千葉県市川市中山 日蓮聖人がはじめて説法をした場所で紅白の梅が美しい!法華経寺奥の院

法華経寺奥の院12
2017年2月18日(土)に千葉県市川市中山にある法華経寺奥之院にいってきました。

法華経寺奥之院は、日蓮の熱心な信者であった下総国守護千葉氏の被官である富木常忍(ときじょうにん)(法華経寺の初代貫主:日常上人)が館に法華堂を設け、そこで日蓮に説法を願い100回に及ぶ説法が行われました。
そのような理由から日蓮上人がはじめて説法を行った場所とされています。
法華経寺奥之院は法華経寺から徒歩約5分の場所にあります。

奥之院(若宮館跡)
鎌倉時代の中頃、下総国の守護千葉頼胤に仕えた富木常忍は、八幡荘若宮と呼ばれたこの地に館を構え、幕府のある鎌倉との間を往復しました。そこでたまたま布教に懸命だった日蓮と出会い、熱心な信者となったのです。
そうしたところから、文応元年(1260)日蓮は、鎌倉の松葉ヶ谷で焼打ちにあったとき、この上人を頼って若宮に難を逃れました。この時、常忍は館の中に法華堂を建て、日蓮を迎えて説法を願いました。さらに日蓮は、文永元年(1264)安房の小松原で東条景信に襲われた後も、若宮に身を寄せました。この若宮法華堂で開かれた日蓮の説法は、実に百回に及んだといわれます。この地が日蓮の「初転戦法輪の旧跡」とされるのは、この理由からです。このことで中山の太田乗明、曽谷の曽谷教信など、日蓮の信者になった人々は多く、また日蓮にまつわる数多くの伝承も残されています。
弘安五年(1282)日蓮の入滅後、常忍は出家して日常と号し、法華堂を改めて法華寺と称しました。この法華寺は後に中山の本妙寺と合体して法華経寺となり、日常を第一世とし、法華経寺は奥之院と称されるようになりました。
いまでも土が高く盛られ、大樹の繁っている部分は、往時の館を取り囲む土塁の一部で、この館の跡を「若宮館跡」と呼んでいます。

平成十三年三月

(日蓮宗大本山法華経寺奥之院境内・市川市教育委員会掲示より)

法華経寺奥之院所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約30分でした。

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法華経寺奥之院へのアクセス

電車でアクセス

・京成本線「京成中山駅」から徒歩約15分
・JR総武本線「下総中山駅」から徒歩約19分

法華経寺駐車場からのアクセス

・法華経寺駐車場から徒歩約5分

法華経寺奥之院で参拝

法華経寺奥之院入り口です。
立派な石門に山号「正中山」「奥之院」の文字が見えます。
法華経寺奥の院13

境内に入るとすぐに日蓮聖人の像があります。
法華堂で説法を説いているところでしょうか。
法華経寺奥の院7

本堂です。
内部はとても広くて厳かな雰囲気と静寂に包まれています。
境内全体が法華経寺とは異なる静寂さと厳かな雰囲気がありました。
法華経寺奥の院8

境内の奥に進むと七福神弁財天女尊がおられます。
法華経寺奥の院10

縁結びや金運アップを願ってしっかりと参拝してきました。
奥之院に弁財天様がおられる理由については境内掲示板に以下のように記載がありました。

弁財天
七福神の中で唯一の女神で、もとはサラスパティというインド古代神話に現れる大河の神で梵天の妃といわれている。
サラスバティは、「水を有するもの」を意味する女性名詞で、その流れる水の音にちなみ、音楽の神、弁舌(智恵)の神となり日本に伝わった当初は弁才天と呼ばれた。
仏教に弁財天を登場させたのは、「金光明最勝王経」で、弁財天はこの経を説く人や聞く人に知恵や長寿、財産を授けるとしている。しかし民衆の間では技芸の神として信仰されることが多く日本古来の神であるイチキシマヒメノミコトと習合して、白肉色で宝冠をかぶり琵琶を弾く美女の姿が一般的になった。
中世末期以降は財産の神としての信仰も生まれ、弁才天を弁財天とも書くようになり七福神の一つとして取り入れられるようになった。智恵財宝、愛嬌縁結びの徳があるといわれている。
弁財天は古来より宇賀徳正神と表裏の関係で祭祀されることを思うと、法華経寺の宇賀徳正神と当時の弁財天も表裏の関係と思われる。
願万弁財天として、多くの参拝者を集めている。

(法華経寺奥之院掲示板より)

法華経寺奥の院9

紅白の梅も見ごたえがある日常上人御廟所

法華経寺の初代貫主である日常上人御廟所も奥之院境内にあります。
梅の時期になると満開の紅白の梅の花が咲きます。
法華経寺奥の院6

紅白の梅の花が満開で見ごろをむかえていました。
法華経寺奥の院5

紅白の梅の花が目を楽しませてくれます。
素晴らしい梅のお花見スポットだと思いますが、あまり知られていないのか参拝者はほとんどいませんでした。
法華経寺奥の院4

一面梅の花が満開で、メジロがたくさんやってきていました。
地元から参拝されている方にお話を伺うとこの辺り一押しの梅のお花見スポットだと教えていただきました。
法華経寺奥の院3

とても見ごたえがありますので、法華経寺に参拝されたあとは是非奥の院まで参拝されることをおすすめします!
法華経寺奥の院2

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