2023年9月20日(水)に大阪府茨木市美沢町にある佐和良義神社に行ってきました。
佐和良義神社の創建は不詳ですが、平安時代の延長5年(927年)に編纂された『延喜式神名帳』に記載が見られる島下郡の式内社でした。「大宮さん」の通称で親しまれています。
今回、実際に佐和良義神社に参拝してきましたので見どころや御朱印、ご利益、アクセス・駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。
佐和良義神社へのアクセス・駐車場
交通機関を利用
◎阪急京都本線、大阪モノレール「南茨木駅」下車、佐和良義神社まで700m、徒歩で約10分
自動車を利用
◎カーナビに佐和良義神社の電話番号「072-622-8689」を入力、または佐和良義神社の住所「大阪府茨木市美沢町9-27」を入力し検索
駐車場
佐和良義神社には参拝者専用駐車場はありませんので近隣のパーキングを利用します。
佐和良義神社の参拝と見どころ
佐和良義神社の参拝開始
佐和良義神社は平安時代に編纂された『延喜式神名帳』に記載された島下郡の式内社ですので社号碑には「式内 佐和良義神社」と書かれています。その周辺には石灯籠が並び、奥には石造の明神鳥居が建っています。周囲は緑が生い茂り、鳥居から社殿までは約150mの長い参道が続きます。
参道をしばらく歩くと綺麗に維持・管理されている広場と社殿が見えてきます。
社殿の近くに手水舎があるのでこちらで心身をしっかりと清めて参拝へ進みます。
手水舎から社殿を見た光景です。石灯籠、狛犬、社殿(拝殿・本殿)と並んでいます。
狛犬はくりっとした目と巻き毛が可愛い阿吽狛犬です。平成18年(2006年)に氏子によって奉納されました。
社殿(拝殿・本殿)、御祭神、ご利益
社殿(拝殿・本殿)は明治40年(1907年)に川が決壊し損壊した為、大正6年(1917年)に再建されました。拝殿は瓦葺・平入入母屋造で向拝が付いた構造となっています。
本殿は軒唐破風が付いた春日造で、周囲は緑に包まれています。。現在、御祭神には火の神として知られる加具土大神がお祀りされており、火伏せ・防火・農耕守護・五穀豊穣・安産・子育てのご利益で知られています。
八幡神社(境内社)
佐和良義神社の社殿右前方に鎮座するのは八幡神社で、御祭神には応神天皇がお祀りされています。かつて西方にあった沢良宜城の鎮守で、京都府八幡市の石清水八幡宮から勧請されたと伝わります。石清水八幡宮の方向に社殿が建てられており、遥拝所にもなっています。
境内社の八幡神社にも立派な石造の明神鳥居が建てられており、地域の篤い信仰と崇敬を集めていることが感じられます。
御朱印
御朱印は頒布されていません。
おわりに
佐和良義神社の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約15分でした。佐和良義神社入口の鳥居から社殿までは自然のパワーが感じられる長い参道が続き、社殿(拝殿・本殿)は大正時代に再建された立派な建築物でした。境内社の八幡神社も佐和良義神社と同じ大きさの石造鳥居が造立されており、地域で篤い信仰を集めていることが感じられました。平安時代に編纂された『延喜式神名帳』にも記載された歴史ある佐和良義神社に是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。
佐和良義神社(さわらぎじんじゃ) | |
住所 | 大阪府茨木市美沢町9-27 |
電話番号 | 072-622-8689 |
営業時間 | 終日可能 |
定休日 | 年中無休 |
拝観料 | 無料 |
アクセス | ■交通機関を利用 ◎阪急京都本線、大阪モノレール「南茨木駅」下車、佐和良義神社まで700m、徒歩で約10分 ■自動車を利用 ◎カーナビに佐和良義神社の電話番号「072-622-8689」を入力、または佐和良義神社の住所「大阪府茨木市美沢町9-27」を入力し検索 |
駐車場 | 駐車場なし、近隣のパーキングを利用 |