2021年12月26日(土)に滋賀県彦根市にあるだるま寺や庭の寺と呼ばれ、井伊家の菩提寺でも有名な龍潭寺(りょうたんじ)にいってきました。
龍潭寺はもとは遠江(静岡県)に奈良時代に行基(ぎょうき)によって井伊谷に開基された臨済宗妙心寺派の寺院で井伊家の菩提寺です。
慶長5年(1600年)、井伊直政が近江国佐和山城の城主になると、龍潭寺の昊天宗建(こうてんそうけん)によって佐和山山麓に移築されました。
龍潭寺は3000個以上のだるまがあること、昊天宗建が作庭したと伝わる枯山水庭園で佐和山を借景にした方丈南庭「ふだらくの庭」や池泉鑑賞式庭園の書院東庭「蓬莱池泉庭」、その他書院北庭「露地庭(ろじてい)」があることからだるま寺や庭の寺と呼ばれます。
その他、芭門十哲のひとりで俳人の森川許六の56枚の方丈襖絵も有名です。
今回龍潭寺に参拝してきましたのでご紹介したいと思います。
龍潭寺の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約30分でした。
龍潭寺へのアクセス・駐車場
交通機関を利用
・JR線「彦根駅」から約1.5km・徒歩18分
自動車を利用
・カーナビに龍潭寺の電話番号「0749-22-2777」を入力
駐車場
龍潭寺前には普通車が約20台駐車可能な無料駐車場があります。
龍潭寺の参拝と見どころ
無料の駐車場前に龍潭寺の総門があります。
石田三成公の像
総門を過ぎると参道側に佐和山城主であった石田三成公像があります。
参道は緑が豊かで手入れが行き届いていて清々しい空気が満ちていました。
しばらく歩くと山門が見えてきます。
山門から先へと進みます。
山門の瓦に龍
龍潭寺山門の瓦には龍が泳いでいます。
山門から先に進むと苔むした美しい境内が広がります。
入山料を払うとだるまや庭園、方丈襖絵の拝観が可能
龍潭寺では入山料400円を払うと、だるま寺と呼ばれる由来となった3000個以上のだるまや、庭の寺と呼ばれる由来となった昊天宗建が作庭したと伝わる「ふだらくの庭」と池泉鑑賞式庭園の書院東庭「蓬莱池泉庭」、その他書院北庭「露地庭」を拝観することができます。
また、芭門十哲のひとりで俳人・森川許六の56枚の方丈襖絵も拝観可能ですので、参拝時は拝観をおすすめします。
境内先には佐和山城跡
龍潭寺境内を本堂を左手に見て直進すると佐和山登山道があります。
この急な坂道を登ると佐和山城跡の切通、西の丸跡、本丸跡を見ることができます。
おわりに
龍潭寺は井伊家の菩提寺で、だるま寺や庭の寺と呼ばれています。
入山料400円払うと圧巻のだるまや、昊天宗建が作庭と伝わるふだらくの庭や蓬莱池泉庭、その他露地庭を拝観することができます。
森川許六の56枚に及ぶ方丈襖絵も見ごたえがあります。
佐和山城跡山麓にあり、境内を過ぎると佐和山城跡へアクセスすることができます。
近くには国宝の彦根城や江戸時代後期の豪華絢爛な社殿がある井伊神社もありますので一緒に参拝してみてはいかがでしょうか。
龍潭寺(りょうたんじ) | |
住所 | 滋賀県彦根市古沢町1104 |
電話番号 | 0749-22-2777 |
拝観日時 | 午前9時~午後5時(冬季は午後4時まで) |
休日 | 年中無休 |
入山料 | 400円 |
アクセス | ■交通機関の場合 ・JR線「彦根駅」から約1.5km・徒歩18分 ■自動車の場合 ・カーナビに龍潭寺の電話番号「0749-22-2777」を入力 |
駐車場 | 普通車が約20台駐車可能な無料駐車場あり |