伝説的な彫刻職人「左甚五郎」の彫刻や狩野派・土佐派の壁画は必見!関西日光とも呼ばれる「紀州東照宮(きしゅうとうしょうぐう)」

紀州東照宮14
2020年1月20日(月)に和歌山県和歌山市和歌浦にある徳川家康が祀られ左甚五郎の彫刻や狩野派・土佐派の絢爛豪華な造りから関西日光としても有名紀州東照宮(きしゅうとうしょうぐう)に行ってきました。

創建は元和7年(1621年)に徳川家康公の10男で紀州藩祖の「徳川頼宣(とくがわよりのぶ)」公が創建しました。

ご祭神「徳川家康(とくがわいえやす)」「徳川頼宣」公です。
徳川家康が長い年月をかけて全国統一したことから心願成就のご利益があります。
病気平癒のご利益もあります。

社殿には伝説的な彫刻職人「左甚五郎(ひだりじんごろう)」の彫刻や、狩野派・土佐派の壁画が飾られており、安土桃山時代を雰囲気を感じる絢爛豪華な造りとなっています。
本殿・石の間・拝殿・唐門・東西瑞垣・楼門・東西回廊の7棟が重要文化財に指定されています。
創建時から伝わる例大祭「和歌祭(わかまつり)」は江戸時代の芸能風俗を今に伝えます。

境内にある「楓(ふう)の木」は新しい葉が出るまで古い葉が落ちないことから受験合格のパワースポットとして受験生に人気です。

今回紀州東照宮に参拝してきましたので見どころ等をご紹介したいと思います。

紀州東照宮所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約40分でした。

紀州東照宮へのアクセス・駐車場

交通機関を利用

・南海線「和歌山市駅」着⇒バス「和歌山市駅バス停」乗車⇒「和歌浦口バス停」下車⇒徒歩約7分・550m

自動車を利用

・カーナビにMAPCODE367 312 517*24」を入力。

駐車場

紀州東照宮にはかなりの広さがある有料駐車場があります。
1時間300円1時間超過は500円料金追加です。
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紀州東照宮の見どころ

見どころ・おすすめスポットは以下の通りになります。

・煩悩と同じ108段の石段「侍坂」
・創建当時の彩色を伝える「楼門」
・安土桃山時代の絢爛豪華な造り「本殿」「拝殿」
・伝説的な彫刻職人「左甚五郎」の彫刻や狩野派・土佐派の壁画
・受験合格のパワースポット「楓の木」

紀州東照宮参拝

立派な石の鳥居を通って参道を進みます。
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参道の両端には紀州藩士が奉納した石の灯籠が並んでいます。
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当時の灯籠がそのままの状態で残っているので崩れそうな灯籠もいくつかありました。
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境内社「稲荷大明神」」「弁財天社」に参拝

参道を少し進むと左側に「稲荷大明神」が見えてきます。
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稲荷大明神」側には立派なご神木があり、強いパワーを感じるスポットです。
しっかりと参拝して進みます。
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右側には「弁財天社」がありますのでこちらもしっかりと参拝して進みます。
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煩悩と同じ108段の石段「侍坂」

「稲荷大明神」「弁財天社」を過ぎると前方に煩悩の数と同じ108段の「侍坂」があります。
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徳川家の家紋が入ったお賽銭箱にお賽銭を入れてから石段を登って行きます。
石段を歩いている内、物理的に煩悩が消えていきました(笑)
かなり傾斜があり危険もあるので石段を登るのが難しい方はお賽銭箱左側からゆるやかな登り道があるのでそちらから進んで下さい。
前方に見えている「楼門」で合流出来ます。
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こちらがゆるやかな登り道です。
ゆるやかで石段も整備されており手すりもあるので安全に登ることができます。
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歩いても歩いても中々たどり着けません、煩悩はきれいさっぱり消えました!
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創建当時の彩色を伝える「楼門」

楼門」は重要文化財に指定されており、色鮮やかで見ごたえがあります。
何度も彩色修理をしながら創建当時の姿を維持しています。
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楼門横の「東西回廊」も重要文化財に指定されています。
楼門を過ぎたところ(写真右側)に社務所があり、御朱印を頂くことができます。
また重要文化財の本殿・石の間・拝殿を見学するにはこちらで拝観料500円が必要です。
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社殿は安土桃山時代の絢爛豪華な造りで「左甚五郎」の彫刻や壁画は必見

参拝時には修復工事中でしたが重要文化財の「唐門」から内部に入り同じく重要文化財の「本殿」「拝殿」を見学することが可能でした。
社殿の「東西庁舎」も重要文化財に指定されています。
内部には伝説的な彫刻職人「左甚五郎」の「鶴と亀」の彫刻や、狩野派・土佐派の壁画があり必見ですよ!
安土桃山時代の絢爛豪華な雰囲気を今に伝える貴重な遺構です。
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受験合格のパワースポット「楓の木」

「楼門」を過ぎて右側には受験合格のパワースポット楓の木」があります。
受験合格にご利益がある理由は、新しい葉が出るまで古い葉が落ちないことからそのように信じられています。
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おわりに

紀州東照宮に参拝してみて煩悩の数と同じ108段の石段がある「侍坂」はかなりきつい参道でした。
石段を登るたびに精神的、物理的に煩悩が消えていくのを感じました。
登り切った後に楼門から見る景色は絶景でした。
楼門・本殿・拝殿は安土桃山時代の絢爛豪華な造りで伝説的な彫刻職人「左甚五郎」の彫刻や、狩野派・土佐派の壁画は見ごたえがあり必見です。
受験合格のご利益がある楓の木も厚い信仰を集めていました。
見どころいっぱいの紀州東照宮に是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。
近くには結縁坂や名水、桜や重要文化財多数の「紀三井寺」や「和歌山城」もありますよ♪

紀州東照宮(きしゅうとうしょうぐう)
場所 和歌山県和歌山市和歌浦西2丁目1-20
電話 073-444-0808
拝観時間 午前10時~午後4時
拝観料 大人500円
アクセス ■電車の場合
南海線「和歌山市駅」着⇒バス「和歌山市駅バス停」乗車⇒「和歌浦口バス停」下車⇒徒歩約7分・550m
■自動車の場合
カーナビにMAPCODE「367 312 517*24」を入力
駐車場 有料駐車場あり
60分300円、超過は500円料金追加
休日 無休

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