鹿児島県 ご祭神は島津斉彬公で大鳥居や照国神社六月灯が有名！照国神社（てるくにじんじゃ）

2017年9月19日（火）に鹿児島県鹿児島市照国にある照国神社（てるくにじんじゃ）にいってきました。

照国神社の創建は、文久2年（1862年）で、ご祭神は薩摩藩代11代藩主「島津斉彬（しまづなりあきら）」公を祀っています。

「島津斉彬」は薩摩藩の富国強兵を進めた人物で、日本初の西洋式工場群「集成館」を鹿児島に設置したり、「西郷隆盛」をはじめとした明治維新に活躍した多くの人材を育成した名君として有名です。

「島津斉彬」が安政5年（1858年）に50歳で亡くなった後、多くの実績を称えられ、「孝明天皇」より「照国大明神」の御神号が授けられました。
そして鹿児島城内西域の南泉院の郭内に場所を選定、社殿を造営し「照国神社」と称しました。

毎年7月に行われる「照国神社六月灯」では、色鮮やかに描かれた灯籠や夜店が立ち並び、大勢の人出でにぎわうことで有名で、鹿児島の風物詩にもなっています。

照国神社の所要時間ですが、ゆっくり参詣した場合で約30分でした。

照国神社へのアクセス・駐車場情報

電車・バスでアクセス

・JR鹿児島本線「鹿児島中央」下車、バスで「天文館」バス停下車、約600メートル・徒歩約7分。
・鹿児島市電「天文館」から約650メートル・徒歩約8分。

駐車場情報

照国神社には境内に普通車が24台駐車できる無料駐車場があります。
照国神社の大鳥居が見えたら左車線に入り、鳥居の左を進みます。
右側にも駐車場がありますが有料駐車場になります。
すぐに境内へ入る道が見えますので入ります。

境内にこのような無料駐車場が容易されており、あまり知られていない為ほとんど空いておりとても駐車しやすいです。

照国神社参拝

大鳥居をくぐり境内へ

照国神社入り口の大鳥居です。
大鳥居は昭和16年（1941年）に建立され、高さ・幅はそれぞれ約20メートルあります。

大鳥居を過ぎると、左側には「照国資料館」、正面は無料駐車場があります。

薩摩の歴史を無料で学べる「照国資料館」

「照国資料館」は入場料は無料です。
島津家の歴史や薩摩藩の政策、「島津斉彬」公の実績が紹介されており、見ごたえがありますので是非見学しましょう！

無料駐車場にある石燈籠には至る所に島津の家紋が入っており、歴史を感じさせる石燈籠です。

「斉鶴」の名を持つ「イマヌキ」の木

無料駐車場を過ぎると「斉鶴」と名付けられた翼を広げたような姿の「イマヌキ」の木がたっています。
「斉」はご祭神の名前「斉彬」にあやかり、「鶴」は等しく均衡のとれた鶴の形を意味しています。

「手水舎」がすぐ側にありますでしっかりと心身を清めて参拝へのぞみます。

神門から拝殿参拝へ

参道を進むと神門が見えてきます。
社殿は昭和20年（1945年）8月の鹿児島大空襲で焼失しました。
現在の神門は昭和42年（1967年）に再建されました。

神門の先には拝殿が見えます、所々に見える島津紋がいいですね♪

拝殿の前の橋を通って参拝へ進みます。

拝殿です、こちらは昭和33年（1958年）に再建されました。
拝殿裏には本殿があり、本殿は昭和28年（1953年）に再建されています。

授与所でおすすめお守り

拝殿周辺には授与所があり、お守り等授かることができます。
おすすめはこちらは珍しいデニム地の「幸運御守」！
手触りもよく丈夫で、アクティブに動く方や若い方がファッション感覚でつけてもいいですね♪

「万事開運守」は願いをまんべんなく叶えてくれそう！
「願い叶う御守」は色彩鮮やかでかわいい感じがいいですね♪

その他にも「交通安全守」や幸せを呼んでくれるかわいいお守りがたくさんありましたので、どれにするか悩みますね！

近くにある天然記念物のソテツ

大鳥居の近くには鹿児島県指定天然記念物の「世界で初めて精子が発見されたソテツ」があります。
標識など特になく見過ごしてしまいがちですので、興味がある方は是非一緒に見てみましょう！

おわりに

照国神社を参拝してみて、高さ・幅が約20メートルある大鳥居に圧倒されました。
神社の境内では、ご祭神が「島津斉彬」公であることから島津紋が様々な場所に見られました。
無料で見学できる「照国資料館」は薩摩の歴史をわかりやすく説明していて必ず訪れたい施設です。
お守りではおしゃれで珍しいデニム地でつくられている「幸運御守」はおすすめです。
是非一度照国神社に参拝されてみてはいかがでしょうか。