2022年10月7日(金)に宮城県仙台市青葉区宮町にある松尾神社に行ってきました。
松尾神社の創建は江戸時代の延享2年(1745年)、仙台藩6代藩主・伊達宗村公の命によって藩臣・庄司伝七郎が「大己貴命」と「少彦名命」の2柱を勧請して「稲荷神社」と称したのが始まりです。
安永年間(1772年~1781年)頃から一時廃れていましたが、天保12年(1841年)に伊達家が京都の松尾大社から「大山昨命」と「中津島姫命」の2柱を勧請して「松尾神社」と改称しました。
戦前は旧青葉城より移築した奥宮をはじめ、社殿・拝殿・長床・神楽舎・神輿舎・神饌所・末社・琴平社などがありましたが昭和20年(1945年)の戦災で全て焼失しました。
昭和31年(1956年)、県内外の酒造家や杜氏、地方の氏子の寄進によって完全防火の社殿で再建されました。平成7年(1995年)に社殿が修復され現在に至ります。
今回、実際に松尾神社に参拝してきましたので由緒や御朱印、ご利益、アクセス・駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。
松尾神社へのアクセス・駐車場
交通機関を利用
◎JR仙山線「東照宮」下車、松尾神社まで850m、徒歩で約12分
自動車を利用
◎カーナビに松尾神社の住所「宮城県仙台市青葉区宮町4丁目2-43」を入力し検索
駐車場
松尾神社に駐車場はありませんので近隣のパーキングを利用します。
松尾神社の参拝と見どころ
松尾神社の参拝開始
松尾神社の入口の鳥居を通って境内に進みます。鳥居は歴史を感じるもので「松尾神社」と書かれた扁額が中央に掛かっています。鳥居の先は契約駐車場ですので駐車することは出来ません。社務所は左のマンション1階にあります。
社殿・御祭神・ご利益
社殿は戦災で焼失した為、昭和31年(1956年)に再建され平成7年(1995年)に修復されたものです。御祭神に大己貴命(商売繁盛)・大山昨命(酒、水商売)・少彦名命(薬業健康)・中津島姫命(家内安全)の4柱がお祀りされ、特に酒造に関するご利益で知られています。
「庚申」石碑と松尾火伏稲荷神社
社殿の右には江戸時代の文化2年(1804年)の「庚申」石碑と境内社の松尾火伏稲荷神社が鎮座しています。その近くには見事な桜の木があり、春になると美しい花を咲かせて参拝者を楽しませてくれます。
御朱印
御朱印は境内に隣接するマンションの1階で頒布されています。
松尾神社(仙台市青葉区)。直書き御朱印を拝受 #神社 #御朱印 pic.twitter.com/30JamMPGuq
— brother/sho-ji (@shojiand40) January 10, 2022
松尾神社 | |
住所 | 宮城県仙台市青葉区宮町4丁目2-43 |
営業時間 | 終日可能 |
定休日 | 年中無休 |
拝観料 | 無料 |
アクセス | ■交通機関を利用 ◎JR仙山線「東照宮」下車、松尾神社まで850m、徒歩で約12分 ■自動車を利用 ◎カーナビに松尾神社の住所「宮城県仙台市青葉区宮町4丁目2-43」を入力し検索 |
駐車場 | 駐車場なし、近隣のパーキングを利用 |