2016年12月25日(日)に東京都港区にある高輪神社(たかなわじんじゃ)にいってきました。
高輪神社の創建は、室町時代中期頃(1492~1501年)に創建したと伝わっています。
弘化2年1月24日(1845年3月2日)の大火で、社殿、社宝、古文書等を焼失し、石門、石大鳥居等が残りました。
明治10年(1877年)に八幡神社を合祀し、昭和4年(1929年)に神社の名前を稲荷神社から高輪神社に改称しました。
現在の社殿は、昭和55年(1980年)に造営されたものです。
ご祭神は、主祭神が宇迦御魂神(うがのみたまのかみ)、相殿に誉田別命(ほだわけのみこと)、猿田彦神(さるたひこのかみ)を祀っています。
「開運八社さんぽ 東京福めぐり」の一社に指定されてる神社で、福をまねくパワースポットとなっています。
高輪神社の所要時間ですが、ゆっくり参詣した場合で約10分でした。
高輪神社へのアクセス
電車でアクセス
・JR「品川駅」より徒歩約11分
・都営地下鉄浅草線「浅草駅」A2出口より徒歩約6分
高輪神社に到着
「高輪神社」入り口はビルの間にあるので注意が必要です。
張子の犬ののぼりがかわいいですね♪
参道を進むと寛文七年(1667年)に作られた石の鳥居が見えてきます。
「江戸名所図会」にも描かれている鳥居で、当時の面影を感じることができます。
石の鳥居をくぐり、石段を登ると左手に「手水舎」があります。
しっかり清めて社殿へ進みます。
正面には「社殿」があります。
こちらの社殿は、昭和55年(1980年)に造営されたものになります。
社殿前には「狛犬」がいますが、宝永6年(1709年)に奉納されたものになります。
石の鳥居や狛犬から当時の面影を感じることができるのは嬉しいですね♪
社殿右側には社務所があり、こちらで御朱印がいただけます。
東京福めぐりをされている方は是非よっていきましょう。
社殿左側には「太子堂」があります。
「太子堂」には聖徳太子を祀っている仏堂の呼び方で、神仏分離で「常照寺」が廃寺になった為、高輪神社境内にあります。
「太子堂」には港区の文化財になっている力石等がおかれています。
江戸時代のもので、お祭りなどで力比べで使ったのでしょうか。
当時の雰囲気を感じることができますね。
「恵比寿様」「大黒様」もいらっしゃいます♪
「太子堂」の石門には、見事な彫刻が刻まれています。
弘化2年1月24日(1845年3月2日)の大火を免れたもので、こちらも江戸時代のものになります。
石の上に躍動感のある素晴らしい彫刻で、しばし目を奪われました。
かわいい張り子の絵馬がかかっており、癒されました。
おわりに
高輪神社には、「江戸名所図会」に描かれている「石の鳥居」や「狛犬」が現存しており、当時の面影を感じることができました。
「太子堂」の石門の彫刻もとても見ごたえがありました。
高輪神社は、「開運八社さんぽ 東京福めぐり」に指定されており、福をまねくパワースポットです。
東京都内からアクセスもしやすく、忠臣蔵で有名な「泉岳寺」、銭洗不動で有名な「黄梅院」、都内で四国八十八ヶ所お遍路ができる「高野山東京別院」、三重塔が美しい「東禅寺」も近くにありますのであわせて参拝されてみてはいかがでしょうか。
場所 | 東京都港区高輪2丁目14-18 |
電話番号 | 03-3441-2719 |
拝観料 | 境内無料 |
拝観日 | 無休 |
交通 | ・JR「品川駅」より徒歩約11分 ・都営地下鉄浅草線「浅草駅」A2出口より 徒歩約6分 |
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