2022年10月7日(金)に宮城県仙台市青葉区宮町にある福澤神社に行ってきました。
福澤神社は奈良時代の延暦7年(788年)に創建され、当初は「児玉明神」と称しました。
平安時代の天暦3年(949年)、京都総本宮の稲荷社祠官より正一位稲荷大明神安鎮の証を得て「福澤福沢稲荷明神」と改称しました。
鎌倉時代の安貞2年(1228年)、平泉の藤原秀衡の三男・藤原忠衡の乳母・石塚小萩が主家の女安養院を守る為に当地に留まりました。その時に持っていた藤原家の護持仏十一面観音像と菅原真実の真筆は福澤神社に安置されましたが、伊達綱宗が城東天満宮を榴ヶ岡に遷宮する時に観音像は天神林に堂を建て遷座されたと伝わります(現在は仙台東照宮近くの仙岳院に小萩観音として現存)。
慶長年間(1596年~1614年)、伊達政宗の近習として知られる片倉景綱によって社殿が造営されましたが火災で焼失し、明治時代に再建され現在に至ります。
今回、実際に福澤神社に参拝してきましたので由緒や御朱印、ご利益、アクセス・駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。
福澤神社へのアクセス・駐車場
交通機関を利用
◎JR仙山線「東照宮」下車、福澤神社まで450m、徒歩で約6分
自動車を利用
◎カーナビに福澤神社の住所「宮城県仙台市青葉区宮町4-9-12」を入力し検索
駐車場
福澤神社に駐車場はありませんので近隣のパーキングを利用します。
福澤神社の参拝と見どころ
福澤神社の参拝開始
福澤神社の入口の特徴的な門を潜って境内へ進みます。
境内に入ると平成7年(1995年)に奉納された朱塗りの鳥居があります。鳥居の中央には「福澤神社」の扁額がかかります。境内には桜の木があり、春になると美しい花が境内を彩ります。
社殿・御祭神・ご利益
鳥居を潜り参道を進むと社殿です。慶長年間(1596年~1614年)に片倉景綱によって建立された旧社殿は焼失した為、現在の社殿は明治時代に再建されたものです。
御祭神には宇迦之御魂神で五穀豊穣・商売繫盛のご利益で有名です。
境内社5社
社殿の左には多くの境内社が鎮座しています。由緒書きによると、金蛇水神社・三山神社・山神社・鶏権現・小萩明神の5社がお祀りされているとのことです。
御朱印
御朱印は境内の社務所で頂くことが可能です。
福澤神社 | |
住所 | 宮城県仙台市青葉区宮町4-9-12 |
営業時間 | 終日可能 |
定休日 | 年中無休 |
拝観料 | 無料 |
アクセス | ■交通機関を利用 ◎JR仙山線「東照宮」下車、福澤神社まで450m、徒歩で約6分 ■自動車を利用 ◎カーナビに福澤神社の住所「宮城県仙台市青葉区宮町4-9-12」を入力し検索 |
駐車場 | 駐車場なし、近隣のパーキングを利用 |