2023年7月27日(木)に東京都豊島区高田にある平安時代に創建され「男体の宮」とも呼ばれた高田總鎭守氷川神社に行ってきました。
創建は平安時代の貞観年間(859年~877年)、武蔵一宮氷川神社より御祭神を勧請して創建したと伝わります。平安時代の歌人で六歌仙の一人である在原業平(825年~880年)も参拝したと伝わります。
御祭神は主神に素盞嗚命がお祀りされ、素盞嗚命の妻である奇稲田姫命がお祀りされている「落合氷川神社」が「女体の宮」と呼ばれるのに対し「男体の宮」と呼ばれ、両社を合わせて「夫婦の宮」と称されました。
神社の周辺はかつて「山吹の里」と呼ばれ、江戸城を築城したことで知られる太田道灌の「山吹の里伝説」が残ることから「山吹の里氷川宮」とも称されました。
昭和20年(1945年)の戦災で社殿を焼失しますが、昭和29年(1954年)に再建され境内の整備も進められ現在に至ります。
今回、実際に高田總鎭守氷川神社に参拝してきましたので見どころや御朱印、ご利益、アクセス・駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。
高田總鎭守氷川神社へのアクセス・駐車場
交通機関を利用
◎都電荒川線「面影橋駅」下車、高田總鎭守氷川神社まで180m、徒歩で約2分
◎都電荒川線「学習院下駅」下車、高田總鎭守氷川神社まで270m、徒歩で約4分
自動車を利用
◎カーナビに高田總鎭守氷川神社の電話番号「03-3971-8649」を入力、または高田總鎭守氷川神社の住所「東京都豊島区高田2丁目2-18」を入力し検索
駐車場
高田總鎭守氷川神社に参拝者専用駐車場はありませんので近隣のパーキングを利用します。
高田總鎭守氷川神社の参拝と見どころ
4つの豊島区登録文化財
高田總鎭守氷川神社の境内は写真撮影禁止です。その為、境内入口からの写真2枚のみご紹介します。入口の①石造鳥居は寛政2年(1790年)、鳥居の右にある②石造狛犬は文化4年(1808年)、社殿近くの③石燈籠は明治10年(1877年)、社殿や手水舎の近くの④玉垣は江戸時代に奉納されたもので豊島区登録文化財に指定されています。
社殿・御祭神・ご利益・境内社3社
社殿は昭和29年(1954年)に再建されたもので御祭神の主神である素盞嗚命は厄除け・八方除け・受験合格・勝負・開運等のご利益で知られています。境内社には①高田姫稲荷神社、②神明神社、③道祖神社が鎮座しています。
御朱印
御朱印は書置きで以下8種類が頒布されています。
①高田總鎭守 氷川神社(1,000円)
②季節の御朱印(1,000円)
③疫病退散 御朱印(1,000円)
④八岐大蛇退治(1,000円)
⑤因幡の白兎神話(1,000円)
■三神社様(3枚一組で1,000円※1枚でも1,000円)
⑥山吹の里 氷川宮(1,000円)
⑦高田姫稲荷(1,000円)
⑧目白豊坂稲荷(1,000円)
おわりに
高田總鎭守氷川神社の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約15分でした。境内は綺麗に整備・維持されており、4つの豊島区登録文化財が保管展示されています。境内は写真撮影不可ですのでご注意下さい。御朱印は意匠を凝らしたカラフルなものが8種類頒布されていました。見どころいっぱいの高田總鎭守氷川神社に是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。
高田總鎭守氷川神社 | |
住所 | 東京都豊島区高田2丁目2-18 |
電話番号 | 03-3971-8649 |
営業時間 | ◎午前10時~午後12時 ◎午後1時~午後4時30分 |
定休日 | 年中無休 |
拝観料 | 無料 |
アクセス | ■交通機関を利用 ◎都電荒川線「面影橋駅」下車、高田總鎭守氷川神社まで180m、徒歩で約2分 ◎都電荒川線「学習院下駅」下車、高田總鎭守氷川神社まで270m、徒歩で約4分 ■自動車を利用 ◎カーナビに高田總鎭守氷川神社の電話番号「03-3971-8649」を入力、または高田總鎭守氷川神社の住所「東京都豊島区高田2丁目2-18」を入力し検索 |
駐車場 | 駐車場なし、近隣のパーキングを利用 |