝へ進みます。
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石段の前では一対の狛犬が境内を悪い気から守っていました。

平安時代には在原行平や源義経が参拝

石段を上ると正面に昭和2年(1927年)に建立された立派な拝殿があります。
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拝殿の先に本殿があります。しっかりこちらで参拝をして先に進みます。
平安時代には歌人の在原行平や、一ノ谷の戦いの際に源義経が参拝したと伝わります。
多くの奉納品より今も篤い崇敬を集めていることがわかります。
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左奥にある本殿は周りを塀に囲まれている為、全景を見ることはできませんが、拝殿より一段上がった場所に銅板葺きの立派な屋根を確認することができます。
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拝殿の西側には摂社の高良社、稲荷社が並びます。
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災いや穢れを流す「ひながた」の方法・料金

拝殿の西側の高良社横の石段を上ると「ひながた」の受付があります。
初穂料200円を納めて、自分の身代わりになるひながたに名前と数え年を記入し、参拝順路に沿って先に進みます。

古くは平安時代から紙で人の形をしたもの(ひながた)を作り、災いや穢れを移して流す行事が行われていました。

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疫神祭塚の前にひながたを浮かべる水盤があります。
こちらでひながたをそっと浮かべて一年の無病息災を祈願します。
※ひながたの上にはお金を置かないように注意しましょう
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疫神祭塚では神護景雲4年(770年)に疫病が大流行した時から祭祀が行われていたと考えられ、そこで行うひながたの厄除け・厄払いのご利益を求めて多くの参拝者が訪れます。
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厄祓い方法・料金・所要時間

疫神祭塚から参拝順路の沿って進むと社務所へ着きます。
社務所近くで厄祓い御祈祷)の申し込みができます。御祈祷料は7,000円毎日午前10時から午後4時の間で行われており、予約も不要です。所要時間は待ち時間を含めて1時間程度です。
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お守り

日本最古で最強の厄除け神社として有名ですので多数の厄除けお守りがあります。
おすすめは初穂料700円の「多井畑厄除八幡宮」の御守りです。
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御朱印・オリジナル御朱印帳

御朱印は境内の社務所で頂くことが可能で、初穂料は500円となっています。
限定粗品付きで御朱印帳カバーやクリアファイル等から選ぶことができます。
オリジナル御朱印帳も1,500円でありました。
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「厄除八幡宮」「播磨國厄除之霊地」と押印された御朱印でした。
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おわりに

多井畑厄除八幡宮所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約40分でした。
厄祓いやひながたを行う場合、所要時間は2時間位と考えておいた方が良いと思います。
参拝してみて、立派な社殿群や古来に厄払いが行われた疫神祭塚が残っている素敵な神社でした。
見どころいっぱいの多井畑厄除八幡宮に是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。

多井畑厄除八幡宮
住所 神戸市須磨区多井畑字宮脇一番地
電話番号 078-741-0827
営業時間 午前9時~午後5時
定休日 年中無休
拝観料 無料
アクセス ■交通機関を利用
・山陽電鉄「山陽須磨駅」下車、「須磨駅前」バス停より北須磨団地行きバス乗車約14分(料金210円)、「多井畑厄神バス停」下車、多井畑厄除八幡宮まで180m、徒歩で約3分
・JR線「須磨駅」下車、「須磨駅前」バス停より北須磨団地行きバス乗車約14分(料金210円)、「多井畑厄神バス停」下車、多井畑厄除八幡宮まで180m、徒歩で約3分
・神戸市地下鉄「名谷駅」下車、柏台行きバス乗車約18分(料金210円)、「多井畑厄神バス停」下車、多井畑厄除八幡宮まで180m、徒歩で約3分
■自動車を利用
・カーナビに多井畑厄除八幡宮の電話番号「078-741-0827」を入力
駐車場 普通自動車が300台収容駐車できる無料駐車場あり