東京都目黒区 目黒不動尊 瀧泉寺(りゅうせんじ)

2015年12月6日に東京都目黒区下目黒にある瀧泉寺(りゅうせんじ)に行ってきました。
瀧泉寺五百羅漢寺の隣にあります。

通称目黒不動尊とも呼ばれている瀧泉寺の見所は、悪いところに水をかけると治るをされている水かけ不動明王や、さつまいもの先生として有名な青木昆陽の墓(国指定史跡)、1683年作の銅造大日如来坐像(目黒区指定文化財)が見所です。

都会の真ん中にあるのに緑豊かで、水が流れ、静寂につつまれており、強力なパワースポットとしても有名です。

目黒区下目黒瀧泉寺までは、東急目黒線不動前下車徒歩約15分、JR・東急目黒線目黒駅下車、徒歩約20分で行くことができます。

瀧泉寺(目黒不動尊)の概要

瀧泉寺は808年に円仁が不動明王を安置して創建したと伝わっています。
江戸時代には徳川三代将軍家光の可愛がっていた鷹が行方不明になり、不動の僧に祈らせたところ無事に帰ってきたことから家光は不動を信仰したそうです。
それ以来、幕府の保護により、参詣者がますます増え、門前町もできて大変栄えたそうです。

寺伝では、808年(大同3年)円仁が下野国から比叡山に赴く途中に不動明王を安置して創建したという。東国には円仁開基の伝承をもつ寺院が多く、本寺の草創縁起もどこまで史実を伝えるものか不明である。860年(貞観2年)清和天皇より「泰叡」の勅額を下賜され、山号を泰叡山とした。1615年(元和1年)本堂が火災で焼失した。1630年(寛永7年)寛永寺の子院・護国院の末寺となり、天海大僧正の弟子・生順大僧正が兼務するようになった時、徳川家光の庇護を受けて、1634年(寛永11年)50棟余におよぶ伽藍が復興し、「目黒御殿」と称されるほど華麗を極めた。1812年(文化9年)「江戸の三富」と呼ばれた「富くじ」が行われた(他は湯島天満宮、谷中感応寺)。富くじ興行は1842年(天保13年)天保の改革により中止となった。寺名の由来となった、境内の独鈷の滝(とっこのたき)を浴びると病気が治癒するとの信仰があった。江戸時代には一般庶民の行楽地として親しまれ、江戸名所図会にも描かれている。また、落語の目黒のさんまは、この近辺にあった参詣者の休息のための茶屋(爺が茶屋)が舞台だとされる。
江戸時代には大いに栄え、門前町が発達したが門前町の名物として当時目黒の名産品であった竹の子を使った竹の子飯と棒状に伸ばした練飴(白玉飴)を包丁でトントン切っていく目黒飴が人気であった。また、餅花という細い竹にしんこ餅を付けた物や粟餅などもあったという。江戸名所図会にはこの目黒飴屋の風景が載っていて、図会に載っている絵では従業員が10人近くみられる大店であったことがうかがえる。
(Wikipediaより引用)

 

目黒不動尊 瀧泉寺の仁王門です。
朱塗りの門で、後ろに見える銀杏の黄色によく映えていました。

目黒不動尊1

仁王門を過ぎると鷹居の松がみえ、大本堂へ続く階段が見えます。
こちらの階段はけっこう急ですので注意が必要です。
左手前方には水かけ不動がおられます。
12月6日時点で目黒不動尊では初詣の準備が着々と進んでいました。

目黒不動尊2

水かけ不動です。
水かけ不動の後ろでは、龍の口からたえず水がでています。
身代わりで瀧泉に打たれてくださるお不動さまで、合掌礼拝して自分の悪いところと同じところにお不動様にお水をかけると治るといわれています。

目黒不動尊4

お賽銭をいれて、しっかり合掌礼拝してきました。

目黒不動尊3

青木昆陽の碑です。
徳川八代将軍徳川吉宗の命で、飢饉対策の為、甘藷(現在のサツマイモ)の試作しました。
この結果、天明の大飢饉では多くの人々の命を救った人物と評価されています。

目黒不動尊14

大本堂です。
大規模な仏堂で天井には日本画家、川端龍子の「波涛龍図」が描かれています。

目黒不動尊5

大本堂も新年にむけて準備が着々と進んでいました。
大本堂の階段を登ると、左右どちらからでも本堂の裏にまわることができます。
本堂の裏には1683年作の銅造大日如来坐像があります。

目黒不動尊6

1683年作の銅造大日如来坐像です。
普通に本堂ではなく裏手にあるのに驚きました!
大日如来坐像正面から右の方へ向かうと瀧泉寺墓地があり、さつまいもで有名青木昆陽先生の墓がありました。

目黒不動尊7

目黒不動尊では縁結びや合格絵馬など売っていました。
初詣には購入が困難になりそうですね!

目黒不動尊9

その他、身代わり守りも水かけ不動があることから効果が高そうですね!

目黒不動尊8

縁結びにパワーを発揮する愛染明王です。
縁結び絵馬は必須ですので、先に購入して下さい!

目黒不動尊10

目黒不動尊13

方法ですが、以下の手順で行います。

1.愛染明王の台座前で、絵馬を両手にはさみ、胸元で合掌する。
2.男 右側より反時計回りに心静めてまわる
      女 左側より時計回りに心静めてまわる
3.愛染明王の前に戻ったら、一礼をする
      絵馬かけに絵馬を奉納する

より願いをかなえたい方は履物を脱いで、大地をしっかり踏みしめてまわると効果がアップするそうですよ!

目黒不動尊12

目黒不動尊は強力なパワースポットで、恋愛を成就させたい、また自分の体の状態を向上させたい人は訪れて見てください。
水かけ不動愛染明王には是非会ってみてください!
都会とは思えないほど静寂で、大きなお寺で、身も心もリフレッシュできると思います。
また、目黒不動尊参道にはとても有名な鰻屋さん、八っ目やにしむら目黒店があります。
お時間がある方はこちらもおすすめです!

場所 東京都目黒区下目黒三丁目20番26号
電話番号 03-3712-7549
交通 JR線・東急目黒線目黒駅下車、徒歩約20分
東急目黒線不動前下車徒歩約15分

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