根室に訪れたら必ず寄りたい観光スポット！日本最東端にあり一番早く朝日が見える「納沙布岬（のさっぷみさき）」

2018年8月23日（木）に北海道根室市にあり日本で最東端の岬「納沙布岬（のさっぷみさき）」に行ってきました。

納沙布岬は日本で一番早く朝日が見える岬で、初日の出の際には大晦日の夜から元旦にかけて様々なイベントが開催されます。
晴天の日には北方領土の島々が確認でき、岬に立つ灯台は明治5年（1872年）7月に北海道で初めて設置された洋式灯台で「北海道灯台発祥の地」となっています。
灯台以外にも、望郷の塔オーロラタワー、北方館、望郷の家等があり、観光スポットなっています。

気温は8月の平均気温が16.5℃と全国で一番低い場所となっており、冬になると納沙布岬には流氷が押し寄せてきます。

今回8月下旬に訪れましたが、服装や見どころ、駐車場などをご紹介します。

納沙布岬をゆっくり見学した場合、所要時間は30分でした。

納沙布岬の見どころ・おすすめ

納沙布岬の見どころ・おすすめは以下の通りとなっています。

・「望郷の塔オーロラタワー」からの景色
・「納沙布岬の碑」と北海道初の洋式灯台
・北方領土の歴史が学べる「北方館・望郷の家」

納沙布岬へのアクセス

交通機関を利用した場合

・中標津空港（空港連絡バス利用・1,880円※）→約2時間→JR根室駅下車→JR根室駅前ターミナル（根室交通 [納沙布線] 納沙布岬行バス利用・1,070円）→約50分→納沙布岬下車すぐ
※往復割引乗車券有（3,390円）

車を利用した場合

・JR根室駅から23km・車で約30分
・中標津空港から104km・車で約2時間
車で行く場合はカーナビにMAPCODE「952 158 824*17」と入力して下さい。

納沙布岬の駐車場

納沙布岬には売店の前に車が約15台駐車可能な無料駐車場があります。
駐車場は広くて半分以上空いておりとても駐車しやすい駐車場です。

納沙布岬見学開始

「望郷の塔オーロラタワー」からの景色

根室市街地から主要道根室半島線（35号線）を車で走っていると、「望郷の塔　オーロラタワー」が見えてきます。
入場料は500円かかりますが、納沙布岬の全景や、前方には歯舞諸島やロシアの施設などを見ることができます。
霧が発生することが多い地域ですが、晴れて居たら入場して景色を一望して見ることをおすすめします。

「納沙布岬の碑」と北海道初の洋式灯台

望郷の塔オーロラタワーを過ぎて左に曲がって駐車場に車を停めると「納沙布岬の碑」があります。
訪れた時の気温は18℃で、日陰に入ると半袖シャツだと寒く感じ、長袖シャツだとちょうどよかったです。
日が差しているところだと半袖でもちょうどよい位の体感温度でした。
納沙布岬は根室半島の先端の東経145度49分01秒、北緯43度23分07秒に位置しており、日本で到達できる最東端の地点で、碑には「本土最東端」と書かれています。

右奥に見えるのが納沙布岬灯台で、この場所で記念撮影されてる方が多かったです。
特に自転車やバイクで来られている方を多く見ました。

日本最東端ということもあり、どこか寂しさを感じる景色でした。
海のすぐ向こうはロシアになります。

灯台は明治5年（1872年）7月に北海道で初めて設置された洋式灯台で「北海道灯台発祥の地」となっています。
灯台の周りの波は一段と高く迫力がありました。

天気が良かったので肉眼で北方領土を確認することができました。
歯舞群島、貝殻島まではわずか3.7kmの距離しか離れておらず、肉眼でも確認できるほど近くにあることに驚きました。

北方領土の歴史が学べる「北方館・望郷の家」

左の手前の建物が「望郷の家」奥が「北方館」、直進すると「四島のかけはし」があります。
北方館では北方領土問題発生の経緯から歴史まで資料が展示されており、理解が深まりました。

約30分程納沙布岬に滞在して、帰る頃には写真の通り霧が出始めていました。
あっという間に霧が発生しますので、晴天の日で霧がない時はとても運がよいので、その際は是非望郷の塔オーロラから納沙布岬や北方領土の景色を見ることをおすすめします！

おわりに

8月下旬に納沙布岬を訪れて、思ったより気温は暖かく感じられ、日中は半袖、夕方は長袖で快適に過ごすことができると思います。
望郷の塔オーロラタワーや納沙布岬からの景色は必見です。
また望郷の家や北方館で北方領土の発生の経緯や歴史を学べるもの良かったです。
日本で一番早く朝日を見ることが出来る納沙布岬に是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。