2015年12月26日に鎌倉にある浄妙寺(じょうみょうじ)に行ってきました。
浄妙寺は鎌倉五山の5位のお寺です。
浄妙寺の見所は、抹茶・和菓子を頂きながら見学できる枯山水と、本堂裏にある足利尊氏の父、足利貞氏の宝篋印塔(ほうきょういんとう)が見所となっています。
浄妙寺はJR鎌倉駅から約2.4キロメートル、徒歩約30分で到着します。
バスだとJR鎌倉駅東口から京浜急行バス5番でハイランド循環、鎌倉霊園正面太刀洗行き、金沢八景駅行きに乗車し、浄明寺バス停下車徒歩約2分で到着します。
今回ゆっくり見学して、所要時間は約50分でした。
浄妙寺の概要
1188年、足利義兼(よしかね)が創建したお寺で、初めは密教系の寺院で極楽寺と称しました。
開山は退耕行勇(たいこうぎょうゆう)です。
建長寺開山蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)の弟子の、月峯了然(げっぽうりょうねん)が住職となってから浄妙寺と称しました。
1386年頃は、七堂伽藍を完備、塔頭23院ありましたが、火災などにより衰退し、現在は総門・本堂・客殿・庫裏などで伽藍を形成しています。
JR鎌倉駅から徒歩約30分で浄妙寺に到着
今回、源頼朝の墓や、杉本寺を見学しながら浄妙寺まで徒歩で来ましたが、浄明寺や報国寺など金沢街道のお寺巡りを中心に考える場合、バスをおすすめします。
浄妙寺の入口の山門です。
拝観料は100円でとても安いです、思わず受付の方に聞き返してしまいました!
山門から一直線に本堂まで石畳が伸びています。
大変綺麗にお手入れされていて美しいです。
花塚の写真です。
四季を彩る花の供養を祈っています。
本堂です。
本堂には釈迦如来像が安置されています。
本堂は元は茅葺でしたが、現在は銅版葺となっています。
江戸時代の建物ですが、室町時代の材料も使われて造られているそうです。
本堂裏には、足利尊氏の父、足利貞氏の宝篋印塔(ほうきょういんとう)があります。
喜泉庵(きせんあん)入口です。
こちらでは、枯山水を眺めながらや抹茶・お菓子を頂くことができます。
外からでも枯山水は見ることはできます。
書院造の建物が美しいですね♪
中では拝観者の方々が正座してお茶を飲まれていたので最初はお茶会を開かれているのかとおもいました。。
抹茶とらくがんのセットで600円でいただくことができます。
中は朱色のじゅうたんが引かれていて、美しいです。
テーブルか、お座敷のどちらで抹茶を頂くか自分で選択できます。
ほんとに美しい。。
この空間でお茶をいただけるなんて最高の贅沢だとおもいます♪
抹茶とらくがんです。
足利家と縁が深いので、らくがんは足利家の家紋になっています。
喜泉庵の茶席から枯山水を見たところです。
左に紅葉が残っていて、枯山水と木々の調和がすばらしいですね♪
奥の建物は本堂です。
正面からでは気付かなかったのですが、本堂には足利家の家紋が入っていました。
なんと、喜泉庵の茶席から水琴窟を楽しむことができます!
まわりに拝観者が居なかったので、しばらく水琴窟の音色を聞きながら枯山水をぼーっと眺めていました♪
幸せすぎます!!
浄妙寺まとめ
浄妙寺は足利家と縁の深いお寺で本堂や、本堂裏の足利貞氏の宝篋印塔は是非見ておくべきだと思います。
喜泉庵の枯山水はとても美しく、喜泉庵の中から抹茶・お菓子を頂きながら鑑賞できるのは最高の時間を過ごせました。
更に、水琴窟の音色に耳を傾けながらみる枯山水は格別です!!
是非一度枯山水を見ながらお茶を頂いてみてはいかがでしょうか♪
場所 | 神奈川県鎌倉市浄明寺3-8-31 |
電話番号 | 0467-22-2818 |
拝観料 | 大人 100円 小人 50円 |
拝観時間 | 9時00分~16時30分 |
拝観日 | 無休 |
交通 | JR鎌倉駅から徒歩約30分 鎌倉駅からバスで浄明寺下車徒歩約2分 |
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