【千葉県】習志野の守護神でアイーン狛犬が有名な菊田神社!見どころや御朱印、アクセス・無料駐車場をご紹介

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2023年2月25日(土)に千葉県習志野市津田沼にある習志野の守護神でアイーン狛犬が有名菊田神社に行ってきました。

今回実際に参拝してきましたので歴史や見どころ、御朱印、ご利益、アクセス・無料駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。

菊田神社の概要

菊田神社は平安時代の弘仁年間(810年~824年)に創建されたと伝わります。御祭神は古くは出雲の神をお祀りしていたと伝わり、現在は大己貴大神おおなむちのおおかみ大国主命おおくにぬしのみこと)がお祀りされています。創建時は島の上に鎮座し、東西両側は岡で砂土堆積している入江となっており、住民は西側の崖下に住居を構えました。やがて入江は浅瀬となり埋め立てられて周辺は水田地帯となりました。創建当初は久々田大明神くぐただいみょうじんと称されていましたが、久々田はかつてこの周辺に群生していた「クゴ」という草が由来と伝わります。

住民が周辺の人と縁結びをすると夫婦円満の家が多く、子供も元気に成長し、長命の人も多かったことから縁結び・厄難除・安産・延命長寿ご利益で篤く信仰しました。また商人が当社で祈願すると商売繁盛の祈願をしたところ繁盛したことから商売繁盛ご利益でも知られています。

平安時代の治承4年(1180年)、藤原師経ふじわらのもろつね藤原師長ふじわらのもろながの一族郎党が下総国に流罪となり相模灘を経て袖ヶ浦へ来ました。海上が少し荒れていたので波が静かな上陸できる場所を探していたところ久久田浦の入江に漂着しました。師経・師長は無事に上陸出来たことは御祭神の御神徳によるものとし安住の地に定め、祖先の藤原時平ふじわらのときひらを合祀しました。時平は菅原道真を大宰府に左遷した人物として知られています。

江戸時代の宝暦年間(1751年~1763年)に「菊田大明神」と改称し、大正元年(1912年)に町内の大山祇神社・八坂神社・金刀比羅神社・稲荷神社・水神社・雷神社の6社を境内社として合祀しました。

菊田神社へのアクセス・駐車場

交通機関を利用

・京成電鉄京成線「京成津田沼駅」下車、北口より菊田神社まで400m、徒歩で約5分
・JR線「津田沼駅」下車、南口より菊田神社まで1.0km、徒歩で約13分

自動車を利用

・カーナビに菊田神社の電話番号「047-472-4125」を入力、または菊田神社の住所「千葉県習志野市津田沼3-2-5」を入力し検索

駐車場

菊田神社には入口鳥居前に普通自動車が7台駐車可能な無料駐車場があります。土曜日の午前10時に訪れましたが駐車場は半分空いていました。
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菊田神社の参拝と見どころ

菊田神社の参拝開始

菊田神社の入口の鳥居を通って境内に進みます。かつては江戸時代の安政5年(1858年)に建立された鳥居が立っていましたが平成23年(2011年)の東日本大震災で倒壊した為新しい鳥居になっています。
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菊田神社のシンボル「アイーン狛犬」

一の鳥居から約20m歩くと微笑んでいるように見える狛犬一対が鎮座しています。造形から江戸時代に奉納されたものと考えられます。菊田神社のシンボルともいえる狛犬で御朱印にもデザインされています。SNSだけでなく「ヒルナンデス!」等、テレビやメディアでも取り上げられている人気の狛犬です。花の飾りがついた前掛けもしてもらっていてかわいいですね♪
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顔の造形がユニークで見ればみるほどかわいくて親しみが湧いてきます。ユニークな表情と前足をあげている姿志村けんさんの代表的な一発芸「アイーン」に似ていることから「アイーン狛犬」として有名です。参拝時も多くの参拝者が狛犬の前で写真を撮っていました。
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アイーン狛犬の先には新しい感じのする狛犬一対が鎮座しています。

その先には明治28年(1895年)に奉納された獅子山があります。立体的で躍動感がありますね!

立派な手水舎で龍の吐水口から水が出ています。こちらでしっかりと心身を清めて参拝へ進みます。
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拝殿・本殿・御祭神・ご利益

拝殿は明治26年(1893年)に造営されたもので、御祭神には大己貴大神(大国主命)・藤原時平命がお祀りされています。ご利益縁結び・厄難除・安産・延命長寿・商売繁盛で知られています。
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拝殿には鳳凰や龍の見事な彫刻が施され、木鼻には獅子も見られます。拝殿の屋根は昭和48年(1973年)に銅板瓦葺に改修されました。
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拝殿の左前方に社務所御神木があります。
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本殿は江戸時代の弘化3年(1846年)に改造営されたものです。拝殿・本殿の並びが美しいですね。
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本殿にも見事な獅子の彫刻が施されているのが分かります。本殿の屋根も昭和48年(1973年)に銅板瓦葺に改修されました。御祭神は男神ですので屋上の千木は外削ぎとなっています。
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境内社と小祠

鳥居を潜りすぐ右側に鎮座するのは境内社の琴平神社で大正元年(1912年)に合祀されました。
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社殿の前には歴史を感じる狛犬が悪い気から護っています。

御嶽大神と狛犬一対が鎮座しています。
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三峯神社です。
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参道の左側、御神木の近くに鎮座する子安神社です。
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その隣には「大杉神社」が鎮座しています。「あんば様」の民間信仰行事で知られ、今も3月15日に近い日曜日に「あんばーおーせー大明神!悪魔を払ってよーいやせ!」と唱えながら地区内を神輿渡御しています。明治初期に流行した天然痘ほうそうを防ぐために始まったと伝わります。その隣には古い小祠が並んでいます。
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その隣にはお稲荷様の祠の前に神狐一対が鎮座してます。
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お稲荷様の祠の隣にも歴史を感じる古い小祠が鎮座しています。
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御朱印

御朱印は境内の社務所で頂くことが可能です。2月に参拝した際は①~④は直書き、⑤⑥は書置きでした。
①菊田神社の御朱印:300円
②狛犬の御朱印(2月):500円
③月詣の御朱印(2月):500円
④房総三國御朱印:500円
⑤⑥1月分の御朱印2種
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おわりに

菊田神社所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約15分でした。境内は綺麗に整備・保守されておりとても心地よい神域でした。参道沿いや社殿前には多くの狛犬が鎮座していますが中でもユニークな顔の造形と足を上げている「アイーン狛犬」は御朱印にもデザインされる菊田神社のシンボルです。拝殿・本殿も江戸・明治に造営された優美で見事な社殿で、彫刻されている鳳凰や龍、獅子は見ごたえがあります。見どころいっぱいの菊田神社に是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。

菊田神社
住所 千葉県習志野市津田沼3-2-5
電話番号 047-472-4125
営業時間 ■平日
午前10時~午後3時
■土日祝日
午前9時~午後4時
定休日 年中無休
拝観料 無料
アクセス ■交通機関を利用
・京成電鉄京成線「京成津田沼駅」下車、北口より菊田神社まで400m、徒歩で約5分
・JR線「津田沼駅」下車、南口より菊田神社まで1.0km、徒歩で約13分
■自動車を利用
・カーナビに菊田神社の電話番号「047-472-4125」を入力、または菊田神社の住所「千葉県習志野市津田沼3-2-5」を入力し検索
駐車場 普通自動車が7台駐車可能な無料駐車場あり

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