2023年3月5日(日)に東京都豊島区巣鴨にある雰囲気が素敵で江戸時代からのパワースポットである巣鴨庚申塚に行ってきました。巣鴨地蔵通り商店街と庚申塚商店街の間にあり、地元の方や観光客と思われる参拝者がひっきりなしに訪れる人気のスポットです。
巣鴨庚申塚の始まりは文亀2年(1502年)、現在地に高さ約2.4mの庚申塔を建立したのが起源と伝わります。元の庚申塔は明暦3年(1657年)に明暦の大火の復興の為の木材が倒れ5つに砕けた為、土中に埋めて現在の庚申塔が同年に建立されました。
江戸時代、中山道の江戸と板橋宿の間にあった庚申塚は行き交う旅人で賑わいました。旅人が休憩所として茶店で休んだり人足や馬の世話をしていた様子が『江戸名所図会』に描かれています。
明治初期、千葉県銚子市にある猿田神社から猿田彦大神を勧請し合祀しました。
御祭神は猿田彦大神・大己貴神・少彦名神で、猿田彦大神は「みちひらき」の神様ですので開運成就・交通安全・商売繁盛・金運向上等のご利益があります。
今回巣鴨庚申塚に参拝してきましたので見どころや御朱印、ご利益、アクセス・駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。
巣鴨庚申塚へのアクセス・駐車場
交通機関を利用
・都電荒川線「庚申塚駅」下車、巣鴨庚申塚まで90m、徒歩で約1分
・地下鉄都営三田線「西巣鴨駅」下車、巣鴨庚申塚まで600m、徒歩で約8分
・JR山手線、都電荒川線「大塚駅」下車、巣鴨庚申塚まで900m、徒歩で約12分
自動車を利用
・カーナビに巣鴨庚申塚の住所「東京都豊島区巣鴨4-35」を入力し検索
駐車場
巣鴨庚申塚には参拝者専用駐車場はありませんので近隣のパーキングを利用します。
巣鴨庚申塚の参拝と見どころ
巣鴨庚申塚の参拝開始
巣鴨庚申塚の入口の山門を潜って境内へ進みます。平成3年(1991年)に改築が行われた山門には御祭神の「猿田彦大神」と書かれた提灯が掲げられています。
かわいい神猿
山門を潜ると参道の両脇から微笑んだ神猿がお出迎えしてくれます。赤いおべべを着てかわいいですね♪
神猿の台には「見ざる聞かざる言わざる」の三猿が彫られています。
手水舎
左の神猿の隣に手水舎がありますのでこちらでしっかりと心身を清めて参拝へ進みます。手水舎は昭和50年(1975年)に建立されました。とても立派な手水舎が設置されていて信仰の篤さを感じます。
本堂・庚申塔・御祭神
本堂は昭和47年(1972年)に建立され、内部には庚申塔が納められています。庚申塔は明暦の大火が発生した明暦3年(1657年)に作られたもので豊島区の登録文化財に指定されています。御祭神は明治初期に千葉県銚子市の猿田神社から勧請した猿田彦大神がお祀りされています。ご利益は開運成就・交通安全・商売繁盛・金運向上等で知られています。
御朱印
御朱印は年6回行われる祭礼日に本堂左手の授与所で頂くことが可能です。祭礼日は奉賛会のサイトでご確認下さい。初穂料は300円となっています。
12月10日(木)は納庚申。
巣鴨猿田彦庚申堂(東京都豊島区)は普段は無人ですが60日に一度の庚申の日だけ御朱印をいただけます。
○都電荒川線庚申塚駅から徒歩1分
○書き手さんがいるのは15時頃まで
#御朱印部 pic.twitter.com/Gq5aeKu3V0— ハニーちゃん (@honey_goes) December 6, 2015
おわりに
巣鴨庚申塚の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約5分でした。境内は広くありませんが入り口の山門、神猿、手水舎、本堂と雰囲気がとてもよくて落ち着く神域でした。参拝中、地元の方や観光客と思われる方の参拝が途切れることなく篤い信仰を集めていると感じました。御朱印は年6回の祭礼日に直書きで拝受していただけるので御朱印を頂きたい方は事前に奉賛会のサイトを確認することをおすすめします。見どころいっぱいの巣鴨庚申塚に是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。
巣鴨庚申塚 | |
住所 | 東京都豊島区巣鴨4-35 |
営業時間 | 終日可能 |
定休日 | 年中無休 |
拝観料 | 無料 |
アクセス | ■交通機関を利用 ・都電荒川線「庚申塚駅」下車、巣鴨庚申塚まで90m、徒歩で約1分 ・地下鉄都営三田線「西巣鴨駅」下車、巣鴨庚申塚まで600m、徒歩で約8分 ・JR山手線、都電荒川線「大塚駅」下車、巣鴨庚申塚まで900m、徒歩で約12分 ■自動車を利用 ・カーナビに巣鴨庚申塚の住所「東京都豊島区巣鴨4-35」を入力し検索 |
駐車場 | 駐車場なし、近隣のパーキングを利用 |