日本100名城 佐賀県 弥生時代にタイムスリップ・広大な敷地の見どころや順路を徹底解説!吉野ケ里遺跡(よしのがりいせき)

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2019年9月21日(木)
日本100名城スタンプラリー88番で、佐賀県神崎郡吉野ヶ里町にある「吉野ケ里遺跡(よしのがりいせき)」に行ってスタンプを押してきました。

吉野ケ里遺跡を徒歩で全て見学しようとした場合、半日はかかります
今回ボランティアガイドの方に相談して、吉野ケ里遺跡の見どころをしっかりとおさえて見学した場合で、所要時間は2時間でした。

吉野ケ里遺跡の見どころを順路にそってご紹介します。

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吉野ケ里遺跡の概要

吉野ケ里遺跡は佐賀県にある平城(環濠集落)で集落は弥生時代につくられました。
弥生時代は約700年続きましたが、吉野ケ里遺跡には弥生時代すべての時期の遺構・遺跡があり弥生時代の変遷を知ることができます。
発掘されたのは平成元年(1989年)で、現在は「吉野ケ里歴史公園」として整備され、弥生時代の環濠集落が復元整備されています。

吉野ケ里遺跡の見どころ・見学ルート

見どころ

吉野ケ里遺跡の見どころ
・吉野ケ里遺跡の歴史や発掘品を見学できる「吉野ケ里遺跡展示室」
・王や人々の生活が営まれていた「南内郭(みなみないかく)」
・国の取り決めや祭事が行われた「北内郭(きたないかく)」

・全長300メートルの再現された「甕棺墓列(かめかんぼれつ)」
・約2,100年前の歴代の王などが埋葬されている「北墳丘墓(きたふんきゅうぼ)」
となっています。

おすすめの見学ルート

1.車で「吉野ケ里遺跡歴史公園センター(東口)」駐車場へ向かい駐車
2.「吉野ケ里遺跡歴史公園センター(東口)」入り口で日本100名城のスタンプを押印
3.順路に従い環濠広場入り口から入り「吉野ケ里遺跡展示室」で遺跡の知識を深め「南内郭」
4.「南内郭」を見学し、「北内郭」へ向かう
5.「北内郭」を見学し、順路の途中の「甕棺墓列」を見ながら「北墳丘墓」へ向かう
6.「北墳丘墓」見学後、公園巡回バスにのり「歴史公園センター(東口)」へ戻る

こちらのルートの場合、1~5までの距離は約1,000メートルになります。
往復2,000メートルになるので復路は遺跡を無料で循環しているバスの利用をおすすめします。

電車でアクセス

・JR長崎線「吉野ケ里公園駅」下車、約2キロ・徒歩約20分。
・JR長崎線「神崎駅」下車、約2キロ・徒歩約20分。

吉野ケ里遺跡の日本100名城スタンプ設置場所・駐車場

吉野ケ里遺跡の日本100名城スタンプ「吉野ケ里遺跡歴史公園センター(東口)」にあります。
東口の駐車場は普通車が540台駐車可能で、スペースも広くとってあり大変駐車しやすい駐車場です。
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駐車場から横断歩道を渡り左の階段を進みます。
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正面に見えるのが「吉野ケ里遺跡歴史公園センター(東口)」入口です。
入口で利用料金を払う際に日本100名城スタンプをお借りすることができます。
利用料金は大人420円・子供80円で、開園時間は午前9時~午後5時(6/1~8/1は午後6時)となっています。
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吉野ケ里遺跡跡見学開始

入口で料金を払ってから「天の浮橋」と呼ばれる橋を渡り環濠入口広場へ向かいます。
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環濠入口の門は鳥居の原型

環濠入口の門の上には木製の鳥が3羽います。
弥生時代の遺跡からは木製の鳥形が見つかっています。
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これが神社の鳥居の原型といわれています。
鳥への信仰は『日本書紀』や『古事記』で見ることができますが、弥生時代まで遡ることができます。
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途中の草むらにはイノシシの親子が!
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よく目を凝らしてみると鹿もいますね!
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南内郭入口です。
入口の門には環濠入口同様、木製の鳥型が設置されています。
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吉野ケ里遺跡展示室で歴史を学習

