【富山県】高岡市周辺のおすすめ観光スポット11選!実際に観光して良かった場所を厳選してご紹介

雨晴海岸11
富山県高岡市は加賀藩2代目藩主・前田利長公によって築かれた町で、日本3大仏の「高岡大仏」や源義経が立ち寄った伝説が残る「雨晴海岸」、藤子・F・不二雄先生が生まれ育った場所であることからドラえもんゆかりの場所としても知られています。

今回高岡市を実際に観光してきましたのでその中でもおすすめできる観光スポット11選を厳選してご紹介したいと思います。

高岡市周辺の観光スポット11選

絶景スポット!雨晴海岸

雨晴海岸は富山県高岡市太田雨晴にある美しい海と女岩、標高3,000m級の山々が連なる立山連峰を一度に見れる絶景スポットです。奈良時代の歌人で『万葉集』を編纂した大伴家持はこの景色をこよなく愛し多くの歌を残しています。源義経も奥州へ落ちのびる途中にこの地に立ち寄り、今も残る「義経岩」でにわか雨が過ぎ晴れるのを待った伝説が「雨晴」の由来となりました。

雨晴海岸16

高岡のランドマーク!高岡大仏

高岡大仏は富山県高岡市大手町にあり、奈良大仏鎌倉大仏と共に日本三大仏に数えられています。当初は木造で大仏が造られていましたが火災で何度も焼失した為、現在の高岡大仏は高岡銅器で知られる高岡の職人によって昭和8年(1933年)に青銅製で火に強い大仏が造立されました。総高は15.85m、像高は7.43mにもなる大仏は高岡のランドマークとなっています。

高岡大仏8

幻の城!高岡城跡

高岡城は富山県高岡市古城にある加賀前田家2代当主・前田利長公によって築城された平城で、慶長20年(1615年)に発布された一国一城令でわずか6年で廃城となった為幻の城ともいわれます。廃城後も加賀前田家3代当主・前田利常公は水堀を埋め立てず城跡に米蔵や塩蔵等を置いて城の価値を守った為、城を構成する本丸や郭、水堀や石垣が築城時のまま残っており見どころとなっています。

高岡城24

越中国一之宮!射水神社

射水神社は富山県高岡市古城の高岡古城公園の中心部にある越中国一之宮です。創建は不詳ですが奈良時代頃に二上山を御神体としてお祀りしたのが起源といわれています。平安時代に編纂された『延喜式』神名帳にも記載が見られる古社です。境内にある御神木はハート形の空洞があることから縁結びのパワースポットしても人気があります。

射水神社7

高岡市のパワースポット!高岡関野神社

高岡関野神社は富山県高岡市末広町にある前田利長公をお祀りしている神社です。創建当初は熊野宮と称していましたが、後に加久彌神社(神明社)、関野神社(熊野社)、高岡神社(稲荷社)の3社が同一の境内に祀られるようになりました。数多くの御祭神が鎮座していることから高岡市のパワースポットとなっており、毎年5月1日に行われる例祭「高岡御車山祭」が有名です。

高岡関野神社8

国宝や重文が多数!瑞龍寺

瑞龍寺は富山県高岡市関本町にある数多くの国宝重要文化財があることで有名な寺院です。加賀2代藩主・前田利長公の菩提を弔うため3代藩主・利常公によって慶長19年(1614年)に創建されました。総門から山門までの白砂や、山門から仏殿へ至る緑の芝生と計算された伽藍配置とのコントラストが美しく感動します。

端龍寺12

高岡市 藤子・F・不二雄 ふるさとギャラリー

藤子・F・不二雄 ふるさとギャラリーは富山県高岡市中川1-1-30 高岡市美術館2Fにあります。開館時間は午前9時30分~午後5時までで、入館料は 一般・大学生(500円)、高校生・中学生(300円)、小学生・幼児(200円)で藤子・F・不二雄の漫画の原点やおもしろさにふれることができます。ここでしか販売されていないオリジナルグッズもありますよ♪
藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー

高岡おとぎの森公園

高岡おとぎの森公園は富山県高岡市佐野にある公園で、四季折々の緑や花、広々とした芝生広場があり子供から大人まで遊べる公園です。中でも人気のスポットはアニメの世界観を忠実に再現したドラえもんの広場です。おなじみのキャラクターが今にも動き出しそうで、人気の撮影スポットとなっています。
高岡おとぎの森

ドラえもんの散歩道(ウイング・ウイング高岡)

ドラえもんの散歩道は富山県高岡市末広町のウイング・ウイング高岡広場にあります。散歩道は約10m、ドラえもんや仲間のキャラクター6人が2体ずつ計12体設置されています。いきいきとしたキャラクターは見ているだけで元気をもらえますよ♪


国宝・勝興寺

勝興寺しょうこうじは富山県高岡市伏木古国府にある浄土真宗本願寺派の寺院で2022年12月に本堂大広間及び式台国宝に指定されました。蓮如上人が開いた「土山御坊」が始まりで、戦国時代は越中一向一揆の中心勢力となりました。国宝の本堂は寛政7年(1795年)に建立され、間口39.3m、奥行き37.4m、高さ23.5mで国宝・重要文化財の中で全国9番目と規模を誇ります。


越中国一宮・気多神社

気多けた神社は富山県高岡市伏木一宮にある神社で越中国一宮です。創建は養老2年(718年)と伝わる古社で御祭神には大己貴命おおなむちのみこと奴奈加波比売命ぬなかわひめのみことをお祀りしています。境内地の一角には国府や国分寺が存在したと伝わり、『万葉集』を編纂した大伴家持も越中赴任中に参拝したと考えられています。境内には大伴家持を祀る大伴神社も鎮座しています。


おわりに

富山県高岡市周辺の観光スポットをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。今回ご紹介した観光スポットはレンタカーを利用すると1泊2日で全て観光することができます。絶景の雨晴海岸や伽藍配置が美しい瑞龍寺で感動し、高岡大仏の大きさにびっくりし、かわいいドラえもんや仲間たちに癒されました。またふらっと立ち寄った居酒屋の海鮮のおいしさにも驚きました。見どころいっぱいの富山県高岡市に是非一度観光に訪れてみてはいかがでしょうか。