2022年9月24日(土)に富山県高岡市太田雨晴にある雨晴海岸に行ってきました。雨晴海岸からは美しい海と女岩、標高3,000m級の山々が連なる立山連峰を一度に見れる絶景スポットで「日本の渚百選」にも認定されています。
奈良時代の歌人で『万葉集』を編纂した大伴家持はこの景色をこよなく愛し多くの歌を残しています。源義経も奥州へ落ちのびる途中にこの地に立ち寄っています。その際、にわか雨が過ぎ晴れるのを待ったと伝わる「義経岩」が残っており、地名「雨晴」の由来にもなりました。
江戸時代には松尾芭蕉が女岩と義経岩を『おくのほそ道』で詠んだことで知られています。
今回実際に雨晴海岸に行ってスマートフォンのカメラで撮影してきましたので、見頃、おすすめ時間帯、混雑状況、所要時間、アクセス、無料駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。
アクセス
交通機関を利用
・JR氷見線「雨晴駅」下車、雨晴海岸まで400m、徒歩で約5分
自動車を利用
・カーナビに「道の駅 雨晴(雨晴海岸まで20m)」の電話番号「0766-53-5661」を入力
駐車場
「道の駅 雨晴」の無料駐車場を利用します。駐車場は「西駐車場」「東駐車場」「第2駐車場」の3ヶ所あります。「道の駅 雨晴」の両サイドに「西駐車場」「東駐車場」があります。
午後4時30分頃の「西駐車場」です。ほぼ満車です。
午前6時30分頃の「東駐車場」です、こちらもほぼ満車です。
午後4時30分頃の「第2駐車場」です。こちらの駐車場は早朝も夕方も混んでおらずいつでも駐車可能でした。雨晴海岸まで100m、徒歩ですぐのところにあるので「第2駐車場」をおすすめします!
見頃の時期
雨晴海岸はどの季節でも絶景を見ることが出来ますが、ポスターや写真で度々紹介されている女岩と立山連峰を撮影するのは3月~5月がおすすめです。11月~2月も立山連峰が雪化粧をしている素敵な写真が撮れる見頃の時期ですが雪の日が多く滞在期間が短いと中々難しいです。また大気が冷え込み海水温の差によって生じる気嵐と呼ばれる絶景もこの季節に見れます。気嵐は早朝に発生する為、日の出前から待機する必要があります。
今回は9月に訪れましたが運よく快晴で女岩と立山連峰から昇る朝日を撮ることが出来ました♪
日中の雨晴海岸は一面ブルーで美しいですね♪女岩は綺麗に撮影できますが立山連峰は見えません。
夕方の雨晴海岸は色のコントラストが見事で浮世絵のよう♪こちらも女岩は綺麗に撮影できますが立山連峰は見えません。
おすすめの時間帯
雨晴海岸を撮影するおすすめの時間帯は朝日が昇るまでと順光となる昼〜午後がおすすめです。
雨晴海岸の混雑状況
夕方
午後4時30分から5時の雨晴海岸の混雑状況です。思ったより人が多く混雑していることに驚きましたが、何枚か撮影してすぐ移動していたので自分の好きなスポットから撮影できます。
早朝
午前5時40分頃ですが夕方と同じくらい混雑しています。夕方と異なるのは三脚を利用して撮影する方が多いので自分の好きなスポットで撮影できないことがあります。自分の好きなスポットから撮影したい方は遅くても5時前には雨晴海岸に行った方が良いと思います。
雨晴海岸その他スポット
「道の駅 雨晴」
「道の駅 雨晴」には大きなお土産があります。かわいい小物、スイーツ、魚介類、お酒まで数多くの商品が並んでいますよ♪
カフェも入っており、眼前には雨晴海岸が広がっています♪
展望台もあり、そこからは電車と女岩、天気がよければ立山連峰も見えます。線路を渡ったところの岩は義経岩(義経社)です。
義経岩
立派な松が生い茂る義経岩には義経社が建てられています。
平安時代の文治3年、源義経が奥州へ下る途中にこの地を通りかかりました。その時に雨に降られ、この岩の下で家臣達と晴れるまで雨宿りしたと伝わります。その逸話から「雨晴海岸」と名づけられました。
所要時間
雨晴海岸の所要時間ですが、ゆっくり義経岩を見学して写真撮影した場合で約30分でした。「道の駅 雨晴」でお土産を買ったりカフェで絶景を楽しんだりすると1時間~1時間30分位だと思います。
おわりに
雨晴海岸を見学してみてスマートフォンで写真撮影するならカメラの性能上、雨晴海岸からの撮影がベストだと思います。おすすめの撮影時期は11月~5月ですが、11月~2月は雪の日が多いので3月~5月が絶景を撮影しやすいです。おすすめの撮影時間帯は日の出までと夕方です。雨晴海岸の駐車場である「道の駅 雨晴」の「西駐車場」「東駐車場」はほとんど満車で、常に空いていた「第2駐車場」の利用をおすすめします。「道の駅 雨晴」では買い物やカフェを、義経岩では歴史のロマンを楽しめます。見どころいっぱいの雨晴海岸に是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。
雨晴海岸 | |
住所 | 富山県高岡市太田雨晴 |
電話番号 | 0766-53-5661(道の駅 雨晴) |
営業時間 | 終日可能 |
定休日 | 年中無休 |
拝観料 | 無料 |
アクセス | ■交通機関を利用 ・JR氷見線「雨晴駅」下車、雨晴海岸まで400m、徒歩で約5分 ■自動車を利用 ・カーナビに「道の駅 雨晴(雨晴海岸まで20m)」の電話番号「0766-53-5661」を入力 |
駐車場 | 「道の駅 雨晴」に「西駐車場」「東駐車場」「第2駐車場」の無料駐車場3カ所あり |