2017年1月28日(土)に東京都中央区にある薬研堀不動院(やげんぼりふどういん)にいってきました。
薬研堀不動院の創建は、天正13年(1585年)豊臣秀吉による紀州征伐・根来攻めの際に、根来寺(ねごろじ)の大印僧都(だいいんそうず)が不動尊像をつづらに納め、背負って東国に逃れ、現在の地に堂宇を建立して創建したと伝わっています。
その後、明治25年(1892年)に川崎大師の東京別院となり現在に至っています。
ご本尊の不動明王は、保延3年(1137年)に真言宗中興の祖である興教大師・覚鑁(かくばん)上人が、43歳の厄年が無事すんだことに感謝し、ひと彫りごとに三度礼拝しながら祈りをこめて彫刻し、紀州・根来寺に安置されたものです。
薬研堀不動院は、東京都目黒区の「目黒不動尊」、東京都豊島区の「目白不動尊」と並び、江戸三大不動のひとつに数えられています。
毎年12月26日から3日間行われる歳の市が有名で、正月用品や、問屋街から衣料品・靴・日用雑貨が普段ではまずみられないような格安価格で販売されるため、大変にぎわいます。
薬研堀不動院の所要時間ですが、ゆっくり参詣した場合で約10分でした。
薬研堀不動院へのアクセス
電車でアクセス
・都営浅草線「東日本橋駅」より徒歩約3分
・都営新宿線「馬喰横山駅」より徒歩約5分
薬研不動院への道順
「東日本橋駅」B3出口から階段を登って地上にでます。
正面約50メートルほどのところに「デイリーヤマザキ」の看板が見えますので、右折します。
約50メートル進むと「太田ベーカリー」の看板と、「やげん不動尊→」の看板が見えますので、右折すると薬研堀不動院に到着します。
薬研堀不動院に参拝
薬研堀不動院入り口です。
ビルとビルの間に建っており、場所を確認して参拝しなければビルに隠れて建物が見えないので少し迷うかもしれません。
参拝者がひっきりなしに参拝に訪れていました。
境内も綺麗にされていて、参拝者は地元の方が多く、地元に密着して親しまれているお寺だと感じました。
都会の真ん中にあるお寺ですが、境内の周りには緑もあり、空も見渡せて気持ちが落ち着きました。
境内の中では椅子が用意されており、しっかり参拝することができました。
また御朱印は境内の中でいただけますので、参拝後に御朱印をいただきました。
おわりに
東日本橋駅を利用するたび、「やげん掘不動尊」の文字が気になっていて参拝しましたが、江戸三大不動に数えられ、歴史と由緒があるお寺でした。
毎年12月26日から3日間開催される歳の市では、大変お得な価格で正月用品や、問屋街から衣料品・靴・日用雑貨が販売されるので今度は歳の市に参拝してみたいと思います。
場所 | 東京都中央区東日本橋2-6-8 |
電話番号 | 03-3866-6220 |
拝観料 | 境内無料 |
交通 | ・都営浅草線「東日本橋駅」 より徒歩約3分 ・都営新宿線「馬喰横山駅」 より徒歩約5分 |
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