2016年12月17日(土)に東京都台東区にある浅草神社(あさくさじんじゃ)にいってきました。
浅草神社の創建は、平安時代末期から鎌倉時代にかけて創建されたと推定されています。
浅草神社の由緒は、推古天皇36年(628年)に漁師の「桧前浜成・竹成」兄弟が隅田川で漁をしていると、魚が全く取れず、人型の像がかかりました。
不思議に思い、郷土の文化人であった「土師真中知」に出来事を語ると、観音様であると教えられます。
二人は毎日観音様に厚く祈念し、土師真中知は剃髪して僧となり、自宅を寺にし、観音像を奉安しました。これが「浅草寺」の起源です。
「土師真中知」が亡くなられた後、嫡子が観世音の夢告を受けて、「三社権現」と称し、「桧前浜成・竹成」兄弟と「土師真中知」を神として祀ったのが「浅草神社(三社権現社)」の始まりとされています。
境内には、縁結びのパワースポット「夫婦狛犬(めおとこまいぬ)」があります。
浅草神社の所要時間ですが、ゆっくり参詣した場合で約20分でした。
浅草神社へのアクセス
電車でアクセス
・東部スカイツリーライン「浅草駅」より徒歩約5分
・東京メトロ銀座線「浅草駅」より徒歩約5分
・つくばエクスプレス「浅草駅」より徒歩約5分
・都営地下鉄浅草線「浅草駅」A4出口より徒歩約5分
浅草神社に到着
「浅草神社」入り口です。
「浅草寺 歳の市」が12/17~12/19に行われておりいつもより人出がありました。
神明鳥居の隣には大きなイチョウの木があり、紅葉の時期の参拝もおすすめですよ!
鳥居をくぐり、右手には「神楽殿」があります。
5月に行われる奉納舞踊などでは神楽殿を見ることが出来ます。
「手水舎」でしっかり清めて社殿の参拝へと進みます。
後ろには桜の木があり、春には目を楽しませてくれます♪
「社殿」です。
「社殿」前には凛々しい狛犬が神社を悪い気から守っています。
狛犬は江戸風狛犬の特徴である、前髪があり、目が楕円形となっております。
巻いたあごひげや、控えめな獅子鼻も江戸風狛犬の特徴です。
凛々しさもあり、かわいらしさもある狛犬ですね♪
「社殿」の前にも狛犬が対でいます。
「社殿」は権現造りとなっており、現在の社殿は徳川3代将軍家光公から寄進されたものです。
寄進後350年たった現在でも当時の姿をそのまま残しています。
縁結びのパワースポット「夫婦狛犬(めおとこまいぬ)」
入り口の鳥居をくぐって「神楽殿」の近くに「夫婦狛犬」がいます。
体はやや小柄で、普通狛犬は対で置かれるのですが、互いに寄り添いあっています。
素朴な形で、なんとも癒されますね。
寄り添い合うことから「良縁」「恋愛成就」「夫婦和合」のご利益があります。
「浅草神社」で販売されている「願ひ守(ねがいまもり)」もおすすめ!
「願ひ守」の石は2つ入っていて、片方を「夫婦狛犬」近くの専用納め所に納めるか、大切な人に渡すとより縁結びのご利益がありますよ!
おわりに
「浅草神社」に参拝してみて、約350年前の姿を見られる権現造りの「社殿」はとても立派でした。
鳥居横のイチョウや、「手水舎」横の桜は境内を美しく彩るだろうと思いました。
「夫婦狛犬」は、素朴でとってもかわいい狛犬で、正面を向いて、寄り添っている狛犬を見たのは初めてでした。
そのほのぼのした姿を見ると、縁結びにご利益があるのも納得しました。
近くには「浅草寺」もありますので、あわせて参拝されてみてはいかがでしょうか。
場所 | 東京都台東区浅草2-3-1 |
電話番号 | 03-3844-1575 |
拝観料 | 境内無料 |
拝観日 | 無休 |
拝観時間 | 社務所は午前9時から午後4時30分 |
交通 | ・東部スカイツリーライン「浅草駅」 ・東京メトロ銀座線「浅草駅」 ・つくばエクスプレス「浅草駅」 ・都営地下鉄浅草線「浅草駅」 より徒歩約5分 |