2018年12月1日(土)に兵庫県神戸市北区有馬町にある紅葉としだれ桜の名所である善福寺に行ってきました。
阪急バスターミナル前の石段を上ったところに境内があり有馬温泉街の中心地に位置します。
善福寺の創建は奈良時代の神亀4年(727年)、僧の行基によって創建されたのが始まりと伝わります。建久2年(1191年)、僧の仁西によって再興されました。
山号は光徳山、宗派は曹洞宗、ご本尊は源満仲の持仏阿弥陀如来になります。
安土桃山時代、豊臣秀吉は有馬温泉に何度も訪れ、善福寺は湯山代官に任じられました。
鎌倉時代に作られた木造聖徳太子像は国の重要文化財に指定されています。
紅葉のシーズンに善福寺に参拝してきましたので、善福寺の紅葉の見頃や見どころ、アクセスをわかりやすくご紹介したいと思います。
善福寺へのアクセス・駐車場
交通機関を利用
・神戸電鉄有馬線「有馬温泉駅」下車、善福寺まで約260m、徒歩で約4分
自動車を利用
・カーナビに善福寺の住所「兵庫県神戸市北区有馬町」を入力し検索
駐車場
善福寺に駐車場はありません。有馬温泉周辺のパーキングを利用します。
善福寺の参拝と見どころ
善福寺の参拝開始
善福寺は阪急バスバスターミナル前の石段を上った先にあります。
12月1日に参拝した時は散紅葉で門や参道に紅葉のじゅうたんを作っていました。
参拝中、紅葉がはらはらと散って舞い、散紅葉も風情があって良いと思います。
紅葉の見頃は11月上旬から下旬
紅葉の見頃は11月上旬から下旬ですが、12月1日時点でも色鮮やかな紅葉もまだ多くみられました。
境内からの紅葉の景色です。結構紅葉が残っており境内を真っ赤に染め上げていました。
善福寺では毎年11月2日に有馬大茶会の献茶式が行われています。
江戸時代建立の本堂
善福寺の本堂は江戸時代の宝暦7年(1757年)に建立されたもので、神戸市の歴史的建造物に指定されています。
本堂には源満仲の持仏阿弥陀如来が安置されています。
糸桜と呼ばれるしだれ桜
本堂の側には樹齢約250年の「糸桜」と呼ばれる一重の花びらのしだれ桜があり、桜は神戸市の銘木に指定されています。
春なると桜は美しく咲き誇り、毎年4月には「桜祭り」が行われています。
有馬温泉、善福寺。樹齢280年、しだれ桜よ。古い木のさくらは匂い立つよう。今年も会えた。 pic.twitter.com/mt1ECtTpzw
— 月の晩にひらくアンデルの手帖@writer (@k_anderu) April 7, 2019
おわりに
善福寺の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約15分でした。
善福寺は有馬温泉駅や阪急バスターミナル近くの有馬温泉の中心地にあります。
12月1日に訪れた時は紅葉は散紅葉で、境内に紅葉のじゅうたんができていましたがはらはら落ちる紅葉は風情があって素敵でした。
見どころいっぱいの善福寺にぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
善福寺 | |
住所 | 兵庫県神戸市北区有馬町1645 |
拝観料 | 無料 |
アクセス | ■交通機関を利用 ・神戸電鉄有馬線「有馬温泉駅」下車、善福寺まで約260m、徒歩で約4分 ■自動車を利用 ・カーナビに善福寺の住所「兵庫県神戸市北区有馬町」を入力し検索 |
駐車場 | 駐車場なし |
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