【日本100名城第13番】高石垣と木造復元天守が見どころ「白河小峰城(しらかわこみねじょう)」!スタンプ設置場所や駐車場、所要時間をご紹介!

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2021年8月7日(土)に日本100名城スタンプラリー13番で、福島県白河市にある「白河小峰城(しらかわこみねじょう)」に行ってきました。
白河小峰城は東北3名城(盛岡城・白河小峰城・会津若松城)の一つにも数えられています。

白河小峰城は南北朝時代の興国元年・正平年間(1340~1369年)頃、結城親朝(ゆうきちかとも)が小峰ヶ岡に小峰城として築城したのが始まりと言われています。

寛永4年(1627年)に織田信長の重臣丹羽長秀の嫡子の丹羽長重(にわながしげが)初代白河藩主となり、幕府の命令により寛永6年(1629年)から城郭の大改築に着手し、4年の歳月をかけて寛永9年(1632年)に現代の総石垣の城郭となりました。

丹羽氏の後、松平(榊原)、本多、松平(奥平)、松平(結城)、松平(久松)、阿部の徳川譜代・親藩の7家21代の城主の居城となりました。

慶応4年(1868年)に戊辰戦争で奥羽越列藩同盟軍と新政府軍との戦いで落城、焼失しました。

本丸・二之丸を中心として公園として整備され、平成3年(1991年)には三重櫓、平成6年(1994年)には前御門が木造で復元されました。

白河小峰城は平城で、見どころ小峰城歴史館見事な石垣木造で復元された三重櫓前御門です。

日本100名城スタンプ「小峰城三重櫓」「小峰城歴史館」にあります。

白河小峰城をゆっくり見学した場合、所要時間は1時間30でした。

「白河小峰城」へのアクセス・駐車場

交通機関を利用

・JR東北本線「白河駅」から白河小峰城まで400m・徒歩約5分

自動車を利用

・カーナビに「小峰城歴史館 白河集古苑」の電話番号「0248-24-5050」を入力。

駐車場

白河小峰城には収容台数113台無料駐車場があります。
かなり広く、観光日は土曜日でしたが、写真の通りかなり空きがありました。
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日本100名城のスタンプ設置場所

日本100名城スタンプ「小峰城三重櫓」「小峰城歴史館」にあります。
今回は小峰城三重櫓一階でスタンプを押しました。
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「白河小峰城」の見学と見どころ

小峰城歴史館のVRシアターはおすすめ!

駐車場のすぐ側に小峰城歴史館があります。
歴史館は入館料大人300円で午前9時から見学可能で、白河小峰城は午前9時30分から見学可能です。
朝一から見学する場合は、歴史館へ行ってからお城へ向かうルートがおすすめです。
また歴史館には白河小峰城の貴重な資料が多数展示されていますが、おすすめはVRシアターです。
まるで当時のお城を散策しているような没入感があり、VRシアターを見てからお城を散策すると当時の景色が目の前に広がります!
日本100名城スタンプもこちらで押印することが可能です。
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歴史館からお城の方へ進むと見事な高石垣が見えてきます。
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見事な高石垣、御門、三重櫓

写真の場所がかつての二之丸、正面の門は清水門跡(しみずもんあと)です。
右側に見どころの木造で復元された三重櫓と御門があります。
東北では石垣造りのお城は珍しく、白河小峰城以外には会津若松城や盛岡城しかありません。
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清水門跡と珍しく美しい石垣「落し積み石垣」

三重櫓や御門への入り口となる清水門跡(しみずもんあと)午前9時30分に開門となります。
本丸の正面入口にあたり、二之丸と本丸をつなぐ重要な門です。
こちらではボランティアの方が丁寧に説明してくれました♪
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清水門跡から入ってまず目に入るのが、珍しい落し積み石垣です。
落し積みとは斜め積みのことで、石垣が渦を巻いているように見えます。
2011年の震災で崩落したそうですが、2015年に修復が完了しました。
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桜の門から本丸御殿跡へ

入り口から左に進むと桜の門跡から三重櫓へ進むルート、右に進むと御門から三重櫓へ進むルートになります。
今回は桜之門跡の順序で進みました。
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桜ノ門の石段を登ると広い場所に出ます。
こちらは本丸御殿跡で、かつて御本城御殿があり、藩主の居所と政庁を兼ねていました。
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美しい桜を咲かす「おとめ桜」

本丸御殿跡から三重櫓への石段を登ると目の前に「おとめ桜」と呼ばれる桜があります。
初代白河藩主の丹羽長重が小峰城の大改修を行った際、外堀の石垣が何度も崩れた為、人柱を立てることになりました。
たまたま父親を迎えに来た藩士和知平左ヱ門の娘「おとめ」が不運にも捕らえられ人柱にされました。
城の完成後、この娘を悼んで、城内に「おとめ桜」が植えられました。
初代の桜は戊辰戦争で焼失しましたが、現在二代目の桜が植えられ桜の花を咲かしています。
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木造で復元された三重櫓

おとめ桜の側に三重櫓があります。
木造で復元された高さ13m、三層三階の三重櫓で、白河小峰城の中心となる建物です。
現在、内部は1階のみ見学可能です。
入場は無料で、入り口付近に日本100名城スタンプがありますので押印しましょう!
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戊辰戦争の際、実際に打ち込まれた鉄砲玉の跡が残る柱があります。
三重櫓を復元する際、戊辰戦争の激戦地があった「稲荷山」の大木をしたところ多数の弾痕が見つかりました。
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三重櫓と御門が一緒に撮影できるおすすめの撮影スポット

三重櫓を見学後、御門を通り帰路につきました。
御門を通って少し階段を降りたところからの景色です。
白河小峰城で一番の撮影スポットだと思いますので写真撮影をおすすめします!
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おわりに

白河小峰城を訪れてみて、見事な高石垣や木造で復元された三重櫓や御門は当時の雰囲気が感じられてよかったです。
落し積み石垣やおとめ桜、三重櫓に残る戊辰戦争の跡も見ごたえがありました。
また、歴史館のVRシアターは素晴らしく、当時の景色が目の前に広がって感動しました。
最寄駅からも近く、車の場合も駐車場は広くて無料でアクセスしやすいお城だと思います。
ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

白河小峰城(しらかわこみねじょう)
住所 福島県白河市郭内
電話番号 0248-27-2310
スタンプ設置場所 小峰城歴史館、三重櫓内部
営業日 午前9時30分~午後5時(4月~10月)
午前9時30分~午後4時(11月~3月)
定休日 年末年始(12/29~1/3)
見学料金 三重櫓は無料
小峰城歴史館は大人300円、小中高生100円
アクセス ■公共機関の場合
JR東北本線「白河駅」から白河小峰城まで400m・徒歩約5分
■自動車の場合
カーナビに「小峰城歴史館 白河集古苑」の電話番号「0248-24-5050」を入力
駐車場 収容台数113台の無料駐車場あり