2016年2月26日(金)に東京都目黒区の蟠龍寺(ばんりゅうじ)にいってきました。
目黒の蟠龍寺は、目黒行人坂付近にあった称明院を、宝永6年(1709年)に増上寺の霊雲上人が浄土宗の戒律を復興する為に現在の場所へ移して、霊雲山蟠龍寺と改名再建されました。
本堂には、都文化財の本尊阿弥陀如来像、善光寺如来像が安置されています。
本堂の横には祠があり、山手七福神の石仏の弁財天があります。
境内の池の前のお堂には木造の弁財天が祀ってあり、池の奥には「おしろい地蔵」の異名を持つお地蔵様がおられます。
アクセスと見どころ、所要時間
アクセスは、JR山手線・目黒駅西口出口から徒歩約12分(約1km)で到着します。
見どころとしては都文化財の本尊阿弥陀如来像、山手七福神の石仏の弁財天、池の奥にいる「おしろい地蔵」が見どころとなっています。
おしろい地蔵は江戸時代より美人になるご利益で有名で、おしろいに縁のある歌舞伎役者なども信仰していました。
今回ゆっくり参拝と境内を散策して、所要時間の合計は約30分でした。
蟠龍寺到着
JR山手線・目黒駅西口から蟠龍寺の交差点までまっすぐ歩いて約12分で到着です。
蟠龍寺は山手通りに面して建っており、入り口は少しわかりにくいかもしれません。
場所は大鳥神社の近くで、入り口には山手七福神の看板がありますので、そちらを目印に探すとよいかもしれません。
お地蔵様の左に見える、「不許辛肉酒(しんにくしゅ)入山門」の結界石が律院(戒律を厳守する寺)の名残を今に伝えています。
階段を上って奥へ進むと本堂が見えてきます。
境内は綺麗に手入れが行き届いていて、花も美しかったです。
こちらが本堂で、江戸時代に移築されたものになります。
本堂には、都の指定文化財の本尊阿弥陀如来像がおられます。
本堂前でお寺の方にお声がけしてから参拝させていただきます。
本堂の横には小道になっており、岩窟には山手七福神の石仏の弁財天がおられます。
岩窟は奥行き、高さ共に約2メートル位で、独特の雰囲気がありました。
弁財天は金運アップのご利益がありますので、しっかり参拝してきました!
境内の池の前のお堂で、木造の弁財天がおられます。
お堂の裏にはお地蔵様がおられました。
享保との文字が読めることから1700年代前半に作られたものだと思われます。
とても穏やかな顔をされているのが印象的でした。
本堂からお堂を通り過ぎたところに「おしろい地蔵」の異名で有名なお地蔵様がおられます。
「おしろい地蔵」は、江戸時代には歌舞伎役者から厚い信仰を集めていました。
美人になるご利益があり、現在は女性から美人祈願のパワースポットして有名です。
ご利益に授かるためには、まずお地蔵さまにおしろいを塗り、残りを自分の顔につけて祈願すれば美人になるご利益を得られるといわれています。
参拝時もおしろい地蔵の顔にはおしろいがかなり塗られていました!
おわりに
蟠龍寺はJR目黒駅西口から約12分でこれるお寺で、美人になれるご利益のある「おしろい地蔵」は必見です。
蟠龍寺の池やお庭も綺麗に管理されて美しく、本堂や、本堂横の岩窟の山手七福神の弁財天も見ごたえがありました。
色々なご利益がある蟠龍寺に是非参拝してみてはいかがでしょうか。
場所 | 東京都目黒区下目黒3-4-4 |
電話 | 03-3712-6559 |
拝観料 | 境内無料 |
拝観日 | 無休 |
交通 | JR山手線・目黒駅西口から 徒歩約12分 |
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