縁結びの神社で結婚式場としても人気！800年の歴史を誇る鶴羽根神社！見どころや駐車場、所要時間をご紹介します！

2021年7月10日（土）に広島県広島市東区にある創建800年の歴史があり、縁結びの神社で結婚式場としても人気があるな鶴羽根神社（つるはねじんしゃ）にいってきました。

創建は鎌倉時代の建久年間（1190～1191年）に、源頼政（みなもとのよりまさ）公の側室菖蒲前（あやめのまえ）のご遺言により元久年間（1204～1206年）にご祭神を勧請し、社殿を建立したのが始まりと伝わっています。
かつては椎木八幡宮と称されていました。

ご祭神は夫婦神として有名な「伊佐奈伎乃命（いざなぎのみこと）」と「伊佐奈美乃命（いざなみのみこと）」の妹背二柱と、「応神天皇（おうじんてんのう）」とその親「神功皇后（じんぐうこうごう）」と「仲哀天皇（ちゅうあいてんのう）」の八幡三神の5柱です。

ご利益は商売繁盛・病気平癒・家内安全・交通安全等様々ありますが、ご祭神のひとり神功皇后の縁結・子授・安産のご利益が有名で縁結びの神社として有名です。
また最近では結婚式場としても有名です。

広島駅から約9分のところにあるアクセスしやすい神社で、近くの広島東照宮や饒津神社ともに参拝してきましたので、見どころやアクセス、駐車場等をご紹介したいと思います。

鶴羽根神社の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約20分でした。

「鶴羽根神社」へのアクセス・駐車場

交通機関を利用

・JR線「広島駅」下車、鶴羽根神社まで900m・徒歩約11分

自動車を利用

・カーナビに鶴羽根神社の電話番号「082-261-0191」を入力

駐車場

鶴羽根神社横に有料駐車場（タイムズ二葉の里第３）があります。
収容台数は62台で午前8時～午後6時の料金は1時間220円になります。

「鶴羽根神社」の参拝と見どころ

広島駅から約11分歩くと鶴羽根神社の境内入口に到着します。
境内入口の石鳥居の前には2本の石柱がたっており、しめ縄がかけられています。

原爆を耐え抜いた石鳥居・そり橋・手水舎

昭和40年（1945年）8月の原爆によって社殿は焼失してしまいましたが、境内には被害を耐え抜いた建造物がいくつかあります。
石鳥居もそのひとつで、往時の姿を今に伝えています。

石畳のそり橋も原爆を耐えた建造物で、こちらを渡って境内へと進みます。
入口では狭く感じましたが境内は広く社殿までは少し歩きます。
境内は手入れが隅々まで行き届いていてとても気持ちのよい空間です。

手水舎は原爆の爆心地からは1,810mの位置にあたりますが、こちらも原爆に耐え抜いた建造物です。
しっかりと心身を清めて奥へと進みます。

手水舎の隣には諸芸能上達・知恵・弁財・財福のご利益がある弁財天様の石像があります。

社名の由来になった社殿背後の二葉山

鶴羽根神社の社名の由来は、背後右手の二葉山が鶴が羽を広げているように見えることから名づけらたと伝わります。
鳥居から双葉山まで直線の参道となっており、気持ちの良い風が通り抜けています。

境内社の椎木稲荷神社

境内には椎木稲荷神社（しいのきいなりじんじゃ）があります。
創建は不詳で、もとは「朝櫻神社」と古来の土地神様「地主大神」様を併せて鶴羽根神社の古社名である椎木稲荷神社と名付けられました。
商売繁盛や五穀豊穣のご利益があります。

昭和20年（1945年）8月の原爆により社殿は焼失しましたが現在は再建されています。
社殿には諸願成就にご利益がある金の願い鶴や、かわいいお守り等が授与所にあります。

参拝時はかなり暑かったですが、風鈴が涼しげな音を鳴らしていました。

おわりに

鶴羽根神社に参拝してみて、入口から想像できないほど境内は広い神社でした。
ご祭神の神功皇后のご神徳で縁結びの神社としても有名で、社殿背後の二葉山は鶴が羽を広げているようにみえることから鶴羽根神社と名付けられました。
境内にある石鳥居・そり橋・手水舎・狛犬は原爆を耐え抜き往時の姿を今に残しています。
入口の鳥居から社殿、二葉山までの参道は一色線で気持ちの良い風が通り抜け、境内は隅々まで手入れが行き届いているとても居心地のよい空間です。
真夏の中の参拝となりましたが、社殿の風鈴の涼しげな音や清々しい空間で暑さをそれほど感じませんでした。
鶴羽根神社近くには広島東照宮や饒津神社もありますので一緒に参拝してみてはいかがでしょうか。