2018年3月19日(月)に埼玉県川越市にある「蓮馨寺(れんけいじ)」にいってきました。
蓮馨寺は、安産子育てに霊験あらたかな「呑龍(どんりゅう)上人」が祀られていることから安産子育てのご利益があるお寺です。
また、さわってなでると良くなる仏様「おびんづる様」が祀られていることでも有名です。
蓮馨寺の創建は、天文18年(1549年)に後北条氏の家臣「大道寺政繁(だいどうじまさしげ)」の母である「蓮馨(れんけい)」によって創建されました。
山号は孤峰山で、宗派は浄土宗になります。
江戸時代には、徳川幕府が定めた浄土宗の関東十八檀林の一つとなりました。
小江戸川越七福神巡りのひとつにも数えられ、第五番の福禄寿が祀られています。
蓮馨寺の道路向かいにある「川越熊野神社」は、明治の神仏分離により独立しましたが、元は蓮馨寺境内にありました。
西武新宿線「本川越駅」や東武東上線「川越市駅」から蔵造りの街並みや菓子屋横丁へ向かう途中にあり、観光客にも人気のお寺ですので今回の川越散策で参拝してきました!
蓮馨寺を参拝した所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約20分でした。
蓮馨寺の特徴・見どころ
1.見ごたえのある手水舎の彫刻
2.安産子育てのご利益があるお寺
3.さわってなでると良くなる仏様「おびんづる様」
蓮馨寺へのアクセス・駐車場情報
電車でアクセス
・西武新宿線「本川越駅」下車、約550メートル・徒歩約6分。
・東武東上線「川越市駅」下車、約1キロメートル・徒歩約11分。
・JR川越線「川越駅」下車、約1.5キロメートル・徒歩約18分。
駐車場
広くて駐車しやすい無料駐車場がありますが、週末や休日は前の道路が渋滞します。
少し離れますが、川越観光用の無料観光駐車場がありますので、そちらに駐車して川越観光で参拝するのもおすすめです。※
※無料駐車場の詳細はこちらをご確認下さい。
蓮馨寺参拝
立派な石の門を通り参道を進むと本堂があります。
参道左手には彫刻が美しい「手水舎」、右手には駐車場、駐車場側には大正創業で名物の「松山だんご」のお店があります。
手水舎の彫刻は見ごたえあり!
こちらが手水舎で、素晴らしい彫刻が特徴です。
蓮馨寺は、明治26年に発生した川越大火で山門や諸堂を焼失しましたが、手水舎と駐車場にある鐘堂は火災を免れました。
蓮馨寺の当時の姿を今に伝える貴重な建造物です。
鶴亀や牡丹唐獅子の彫刻がとても見事ですね♪
手水舎で心身を清め本堂へ進みます。
本堂で安産子育てを祈願
本堂でしっかり参拝します。
多くの子供を助け育てたことから「子育て呑龍」とも呼ばれる「呑龍上人(どんりゅうしょうにん)」ゆかりのお寺で、安産子育てのご利益があります。
本堂右手には「おびんづる様」がおられます。
北条氏や徳川家とゆかりが深いお寺で家紋をあちこちで見ることができます。
さわってなでる仏様「おびんづる様」
こちらがおびんづる様です。
おびんづる様の体をさわると病気がなおり、頭をさわると頭が良くなるといわれています。
病気平癒と近々ある試験に合格できるようしっかりさわってきました!
本堂側には「将監地蔵尊(しょうげんじぞうそん)」がおられます。
川越に「遊佐将監(ゆさしょうげん)」という地蔵菩薩を信仰している武士がおり、その方が作った石地蔵です。
江戸時代、様々な霊験をもたらしたことから篤い信仰を集め、こちらのお地蔵様を拝むと十福(十のご利益)があるとされています。
おわりに
蓮馨寺は、川越観光の中心スポットである蔵造りの街並みや菓子屋横丁へ向かう途中にあるお寺でとてもアクセスしやすい場所にあります。
参拝の所要時間も20分もあれば参拝可能で、地元の方だけでなく、観光客にもとても人気のあるお寺です。
安産祈願や病気平癒等、様々なご利益もありますので是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。
蓮馨寺(れんけいじ) | |
場所 | 埼玉県川越市連雀町7-1 |
電話 | 049-222-0043 |
休日 | 無休 |
拝観料 | 無料 |
参拝時間 | 境内自由 |
駐車場 | 無料駐車場あり。 |
交通 | ・西武新宿線「本川越駅」下車、約550メートル・徒歩約6分。 ・東武東上線「川越市駅」下車、約1キロメートル・徒歩約11分。 ・JR川越線「川越駅」下車、約1.5キロメートル・徒歩約18分。 |