2023年5月20日(土)に神奈川県相模原市南区上鶴間本町にありJR町田駅近くに鎮座する鹿島神社に行ってきました。
鹿島神社の創建は不詳ですが鎌倉時代の建久年間(1190年~1199年)、源頼朝が鶴舞の里(鶴間)に鶴舞神社(今の浅間神社)を創建した頃に鹿島神宮より御祭神の武甕槌命を勧請して高座川(今の境川)付近に創建されました。
江戸時代の享和元年(1801年)、現在地に遷座されました。大正12年(1923年)の関東大震災で旧社殿が大破しますが、昭和2年(1927年)に社殿が造営され現在に至ります。
今回鹿島神社に参拝してきましたので見どころや御朱印、ご利益、アクセス・駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。
鹿島神社へのアクセス・駐車場
交通機関を利用
・JR横浜線「町田駅」下車、南口より鹿島神社まで450m、徒歩で約5分
・小田急線「町田駅」下車、鹿島神社まで750m、徒歩で約9分
自動車を利用
・カーナビに鹿島神社の住所「神奈川県相模原市南区上鶴間本町3-7-11」を入力し検索
駐車場
鹿島神社には参拝者専用駐車場はありませんので近隣のパーキングを利用します。
鹿島神社の参拝と見どころ
一の鳥居
鹿島神社の入口の一の鳥居を潜って境内に進みます。鳥居の近くには「村社 鹿島神社」の社号碑があります。明治4年(1872年)以降は無格社でしたが、昭和8年(1933年)に村社に昇格しました。
鳥居に掛かる扁額には「鹿島神社」と書かれており、扁額の縁は見事な彫刻が施されています。
二の鳥居
参道を直進すると木造の二の鳥居があります。二の鳥居は厳島神社等で見られる両部鳥居となっています。
鳥居を潜って右側にある手水舎でしっかりと心身を清めて参拝へ進みます。立派な手水舎は昭和50年(1975年)に建立されました。
手水舎から参道を直進して石段を上ると社殿です。境内は綺麗に整備・維持されており心地の良い神域です。町田駅の近くにこれほど大きな敷地を持つ神社があることに驚きました。
石段を上ったところには狛犬一対が鎮座し、社殿を悪い気から守っています。
阿の狛犬(雄)は鞠を、吽の狛犬(雌)は子供を持っています。鞠は財力を、子供は子宝を表しています。
社殿・御祭神・ご利益
社殿(拝殿・本殿)は昭和2年(1927年)に建立され、昭和8年(1933年)に屋根が銅板葺屋根に改修されました。
拝殿には立派な注連縄が掛けられ、木鼻には見事な獅子と獏、中央には龍の彫刻が施されています。
本殿には鹿島神宮と同じ御祭神の武甕槌命がお祀りされており、ご利益は勝運向上・産業発展・武芸向上・国家鎮護・厄除等で知られています。御祭神が男神ですので屋上の千木は先端を垂直に切り落とした外削ぎとなっています。
縁結びのパワースポット「夫婦椿」
拝殿の前には縁結びのパワースポット「夫婦椿」があります。初代の「夫婦椿」は風雨により腐食が進行し伐採され、現在の「夫婦椿」は2代目になります。
大自在天満宮
本殿の左に鎮座するのは「大自在天満宮」で、鹿島神社が現在地に遷座する前から鎮座していたと伝わります。社殿に社紋の梅鉢紋が見られ、学業成就や試験合格のご利益があります。
宝蔵庫
拝殿の右の建物は宝蔵庫で、立派な彫刻が随所に見られます。
御朱印
御朱印は拝殿近くの社務所で頂くことが可能です。ただし御朱印が頂けるのは毎月1日、15日の午前9時から午後3時までとなっています、ご注意下さい。
ついでにさっき参拝してきた町田駅前の鹿島神社。
近所だといつでも行けるの精神で行かなくなります。 pic.twitter.com/CQvtkjWwUO— 弓悦箕 (@stamp_of_scarle) September 15, 2020
おわりに
鹿島神社の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約15分でした。町田駅近くにあるにも関わらず鹿島神社に広大な境内があり、一の鳥居から社殿まで見事な参道があり驚きました。鳥居や手水舎、社殿等は綺麗に整備・維持されており、参拝中も途切れることなく参拝者が訪れており崇敬を集めていることを感じました。拝殿の前には縁結びのパワースポット「夫婦椿」もあります。見どころいっぱいの鹿島神社に是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。
鹿島神社 | |
住所 | 神奈川県相模原市南区上鶴間本町3-7-11 |
営業時間 | 終日可能 |
定休日 | 年中無休 |
拝観料 | 無料 |
アクセス | ■交通機関を利用 ・JR横浜線「町田駅」下車、南口より鹿島神社まで450m、徒歩で約5分 ・小田急線「町田駅」下車、鹿島神社まで750m、徒歩で約9分 ■自動車を利用 ・カーナビに鹿島神社の住所「神奈川県相模原市南区上鶴間本町3-7-11」を入力し検索 |
駐車場 | 駐車場なし、近隣のパーキングを利用 |