2017年2月4日(土)に東京都文京区にある清林寺(せいりんじ)にいってきました。
山号は「東梅山」で、宗派は「浄土宗」です。
清林寺の創建は、文明15年(1483年)に鎌倉光明寺の祐崇上人によって開山され、神田三河町四軒町付近に創建されたと伝わります。
その後焼失し、無住の状態が続きましたが、慶長18年(1629年)に神田三河町四軒町付近から神田川柳原移転しました。
慶安元年(1648年)に現在地に移転しました。
昭和20年(1945年)の東京大空襲で本堂等すべてを焼失しますが、昭和33年(1958年)に本堂を再建し、今に姿を伝えています。
清林寺は江戸三十三観音第8番札所となっています。
ご本尊は阿弥陀如来像で、江戸三十三観音第8番札所の観音様は聖観音菩薩像です。
清林寺の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約10分でした。
清林寺へのアクセス
電車でアクセス
・東京メトロ南北線「本駒込駅」出口から徒歩約5分
清林寺で参拝
本駒込駅から道路沿いに歩くと清林寺が見えてきます。
江戸札所第八番のお寺で、本堂と梅の花が見えます。
入り口からすぐのところに手水舎があるのでしっかりと清めてから参拝へと進みます。
手水舎の横では大きなカバーがかけられており工事中でした。
三重塔の建設中だということで、完成したら再訪したいと思いました。
花陽稲荷大明神も境内で祀られていました。
昭和33年(1958年)に再建された本堂です。
参拝時は幸いにも晴天でとても気持ちのよい日でした。
境内は静寂で落ち着ける空間で、梅の花が大変美しいと感じました。
本殿の右側には庫裏があり、江戸時代に製作された聖観音菩薩様がおられます。
札所のご本尊ですのでしっかりと参拝しました。
山号が「東梅山」で「梅」が入っていますが、梅は見ごたえがあります。
本堂とそっと寄り添って咲く梅の花の感じがいいですね♪
手水鉢と梅の組み合わせも風情があっていいですね♪
手水鉢は苔むしていてなんとも風情があります。
梅の花が手水鉢にひらひらと落ち、苔むした手水鉢を彩っていました。
参拝者もあまりいなかったので、本堂参拝後に梅の花をゆっくり鑑賞することができました。
おわりに
清林寺に参拝してみて、梅の花が美しい江戸札所第八番のお寺でした。
江戸時代に製作された札所のご本尊である聖観音菩薩様がおられたり、梅の花を堪能できる落ち着けるお寺でした。
三重塔も現在建設中で、完成したら再度訪れたいと思いました。
近くには梅の花が美しい光源寺や武蔵野市吉祥寺の名前の由来になった吉祥寺がありますので一緒に参拝してみてはいかがでしょうか。
場所 | 東京都文京区向丘2-35-3 |
電話番号 | 03-3821-2581 |
拝観料 | 無料 |
拝観日 | 無休 |
交通 | ・東京メトロ南北線「本駒込駅」 出口から徒歩約5分 |
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