2018年4月13日(金)に大阪府堺市にある方違神社(ほうちがいじんじゃ)にいってきました。
地元では「ほうちがいさん」と呼ばれ親しまれている神社です。
方違神社は、方位の災いを除けてくれるご利益で有名で、全国から転勤・引越し・旅行者などが厄除のご利益を求め全国から参拝に訪れています。
方違神社の創建は、崇神天皇5年(紀元前90年)に崇神天皇が「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」をお祀りしたことが始まりと伝わっています。
文献によると朝廷武家の崇敬が厚く、仁徳天皇・孝徳天皇・弘法大師空海・平清盛・後鳥羽天皇・徳川家康等の名前を確認することができます。
方違神社の場所は、摂津・河内・和泉の三国の境に位置し、方位のない清地であると考えられてきました。
その為、古くから方位、地相、家相等、方災除の神として崇敬を集めてきました。
ご祭神は、「方違幸大神(かたたがえさちおおかみ)」「八十天万魂神(やそあまよろずたまのかみ)」「素盞嗚尊(すさのおのみこと)」「三筒男大神(みつつおのおおかみ)」「息気長足姫命(おきながたらしひめのみこと)」です。
ご利益は、方災除けのご利益があります。
方違神社の所要時間ですが、境内の参詣時間は約20分でした。
方違神社へのアクセス
電車でアクセス
・南海高野線「堺東駅」下車、約650メートル・徒歩約8分
・JR阪和線「堺市駅」下車、約1.2キロメートル・徒歩約15分
駐車場・料金情報
方違神社の駐車場は境内に約20台駐車可能な無料駐車場があります。
石鳥居すぐそばに10台弱程度、
社殿側に10台弱程度駐車可能なスペースがあります。
方違神社の見どころ
方違神社の見どころ・おすすめスポットは以下の通りになります。
・平成30年(2018年)に完成した「社殿」
・幻想的な雰囲気を感じる「境内社」
方違神社参拝
方違神社の表参道入り口です。
入口には畿内型の狛犬が境内を悪い気から守っています。
表参道の入口を境内から見たところです。
人が通る参道が左側、車の通り道が右側になっています。
右側に手水舎、参道の先にあるのが社殿になります。
社殿参拝前に手水舎でしっかり心身を清めます。
参道近くには藤棚があり、美しい花に心が癒されます。
境内からは「反正天皇陵古墳(はんぜいてんのうりょうこふん)」も見えます。
百舌鳥古墳群北端にある全長約148mの天皇陵の古墳です。
平成30年(2018年)に完成した「社殿」
方違神社は、平成22年(2010年)に創始2100年を迎えました。
その記念事業として伊勢神宮より古材を譲り受け社殿を竣工し、平成30年(2018年)に完成しました。
出来立ての美しい木造の社殿で、これから年月と共に木の色味が変わっていくのも楽しみですね♪
社殿左側より奥に進むとご神木があります。
楠木姫大神とご神木です。
ご神木は弱っているのでこれ以上は進めませんが、巨大なご神木が包み込んでくれるような温かい感じがします。
幻想的な雰囲気を感じる「境内社」
更に奥に進むと緑が豊かで伏見稲荷のような朱色の鳥居が並んでいる場所に出てきます。
まるで伏見稲荷に参拝に来ているようですね♪
奥に進むと境内社があります。
大年大明神・鈴山大明神・末次大明神がおられるお社があります。
こちらの雰囲気は幻想的で素敵な場所だと感じました。
大きさも年代もバラバラなお稲荷様が奥にいらっしゃいます。
なにか相談しているようにも見えますね♪
北参道入り口付近には神明社があります。
おわりに
方違神社に参拝してみて創建2100年以上の由緒ある神社で、全国から転勤・引越し・旅行等の厄除のご利益を求めて厚く崇敬されている神社でした。
堺市の都市部にこれほど心が落ち着ける神社があることに驚きました。
平成30年に完成した社殿は温かみの感じる美しい木造建築の社殿でした。
社殿奥の境内社は伏見稲荷を連想させるような幻想的な場所となっています。
歴史があり、とても心が落ち着ける方違神社に是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。
方違神社(ほうちがいじんじゃ) | |
場所 | 大阪府堺市堺区北三国ケ丘町2-2-1 |
電話 | 049-222-0859 |
休日 | 無休 |
拝観料 | 無料 |
参拝時間 | 午前9時~午後4時まで |
駐車場 | 無料駐車場あり。 |
交通 | ・南海高野線「堺東駅」下車、約650メートル・徒歩約8分 ・JR阪和線「堺市駅」下車、約1.2キロメートル・徒歩約15分 |