2018年9月24日(月)に石川県金沢市兼六町にある金沢の地名の由来になった「金城霊沢(きんじょうれいたく)」が境内にある「金澤神社(かなざわじんしゃ)」に行ってきました。
金澤神社のご祭神は菅原道真公で、毎年受験シーズンにはテレビ等で必ず紹介される学業成就のご利益で有名な神社です。
創建は寛政6年(1794年)に加賀藩の11代藩主「前田治脩(まえだはるなが)」が前田家の祖先とされる菅原道真公を祀る為に創建したのが始まりです。
ご祭神は「菅原道真(学業成就の神)・白蛇龍神(災難除けの神)・琴平大神(交通安全の神)・白阿紫稲荷大明神(商売繁盛の神)」です。
明治時代以前は4月25日と9月25日の例祭の際、城下の婦女子のみ参拝が許可されていましたが、明治7年(1874年)に兼六園が一般開放されると自由に参拝できるようになりました。
境内は大きくありませんが、金沢の地名の由来になった「金城霊沢」、心身のいぼが取れる癒しのパワースポット「いぼとり石」、なでると願いが叶う「夢牛」、登録有形文化財に指定されている本殿・拝殿等見どころが凝縮されています。
今回金澤神社に参拝してきましたので見どころをご紹介したいと思います。
金澤神社の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約20分でした。
金澤神社へのアクセス・駐車場
交通機関を利用したアクセス
■北鉄バス
・JR金沢駅下車、西口バスターミナル4番乗り場からバスに乗車し「成巽閣前」下車すぐ。
・JR金沢駅下車、東口バスターミナル6番乗り場からバスに乗車し「出羽町金沢医療センター」下車すぐ。
■兼六園シャトルバス
・JR金沢駅下車、東口バスターミナル6番乗り場からバスに乗車し「成巽閣前」下車すぐ。
車を利用したアクセス
・カーナビにMAPCODE「41 499 806*14」を入力。
駐車場
金澤神社には駐車場がありませんので周辺の駐車場(200円/時間~)に駐車するか、神社近くにある兼六園駐車場(350円/時間~)または護国神社の駐車場(300円)に駐車することになります。
金澤神社近くの兼六園や護国神社を参拝すると1時間以上は確実に必要です。
護国神社の駐車場は御朱印を頂くと駐車料金が無料になりますので周辺観光する際はおすすめですよ♪
金澤神社の見どころ
金澤神社の見どころ・おすすめスポットは以下の通りになります。
・金沢の地名の由来となった「金城霊沢」
・心身のいぼがとれる癒しのパワースポット「いぼとり石」
・拝殿・本殿は学業成就・金運アップのパワースポット
・なでると願いが叶う「夢牛」
金澤神社参拝
兼六園のとなりに金澤神社はあります。
元々金澤神社は兼六園の一部で、こちらの鳥居から直進するとすぐ近くに兼六園の随身坂口の入り口があります。
兼六園は再入場可能となっており、兼六園の見学途中に金澤神社に参拝するのもおすすめです。
兼六園の庭園から金澤神社まで美しい庭園の景色が続いています。
こちらが金澤神社側にある兼六園の随身坂口の入り口です。
金沢の地名の由来となった「金城霊沢」
金澤神社の朱色の鳥居をくぐって右側に進むと「金城霊沢(きんじょうれいたく)」があります。
昔、「芋掘藤五郎(いもほりとうごろう)」という人物が砂金をこの場所で洗っていたことから「金洗沢(かなあらいのさわ)」と呼ばれ、金沢の地名の由来となりました。
金城霊沢をのぞきこむと澄んだ水と吸い込まれるような丸い穴があります。
この場所から金沢の名前が広まっていったと思うと感動しました。
金城霊沢側の伏見稲荷大社を連想されるような鳥居をくぐって進むと拝殿・本殿があります。
最初にご紹介した朱色の鳥居をまっすぐ進むと石の明神鳥居があります。
こちらの鳥居をくぐりすぐ右手に「いぼとり石」があります。
心身のいぼがとれる癒しのパワースポット「いぼとり石」
江戸時代から明治時代にかけてこちらの石でいぼをこするといぼがとれると伝わってきました。
上部は昔から多くの人になでられた為、つるつるしていて少し平らになっている石です。
現在では身体のいぼだけでなく心のいぼもとれることから癒しのパワースポットとして人気です。
いぼとり石を通り過ぎて石段を登ると神門があり、向こうに拝殿・本殿が見えます。
こちらの神門は平成5年(1993年)に再建されたもので朱色が美しいですね♪
神門をくぐり手水舎でしっかりと心身を清めます。
拝殿・本殿は学業成就・金運アップのパワースポット
登録有形文化財に指定されている拝殿・本殿でしっかりと祈願します。
入母屋造の朱色が美しい拝殿で、学問の神様菅原道真公が祀られ、学業成就のご利益があります。
相殿には災難除け・金運の神である白蛇龍神が祀られていますので金運アップのパワースポットとなっています。
なでると願いが叶う「夢牛」
境内には「夢牛」と呼ばれる石の牛像があります。
ご祭神が太宰府天満宮や亀戸天神社と同じ菅原道真公ですので神使である牛がいます。
普通の撫牛は自分の体の悪い所をなでると良くなりますが、こちらの夢牛は祈願しながら頭をなでると願いが叶うとされています。
頭のまわりは苔もはえておらずつるつるしています!
おわりに
金澤神社は元々は兼六園の一部で、再入場可能な兼六園の入場チケットがあれば兼六園の散策途中に金澤神社に参拝することができます。
境内の見どころとして、金沢の地名の由来となった金城霊沢や、心身のいぼがとれるいぼとり石、なでると願いが叶う夢牛があります。
登録有形文化財に指定されている拝殿・本殿は学問の神様である菅原道真公や厄除け・金運アップの白蛇龍神が祀られているパワースポットでした。
兼六園を訪れた際は是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。
金澤神社(かなざわじんじゃ) | |
場所 | 石川県金沢市兼六町1-3 |
電話 | 076-261-0502 |
休日 | 無休 |
拝観料 | 無料 |
参拝時間 | 24時間参拝可能 |
交通 | JR線「金沢駅」下車、バスで約20分。 |