2015年11月21日に日本100名城18番、鉢形城(はちがたじょう)に行ってスタンプを押してきました。
鉢形城はお城は残っておらず、鉢形城公園になっています。
見所は荒川と深沢川にはさまれた断崖絶壁の天然の要害を巧みに利用したお城の立地、関東地方で有数の規模を誇る大きさと巧みな連郭式平山城の造りを歩いて体験できることです!
そして、鉢形城公園内にある鉢形城歴史館は必見です。必ず行くことをおすすめします!
東武東上線・寄居駅から鉢形城へむかいました。
タクシーも寄居駅のロータリーに2、3台この辺りに止まっていましたが徒歩で鉢形城入り口まで約15分位ですので徒歩をおすめします。
※鉢形城歴史館までは約25分です。
徒歩で歩いて鉢形城へ向かうと、荒川が見えてきます。
写真の荒川の左に鉢形城があります。
徒歩約15分で鉢形城到着
鉢形城址の入り口です。
石垣などはありませんが、少し小高い山になっているところにお城があったところで、当時の姿を想像しながら入っていきました。
鉢形城公園の配置図です。
おすすめのルートは、現在地→鉢形城歴史館→連雀小路→三の曲輪→ニの曲輪→伝御殿曲輪です。
今回はこのルートで回り、約3時間でした。
鉢形城歴史館入り口の写真です。
建物はとても綺麗です。
鉢形城歴史館の駐車場です。
3連休の初日の午前でしたが、駐車場にはかなりの空きがあります。
車で来ても駐車場待ちはなく、行動しやすいと思います。
鉢形城歴史館の入り口窓口です。
こちらはしまっており、自動扉を通って中で入館料を払います。
入館料を払う場所の隣に、日本100名城スタンプラリーのスタンプがあり、自由に押すことができます。
※休館日の場合は、100名城スタンプは、駐車場正面入口の郵便ポストに設置してあります。
入館料は大人200円、学生は100円、中学生以下は無料となります。
こちらの鉢形城歴史館がとても素晴らしいので是非いってほしいです!!
入管するとまず櫓門(やぐらもん)の再現があり、実物大の大きさで体感できます。
次に鉢形城ヒストリーウォールで、壁にかかったパネルと、映像で鉢形城の歴史を学ぶことができます。
鉢形城ワープステージが特に素晴らしく、鉢形城全体を立体模型で復元し、映像で解説し、解説箇所にスポットライトをあて解説してくれます。
その為、巧みな築城技術や、技術用語が頭にすっとはいってきます。
こちらを体験した後、鉢形城址を歩くと築城技術の巧みさや壮大さをより体感することができました!
ニの曲輪の復元四脚門(しきゃくもん)です。
三の曲輪の石積土塁です。
大変見ごたえがあります!
石積土塁の辺りでは建物跡も見つかっており、宴会や歌会を行った特別な空間であったと思われます。
ニの曲輪、三の曲輪の周りには空堀が多数あります。
空堀を巧みに配置し、敵の侵入を防いでいました。
空堀の周りを歩いたり、橋で渡ることができるので、巧みさや空堀の深さを体験することが出来ます。
かなりの高さがあります。
鉢形城本丸跡です。
現在は小高い丘の上には何もありません。
1590年の豊臣秀吉による小田原攻めの際は、北条氏邦は本丸から前田利家・上杉景勝等の北陸軍を確認していたのでしょうか。。
鉢形城はお城は残っていませんが、巧みな築城技術や、自然を取り入れた要害であることを歩いて体験できます。
鉢形城歴史館の展示物や体験コーナーは非常にわかりやすく、当時の情景を目の前に思い描くことができます。
鉢形城歴史館で学んだ後、お城を散策すると、お城があった時代にタイムスリップできる、そんな素敵な体験ができるので非常におすすめです!!
●鉢形城歴史博物館
■場所:埼玉県大里郡寄居町大字鉢形2496-2
■交通
【電車】
JR八高線・秩父鉄道・東武東上線 寄居駅から徒歩約25分
※鉢形城入り口までは約15分
【バス】
東秩父村営バス寄居駅発・和紙の里行き「鉢形城歴史館前」下車、徒歩約5分
【自動車】
関越自動車道花園IC下車、国道140号バイパスを秩父・長瀞方面へ6km、約15分
■開館時間
午前9時30分~午後4時30分(入館は午後4時まで)
駐車場の利用は開館日の午前9時~午後5時
■休館日
月曜日(月曜日が祝日の場合は、その翌日)、祝日の翌日、年末・年始
100名城スタンプは、駐車場正面入口の郵便ポストに設置してあります。
■入館料
一般/200円(団体/100円)
学生等/100円(団体/50円)
70歳以上、小学生・中学生以下、障害者手帳をお持ちの方/無料 (申請書は不要です)
■スタンプ設置場所
鉢形城歴史館入館受付隣
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