【滋賀県】伏見城の遺構と伝わる本堂や大広間が見どころの大通寺!所要時間やアクセス、駐車場をご紹介します

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2018年4月15日(日)に滋賀県長浜市にある大通寺(だいつうじ)」にいってきました。大通寺は、別名「長浜御坊」と呼ばれ親しまれています。

創建は、慶長7年(1602年)に本願寺第12代教如によって建立されました。
山号「無礙智山(むげちざん)」宗派は浄土真宗になります。

境内には、伏見城の遺構と伝わる本堂や大広間があり、国の重要文化財に指定されています。
客室(含山軒、蘭亭)内部は、狩野山楽や円山応挙らによって描かれた襖絵があり、こちらも重要文化財に指定されています。
またかつての長浜城の大手門を移築した脇門(台所門)など、貴重な建築物が残っています。

大通寺を参拝した所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約20分でした。

大通寺の特徴・見どころ

1.重厚で迫力のある「山門」
2.伏見城の遺構と伝わる「本堂・大広間」

大通寺へのアクセス・駐車場情報

電車でアクセス

・JR線「長浜駅」下車、約1.2キロメートル・徒歩約15分

駐車場

大通寺の境内横には約15台程度駐車可能無料駐車場があります。
参拝当日は「長浜曳山まつり(ながはまひきやままつり)」が行われていたのでほぼ満車ですが、通常ですは待つことなく駐車可能です。
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大通寺参拝

ながはま御坊参道をまっすぐ進むと大きな山門が見えてきます。
参道は石畳が美しく敷かれ、歩きやすい道です。
参道の両側にはお土産や飲食店が軒を並べています。
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大通寺の大広間の天井にはこの地に建立された当時からお花というキツネが住んでいると言われ、参道のあちこちでキツネを見ることができます。
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重厚で迫力のある「山門」

山門はとても大きくて、長浜の街中にこのような大きなお寺があることに驚きます。
江戸時代に32年かけて建立されたもので、迫力と重厚感があり、安土桃山時代の建築物をほうふつとさせます。
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境内はかなり広い敷地となっています。
左側が山門、正面奥に駐車場、右側が本堂になります。
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境内には鳩がたくさんおり、とても人に慣れています。
結構珍しいと思いますが、はとへのえさやりをしても良い場所となっています。
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山門前の売店ではとのえさが30円で売られています。
はとのえさやりは癒されます♪
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本殿へ進む前に手水舎でしっかり心身を清めて参拝へ進みます。
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伏見城の遺構と伝わる「本堂・大広間」

伏見城の遺構と伝わる本堂で、重要文化財に指定されています。
こちらで拝観料500円を納めると大広間が見学できます。
大広間伏見城の遺構と伝わる重要文化財で、伏見城の大広間の姿を今に伝えます。
豊臣秀吉徳川家康が実際に謁見した大広間で、歴史上の偉人を感じられるとても貴重な場所で必ず見ておいた方が良いと思います。
今回長浜に旅行にきてこちらの幻の伏見城の大広間が見れたのが一番感動しました!
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おわりに

ごぼうさんの愛称で親しまれる大通寺に参拝してみて、参道の雰囲気は素敵で、山門もとても立派です。
境内建築物は安土桃山時代の特徴である絢爛豪華な造りで、なにより豊臣秀吉や徳川家康が謁見で使用した伏見城の大広間の姿を今に伝え、拝観できるのがすごいと思います。
少し街中からは離れますが、長浜に来た際は必見のお寺だと思いますので是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。

大通寺(だいつうじ)
場所 滋賀県長浜市元浜町32-9
電話 0749-62-0054
休日 無休
拝観時間 午前9時~午後4時30分
拝観料 大人500円、中学生100円、小学生以下無料
駐車場 境内横に約15台駐車可能な無料駐車場あり。
交通 ・JR線「長浜駅」下車、約1.2キロメートル・徒歩約15分

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