南内郭へ入る前に「吉野ケ里遺跡展示室」の資料を見てからの方が楽しめますので先に展示室へ進みます。
こちらの展示室は入館無料写真撮影可能となっています。
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展示室内部には資料がぎっしり。
弥生時代の風俗の説明や吉野ケ里遺跡で発掘された品々が展示されています。
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甕棺墓の復元です。
甕棺墓とは2つの甕や壺を合わせてつくられるお墓のことで、弥生時代前期から中期にかけて九州の北部で最盛期を迎えた埋葬方法です。
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弥生時代の衣服も展示されています。
左が庶民の衣服で麻が使われています。
右が上層人の衣服で絹が使われ草木染や貝紫染めでカラフルな衣服となっており、高度な染色文化があったことがわかります。
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生活空間だった南内郭

南内郭は広い広場となっており、高さ12メートルの物見やぐらや、王たちの家や居住空間が再現されています。
物見やぐらは登ることが可能で、吉野ケ里遺跡の全体を見渡すことができます。
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物見やぐらからの風景です。
南には「下戸(げこ)」と呼ばれる庶民が暮らしていた南のムラがみえます。
争いに備えて南内郭の周りには幾重にも柵や土塁で防御が固められています。
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まるで弥生時代にタイムスリップしたようですね。
西には交易の為の「倉と市」が復元され高床式倉庫等を見ることができます。
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北には王たちの居住空間や建物が復元されています。
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こちらの王の家と物見やぐらおすすめの記念撮影スポットとなっています。
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王の家の内部も再現されており、王と家族の暮らしを見ることができます。
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物見やぐらの近くには彼岸花が美しく咲いていました。
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重要で神聖な場所であった北内郭

北内郭入口で、北内郭は吉野ケ里のまつりごとを司る最重要区域です。
また北内郭は後世の城の原型になった場所が随所にみられます。
柵が周囲に厳重に張り巡らされており、城の祖型となりました。
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周囲には幾重にもわたって堀が巡らされておりこちらも城の祖型になりました。
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こちらは主祭殿で、16本もの柱を使った吉野ケ里で最大の高床式建物です。
指導者が重要な議題を話し合ったり祖先の霊に祈りを捧げた場所と考えられています。
工事中でしたが内部の見学は可能です。
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内部では指導者が国のまつりごとを行っている様子が再現されています。
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祭事もこの場所で行われました。
巫女が祖霊からお告げを授かる為の儀式を行っている様子が再現されています。
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再現された甕棺墓列は300メートル

北内郭から北墳丘墓へ向かう途中、約300メートルにわたり「甕棺墓列(かめかんぼれつ)」が再現されています
奥の少し小高い場所が北墳丘墓です。
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北墳丘墓は歴代の王等が埋葬され見学可能

北墳丘墓で、内部は展示室となっています。
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こちらが入り口で、入館料は無料です。
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実際の遺跡の発掘現場を見ることができます。
北墳丘墓は約2,100年前の歴代の王や上層の方が埋葬されているお墓で墳丘からは14基の甕棺が出土しました。
甕棺の中からは青銅剣や管玉がともに見つかっています。
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復路は無料巡回バスを利用

北墳丘墓から歩いて約1分のところに吉野ケ里遺跡の無料巡回バスのバス停があるので、こちらを利用して東口入口まで戻ります。
バスは毎時5分、25分、45分にこの場所から出発しています。
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おわりに

吉野ケ里遺跡を訪れてみてとても広くて、敷地内には弥生時代の建物が数多く再現されていてタイムスリップした気持ちになりました。
環濠集落や内郭の入口の門には鳥居の原型の門や、周囲には城の祖型となった柵や堀がはりめぐらされていました。
吉野ケ里遺跡展示室や北墳丘墓の展示も大変見ごたえがありますので是非一度吉野ケ里遺跡を訪れてみてはいかがでしょうか。

吉野ケ里遺跡(よしのがりいせき)
住所 佐賀県神埼郡吉野ヶ里町田手1869
電話番号 0952-55-9333 (吉野ケ里公園管理センター)
アクセス ・JR長崎線「吉野ケ里公園駅」下車、約2キロ・徒歩約20分。
・JR長崎線「神崎駅」下車、約2キロ・徒歩約20分。
スタンプ設置場所 吉野ケ里遺跡歴史公園センター(東口)
開園時間 4月1日~5月31日:午前9時~午後5時
6月1日~8月31日:午前9時~午後6時
9月1日~3月31日:午前9時~午後5時
定休日 12月31日・1月の第3月曜日及びその翌日
利用料金 大人:420円
小人:80円
駐車場 普通車310円の有料駐車場あり
東口:540台
西口:310台
北口:230台

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