【東京都八王子市】毎年11月に開催される「酉の市」が有名な市守大鳥神社!見どころや御朱印、アクセス・駐車場をご紹介

市守大鳥神社6
2023年6月10日(土)に東京都八王子市横山町にある市守大鳥神社に行ってきました。

市守大鳥神社の創建は天正18年(1590年)、豊臣秀吉の小田原討伐によって後北条氏の八王子城が落城したため甲州街道の八王子宿に住民が集められました。八王子宿では市が開かれるようになり、市の守護神として倉稲魂命うかのみたまのみことが勧請されお祀りされたのが始まりと伝わります。創建時は「市神社」「市守稲荷」「出世稲荷」と称されました。

江戸時代中期、天日鷲命あめのひわしのみことを配祀し「市守大鳥神社」と呼ばれるようになりました。

市場の守護神である倉稲魂命五穀豊穣・商売繁盛、殖産および武勇の守護神である天日鷲命厄除け・開運・殖産・縁結びご利益で知られています。

昭和20年(1945年)、戦災で社殿を焼失しますがその後再建され現在に至ります。

今回、実際に市守大鳥神社に参拝してきましたので見どころや御朱印、ご利益、アクセス・無料駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。

市守大鳥神社へのアクセス・駐車場

交通機関を利用

◎京王線「京王八王子駅」下車、市守大鳥神社まで400m、徒歩で約5分
◎JR(八王子線・八高線・横浜線)「八王子駅」下車、市守大鳥神社まで550m、徒歩で約8分

自動車を利用

◎カーナビに市守大鳥神社の住所「東京都八王子市横山町25-3」を入力し検索

駐車場

市守大鳥神社に駐車場はありませんので近隣のパーキングを利用します。

市守大鳥神社の参拝と見どころ

市守大鳥神社の参拝開始

市守大鳥神社の入口には朱色の神明鳥居が立ち、「市守神社 大鳥神社」の扁額が掛かっています。鳥居の右手前には「村社市守神社」の社号標が立っています。
市守大鳥神社1

鳥居から社殿まで参道がまっすぐ続き、参道途中に鎮座する狛犬が境内を悪い気からから守っています。
市守大鳥神社2

狛犬は阿吽狛犬で、昭和32年(1957年)に氏子から奉納されました。阿形が子持ち、吽形が玉持ちとなっています。

境内で毎年11月に開催される「酉の市」

市守大鳥神社は昭和31年(1956年)、八王子市の指定旧跡に指定されました。八幡八雲神社の兼務社となっており、毎年11月の酉の日には「酉の市」が開催されています。令和4年(2022年)には三の酉まで開催されました。
・一の酉 11月4日(金)
・二の酉 11月16日(水)
・三の酉 11月28日(月)
市守大鳥神社5

稲穂がデザインされた水盤

社殿の近くには平成3年(1991年)に奉納された水盤があります。御祭神の倉稲魂命は稲の精霊が神格化された穀物の神様で、水盤には稲の意匠がデザインされています。
市守大鳥神社7

社殿・御祭神・ご利益

社殿は昭和20年(1945年)の戦災で焼失しその後鉄筋コンクリート造で再建されました。創建時に市の守護神として御祭神倉稲魂命が勧請され、江戸時代中期に天日鷲命が配祀されました。倉稲魂命は五穀豊穣・商売繁盛、天日鷲命は厄除け・開運・殖産・縁結びご利益で知られています。
市守大鳥神社8

御朱印

御朱印は毎年11月の「酉の市」開催日に境内の社務所で頂くことが可能です。それ以外は社務所は閉まっていますのでご注意下さい。
市守大鳥神社9

おわりに

市守大鳥神社所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約5分でした。境内は綺麗に整備・維持されており、戦後に再建された社殿には御祭神の倉稲魂命と天日鷲命がお祀りされています。毎年11月に開催される「酉の市」は大変混雑しますがそれ以外の日は混雑もなくゆっくり参拝できます。御朱印は「酉の市」開催日のみに頒布されていますのでご注意ください。八王子駅から歩いてすぐの場所に鎮座する市守大鳥神社に是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。

市守大鳥神社
住所 東京都八王子市横山町25-3
営業時間 終日可能
定休日 年中無休
拝観料 無料
アクセス ■交通機関を利用
◎京王線「京王八王子駅」下車、市守大鳥神社まで400m、徒歩で約5分
◎JR(八王子線・八高線・横浜線)「八王子駅」下車、市守大鳥神社まで550m、徒歩で約8分
■自動車を利用
◎カーナビに市守大鳥神社の住所「東京都八王子市横山町25-3」を入力し検索
駐車場 駐車場なし、近隣のパーキングを利用

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