2018年7月15日(日)に奈良県生駒市にある「宝山寺(ほうざんじ)」にいってきました。
宝山寺は「生駒の聖天さん」として親しまれています。
境内にある聖天堂は日本三大聖天のひとつで金運アップのパワースポットとして、本堂裏の岩山にある般若窟の弥勒菩薩様は見どころスポットして有名です。
また「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎」で寅さんとふみが、近鉄生駒ケーブルカーに乗って参詣にやってくる舞台としても有名ですね!
宝山寺の創建は延宝6年(1678年)、「湛海律師(じんかいりっし)」が歓喜天を祀って再興しました。
それ以前は、斉明天皇元年(655年)に役行者が修行道場として開き、空海も修行したと伝わっています。
山号は生駒山で宗派は真言律宗になります。
宝山寺ですが、現在年間約300万人もの参拝者が訪れています。
境内はかなり広く、見どころも多くありますので参拝順路で詳しくご紹介します。
宝山寺を参拝した所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約1時間30分でした。
宝山寺の順路・見どころ
宝山寺の見どころを1~17の順路でご紹介します。
1.日本で最初に設置された「生駒ケーブルカー」は今も現役
2.両端の灯籠に風情を感じる参道
3.元は近鉄生駒駅近くにあった「一の鳥居」
4.創建当時のお地蔵様が2体「地蔵堂」
5.重要文化財「獅子閣」は特別公開日のみ
6.境内で最古の建物「本堂」
7.般若窟は境内から拝観
8.線香場の木像賽銭箱は金運アップのパワースポット
9.「拝殿・聖天堂」は商売繁盛のご利益
10.社務所で御朱印やお守り
11.知恵と司る文殊菩薩様が祀られている「文殊堂」
12.「観音堂」と「常楽殿」
13.「延命水」は健康長寿と商売繁盛のご利益
14.「多宝塔」の愛染明王は恋愛成就のご利益
15.「奥之院」までは苔むした参道とお地蔵様が見どころ
16.空海をお祀りしている「太子堂」
17.奥之院で湛海律師に参拝
拝観料
境内の拝観は無料です。
交通機関を利用したアクセス
・生駒ケーブル「梅屋敷駅」下車、約280メートル・徒歩4分。
・生駒ケーブル「宝山寺駅」下車、約450メートル・徒歩10分。
駐車場情報
宝山寺には、宝山寺の大鳥居横の第1駐車場、生駒ケーブル「宝山寺」駅側の第2駐車場があり、いずれも駐車場料金は無料です。
第1駐車場の方が宝山寺にアクセスしやすいのですが、おすすめは第2駐車場!
理由は灯籠が素敵な参道を通ることが出来るからです。
写真は第1駐車場で、第2駐車場もかなり広く駐車場に困ることはないと思います。
宝山寺参拝
第2駐車場から参道へ向かいます。
レトロな雰囲気の看板をくぐって進みます。
日本で最初に設置された「生駒ケーブルカー」は今も現役
駐車場からの風景です。
宝山寺はかなり高い場所に建っていることがわかります。
目の前には大正7年(1918年)に日本で最初に設置された生駒ケーブルカーが通っており、今も現役で動いています。
ケーブルを利用して宝山寺に参拝する場合は「宝山寺」か「梅屋敷」駅で降りて参拝することになります。
両端の灯籠に風情を感じる参道
石段はかなり傾斜がありますが、道は整備されていますので歩きやすいです。
街の雰囲気も映画のワンシーンのようで素敵ですね♪
石段横には所狭しと灯籠がびっしり並んでします。
こちらをまっすぐ進むと「一の鳥居」が見えてきます。
元は近鉄生駒駅近くにあった「一の鳥居」
こちらが「一の鳥居」で、元々は近鉄生駒駅の近くにありました。
昭和50年(1975年)の駅前の開発に伴い現在の場所に移築されました。
こちらをくぐって先に進みます。
一の鳥居をくぐると参道に屋台がでていました。
右側が第1駐車場になります。