【所要時間50分】大沼国定公園で最長の「島巡りの路」を散策しました！見どころやアクセス・無料駐車場をご紹介

2023年4月22日（土）に北海道亀田郡七飯町字大沼町にある大沼国定公園に行ってきました。

大沼国定公園は大沼、小沼、じゅんさい沼の3つの湖からなり、湖には126の島々があります。雄大な北海道駒ケ岳を借景にまるで自然の日本庭園のような景色が見られることで有名です。豊かな自然が残っていることから大沼は道南で初めてラムサール条約登録湿地となりました。

今回、大沼国定公園の「島巡りの路」と呼ばれる最も長い散策路を歩いてきましたので所要時間や見どころ、アクセス・無料駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。

大沼国定公園へのアクセス・駐車場

交通機関を利用

・JR函館本線「大沼公園駅」下車、「大沼国定公園」まで400m、徒歩で約5分

自動車を利用

・カーナビに「大沼国定公園」の住所「北海道亀田郡七飯町字大沼町」を入力し検索

駐車場

大沼国定公園には普通自動車が110台駐車可能な無料駐車場があります。土曜日の午後に訪れましたが半分ほど空きがあり混雑していませんでした。

大沼国定公園の散策路「島巡りの路」の見どころ

おすすめの散策コース「島巡りの路」

散策路「島巡りの路」スタート地点の大沼国定公園広場は大沼公園駅から約5分、駐車場から約3分で到着します。こちらの「日本新三景　大沼国定公園」の看板を左に進むと「島巡りの路」、右に進むと「千の風になって」モニュメントがある「大島の路」があります。

「島巡りの路」は太鼓橋でつながった7つの島を散策するコースで大沼公園の主要カ所をほとんど周ることができるおすすめのコースです。

看板を左に進むと最初に見えるのは「後楽橋」です。こちらを渡って先に進みます。自転車は侵入禁止ですのでご注意下さい。

7つの番号と7つの島々

後楽橋を渡ると右に曲がって散策路を進みます。散策路には1～7の番号が書かれた看板が立っており、番号順に進むと7つの島を迷わず1周回って帰ってくることが出来ます。

豊かな自然と雄大な山々、湖畔に映る木々や空が美しいですね♪

太鼓橋を渡って次の島へ移動します。散策路は整備されていて歩きやすいです。

日本庭園のような景色

散策路から大小様々な大きさの島々を見ることが出来ます。

数多くの野鳥も見られます。

雄大な北海道駒ケ岳を借景に太鼓橋や大小の島々が見られる景色はまるで自然の日本庭園のよう。

「東宮御展望の地」の碑

散策路の途中にある「東宮御展望の地」の碑は大正11年（1922年）に建立されました。明治44年（1911年）、皇太子であった大正天皇が大沼の湖の景色を一望したことを記念したものです。

「東宮御展望の地碑」付近からは北海道駒ケ岳が綺麗に見えますよ♪

「虚子の径」の碑

道なりに進み湖月橋と呼ばれる橋を渡るとおしゃれな外観の洋食屋「ターブ径ル・ドゥ・リバージュ」があり、その近くに「虚子きょしの径みち」の碑があります。かつてこの場所に「湖月」と呼ばれる旅館があり、2階で小句会が行われました。その際に明治から昭和時代の俳人・小説家であった高浜虚子（1874－1959）が大沼湖畔を散策したことから「虚子の径」と名付けられました。

湖畔に沿って散策を楽しみます。土曜日に訪れましたが混雑もなく自分のペースで散策したら写真を撮って楽しむことが出来ます。

虚子の径から進むと散策路は森に包まれまた違った姿を見せてくれます。湖畔は波立っておらず、湖畔に映る景色が見ごたえがあります。

「八つ橋」と呼ばれる橋を渡ると最初の「後楽橋」が見えてきて散策終了です。

お土産屋「大沼展望閣」

帰りは「大沼展望閣」に寄って帰りました。こちらのお土産屋ではおいしいソフトクリームや大沼だんご、焼イカ、トウモロコシ等、北海道のおいしいものを食べることができます。食事をするとトイレを利用することが可能で、駐車場のトイレはぼっとん便所ですのでこちらのトイレがおすすめです。

大沼展望閣にはヒグマのはく製もありました。

ヒグマの大きさと迫力にびっくりです！

おわりに

大沼国定公園の所要時間ですが、大沼国定公園で最長の「島巡りの路」をゆっくり散策した場合で約50分でした。散策路からは北海道駒ケ岳を借景に大小様々な島が見え、島々に架かる太鼓橋を渡って散策を楽しむことができます。まるで池泉回遊式の日本庭園のようで自然の神秘と雄大さを感じました。近くには「千の風になって」モニュメントやゴールデンカムイに登場した大沼だんごの有名店「沼の家」があります。見どころいっぱいの大沼国定公園を是非一度散策してみてはいかがでしょうか。