京都三名水「染井の水」があり、恋愛成就のパワースポットも！梨木神社（なしのきじんじゃ）

2016年8月17日（水）に京都市上京区にある梨木神社（なしのきじんじゃ）にいってきました。

梨木神社の創建は、明治18年（1885年）で、ご祭神には明治維新の功労者の三條實萬（さねつむ）・三條實美（さねとみ）父子が祀られています。
社名は三条家の旧邸が、梨木町にあったことから梨木神社と名付けられました。

元々梨木神社付近は明治時代までは公家屋敷が並んでおり、京都御所と続く梨木通りは公卿の参内道として使用されていました。
また、「萩の宮」と称されるほど境内には萩が咲き誇ることで有名で、毎年9月中旬から下旬にかけて「萩まつり」がおこなわれていることでも有名です。

境内には京都三名水（醒ヶ井（さめがい）・県井（あがたい）・染井（そめい））のひとつで唯一現存する「染井の水」が今も湧き出ており、いただくことができます。

梨木神社のご神木・愛の木は葉っぱがハートの形をしており、願い事を想いながら触れると成就することから恋愛成就のパワースポットとしても有名です。

梨木神社の所要時間ですが、ゆっくり参詣した場合で約30分でした。

梨木神社の見どころ

梨木神社は見どころは、

１．萩が咲き誇る美しい境内
２．恋愛成就のパワースポット、ご神木・桂の木
３．京都三名水に数えられる「染井の水」

が特に見どころとなっています。

梨木神社へのアクセス

電車の場合

・京都市営地下鉄烏丸線「丸太町駅」１番出口より徒歩約２０分、
　または「今出川駅」３番出口より徒歩約２０分
・京阪電車「神宮丸太町駅」１番出口より徒歩約１５分、
または「出町柳駅」２番出口より徒歩約１５分

バスの場合

・JR京都駅正面口　市バスA２乗り場から、４系統・１７系統・２０５系統で約２０分
「府立医大病院前」下車、徒歩約３分

車の場合

名神高速「京都東IC」から約２０分、
または名神高速「京都南IC」から約３０分

ただし梨木神社には駐車場はありませんので、電車かバスをおすすめします。

梨木神社参拝

梨木神社は京都御所内にある神社で、隣には京都御所の清和院御門があります。
立派な石の鳥居を通って本殿へと進みます。
参道には約500株の萩が植えられており、毎年9月第3または第4日曜日前後には「萩まつり」が行われます。

恋愛成就のパワースポット、ご神木・桂の木

参道を少し進むと、ひときわ大きな御神木「愛の木」がみえてきます。
御神木は、桂の木で、葉っぱはハート型になっています♪

恋愛成就にご利益が期待できる葉っぱの形ですね！

出典:http://shinmemo04.exblog.jp/5900609/

縁結びのご利益をより一層確かなものにしたい方はハート形の絵馬もおすすめです！

京都三名水に数えられる「染井（そめい）の水」

御神木の近くには、京都三名水のひとつ「染井の水」をいただく事ができます。
名水を持って帰りたい方は必ずペットボトル持参で参拝しましょう。

染井の井戸の管理継続の為、お賽銭箱に100円入れて、大切な御神水ですので、こぼさないようにペットボトルに入れました。
とても人気があり、常に２～3人程の方が汲みにこられて並んでいました。
味はあまいような、まろやかな味でとても飲みやすい御神水でした！

更に奥へと進むと、門をくぐり、拝殿、本殿へと進みます。
この辺りは紅葉の時期とても綺麗で、紅葉スポットとしても有名です。
結婚式場としてもよく利用されていて、実際に訪れてみてとても静かで厳粛な雰囲気が漂っており、京都でゆっくり落ち着いて結婚式をあげたい方が利用されるのかなと感じました。

門から拝殿、本殿を見たところです。
秋に訪れたことがありますが、ここからみる紅葉の景色が一番素敵でした。

拝殿です。
8月のお盆に行きましたが、人があまりおらず、とてもゆっくり拝観できました。

本殿です。
ご祭神である三条父子は、和漢の学問にも優れていた人物で、学問の神様といえば菅原道真公が浮かびますが、こちらも学問の神様として有名です。
その為、多くの受験生が参拝に訪れています。

まとめ

梨木神社は静かで厳粛な雰囲気がある神社で、ゆっくり参拝できる神社でした。
毎年おこなわれている「萩まつり」や、紅葉の時期等、四季折々の姿が美しい神社だと思います。
境内には、恋愛成就のパワースポットでご神木の「愛の木」があったり、京都三名水に数えられる「染井の水」があったりと見どころもたくさんあります。
「染井の水」を拝受したい場合は、必ずペットボトルを忘れないようにしましょう！
見どころいっぱいの梨木神社に是非一度おとずれてみてはいかがでしょうか♪