【滋賀県】豊臣秀吉ゆかりで「長浜曳山まつり」が有名な長濱八幡宮!見どころや御朱印、所要時間やアクセス、無料駐車場をご紹介!

長浜八幡宮18
2018年4月15日(日)に滋賀県長浜市宮前町にある長濱八幡宮(ながはまはちまんぐう)にいってきました。
日本のお祭りで山車に特徴のある規模の大きな三つの祭り「日本三大山車祭(にほんさんだいだしまつり)※」のひとつに数えられ、安土桃山時代より続く「長浜曳山まつり」が有名です。
※長浜曳山まつり (滋賀県長浜市)、高山祭 (岐阜県高山市)、祇園祭 (京都府京都市)

長濱八幡宮の創建は、平安時代後期の延久元年(1069年)に源義家が後三条天皇の勅願を受け、京都の石清水八幡宮より御分霊を勧請して創建されました。

創建後は八幡の庄と称えられ庄内十一郷の産土(うぶすな)の神として深く崇敬を集め、本宮の石清水八幡宮をしのぐほどの三千石、一山七十三坊の社頭だったと伝わります。

しかしその後兵火に見舞われ社殿はほとんど焼失してしまいます。
戦国時代に入り、羽柴秀吉(のちの豊臣秀吉)が長浜城主になると天正2年(1574年)に再興され、これが長浜曳山まつりの始まりと伝わっています。

ご祭神は、東御前が「足仲彦尊(タラシナカツヒコノミコト)」、中御前が「誉田別尊(ホンダワケノミコト)」、西御前が「息長足姫尊(オキナガタラシヒメノミコト)」です。

ご利益は、足仲彦尊厄除開運誉田別尊厄除開運・健康長寿息長足姫尊安産守護のご利益があります。

今回4月15日に参拝しましたが、ちょうど「長浜曳山まつり」が行われていたのでご紹介したいと思います。

長濱八幡宮所要時間ですが、境内の参詣時間約30分でした。

長濱八幡宮へのアクセス

電車でアクセス

・JR線「長浜駅」下車、約1.6キロメートル・徒歩約19分

駐車場・料金情報

長濱八幡宮の駐車場は境内に約15台駐車可能無料駐車場があります。
長浜曳山まつりが行われている間は駐車場は使用できませんのでご注意下さい。

長濱八幡宮の見どころ

長濱八幡宮の見どころ・おすすめスポットは以下の通りになります。

・長浜曳山まつり最大の見どころ「子ども歌舞伎」
・八幡宮では珍しい神明造の「本殿」
・本殿横の舎那院の護摩堂は感動する美しさ
・摂社の高良神社「ボケ封じ大石」
・その他境内の末社・摂社

長濱八幡宮参拝

長濱八幡宮の入り口です。
長浜曳山まつり」が行われており、参道には屋台が並んでいました。
普段は長浜駅から離れていることもありとても静かな神社です。
長浜八幡宮14

参道に沿って歩くと拝殿が見えてきます。
こちらをまっすぐ進みます。
長浜八幡宮1

境内には立派な山車が設置されています。
通常はこちらが駐車場となっています。
長浜八幡宮18

長浜曳山まつり最大の見どころ「子ども歌舞伎」

山車の上では長浜曳山まつりの最大の見どころである子ども歌舞伎が行われていました。
5歳~12歳の男の子が堂々とした演技をしており、まわりからは拍手喝采でした。
長浜八幡宮16

八幡宮では珍しい神明造の「本殿」

こちらが本殿です。
京都の石清水八幡宮や愛媛の伊佐爾波神社の八幡造りとは異なった建て方になっています。
長浜八幡宮2

本殿は八幡宮では珍しい神明造で、一節によると伊勢神宮の御饌殿(みけどの)を譲り受けたとも伝わっています。
長浜八幡宮5

舎那院の護摩堂は感動する美しさ

長濱八幡宮本殿の東隣には平安時代に空海によって創建されたと伝わる「舎那院(しゃないん)」があります。
もとは神宮寺で「芙蓉の寺」として有名です。
長浜八幡宮6

本堂前には小川がながれ、芙蓉の時期になると約300株の色とりどりの芙蓉の花が境内を彩ります。
長浜八幡宮9

参拝して感動するほど美しかったのが護摩堂
室町時代に建立されたもので建物と緑の調和に目を奪われます!
長浜八幡宮8

摂社の高良神社「ボケ封じ大石」

本殿と舎那院の中間地点に摂社の「高良神社(こうらじんじゃ)」があります。
ご祭神の「武内宿禰(たけうちのすくね)」は長寿で活躍した神様です。
長浜八幡宮3

長寿でぼけることなく活躍したことからぼけ封じのご利益があるとされ、神社側の「ぼけ封じ大石」はぼけを封じてくれることで有名です。
長浜八幡宮4

その他境内の摂社・末社

境内西側に建つのは摂社の「天満宮(てんまんぐう)」で、ご祭神は菅原道真公です。
学問の神様で有名で、試験合格のご利益があります。
長浜八幡宮11

掲載中央の池の真ん中の神社は、摂社の「都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)」です。
ご祭神は「市杵島姫神(いちきしまひめのみこと)」です。
ご祭神は弁財天とも呼ばれる水の女神様で、商売繁盛のご利益があります。
長浜八幡宮15

摂社の「金刀比羅宮 河濯神社(ことひらぐう かわそぎじんじゃ)」で、ご祭神は「大物主命(おおものぬしのみこと)・瀬織津姫命(せおりつひめのみこと)」です。
金運アップや縁結び、商売繁盛のご利益があります。
長浜八幡宮12

境内でも朱色の鳥居がひときわ目を引くのは、末社の「末広稲荷神社(すえひろいなりじんじゃ)」です。
ご祭神は「宇迦之御魂(うかのみたまのかみ)・佐田彦神(さだひこのかみ)・大宮能売神(おおみやのめのかみ) 」です。
金運アップや商売繁盛のご利益があります。
長浜八幡宮13

御朱印

御朱印は境内の社務所で頂くことが可能で、初穂料は300円となっています。
御朱印帳に直書きしてくれます。

おわりに

長濱八幡宮に参拝してみて、長浜の街中にある大きな神社でした。
駅から少し離れており普段は人も少ない静かな境内ですが、安土桃山時代から続く長浜曳山まつりはたくさんの人で境内は活気に満ち溢れます。
特に子ども歌舞伎は見ごたえがあるので必見です。
境内隣の舎那院は緑が美しい落ち着けるお寺ですので是非一緒に参拝することをおすすめします。

長濱八幡宮(ながはまはちまんぐう)
場所 滋賀県長浜市宮前町13番55号
電話 0749-62-0481
休日 無休
拝観料 無料
駐車場 境内に約15台駐車可能な無料駐車場あり
交通 ・JR線「長浜駅」下車、約1.6キロメートル・徒歩約19分

周辺にあるスポット