2016年5月1日(火)に奈良県吉野の弘願寺(こうがんじ)にいってきました。
弘願寺は、弘法大師を宗祖として、高野山金剛峰寺を総本山とする高野山真言宗のお寺です。
桜で有名な吉野山の黒門をくぐって最初にあるお寺で、歯の痛みや健康のご利益のあるお寺として有名です。
境内には歯の痛みに霊験がある「関谷地蔵尊」や、「歯塚」、悪縁を断ち切ることのできる「縁切り石」があります。
弘願寺の所要時間ですが、ゆっくり参詣した場合で約10分なります。
弘願寺の見どころ
弘願寺は見どころは
1.歯のご利益がある「関谷地蔵尊」
2.日本で珍しい「歯塚」
3.悪縁を断ち切る「縁切り石」
が見どころとなっています。
弘願寺本殿へのアクセス
電車・バスでアクセスする場合
ロープウェイ吉野山駅下車より、徒歩約8分。
自動車でアクセスする場合
弘願時専用駐車場はありませんので、吉野山下千本駐車場(1日1500円)に駐車して徒歩約15分で到着します。
弘願時参拝
黒門をこえて、金峯山寺(きんぷせんじ)に向かう途中、右手に弘願寺はあります。
山門をくぐって参拝します。
拝観料は無料です。
山門をくぐったところで、奥に「関谷地蔵尊(せきやじぞうそん)」があります。
境内には椅子が設置されていて、吉野山参拝で一服することもできます。
境内は金峯山寺の参道から少し入っただけですが、とても静かです。
「関谷地蔵尊(せきやじぞうそん)」で、室町時代の永正12年(1515年)8月15日に造立されたことが明確にわかっている、大変珍しいお地蔵様です。
高さは1.2メートル、幅は約60センチで、右手に錫杖(しゃくじょう)、左手に宝珠(ほうじゅ)を持っています。
歯の健康祈願と義歯供養(ぎしくよう)の歯がため地蔵様として信仰を集めています。
珍しい「歯塚」です。
弘願時では、毎年6月4日には歯がため地蔵祭が行われ、参拝者に歯ブラシ
「縁切石」が関谷地蔵尊の近くにあります。
強力な力を持った石ですので、悪縁を切ってもらうよう祈願しながら水をかけます。
鎌倉時代の正元2(1260)年に造られた、本尊の阿弥陀如来立像がおられます。
しっかり参拝してきました!
手前には募金箱やお守り、御朱印受付や御朱印帳の販売もありました。
吉野のゆるキャラ、桜の妖精「吉野ピンクル」も販売されていました!
ゆるキャラ好きとしては購入せざるを得ません。。
かなり種類も豊富で地域に愛されているのを感じます♪
まとめ
弘願時は珍しい歯のご利益がある「関谷地蔵尊」が有名なお寺で、毎年6月4日には歯がため地蔵祭が行われます。
健康祈願した歯ブラシや歯がため餅が配られ、奉納された乳歯や入れ歯、歯ブラシ等の供養と健康を願います。
境内には悪縁を断ち切ることのできる「縁切り石」がありますので、断ち切りたい方は是非参拝しましょう。
歯は子供からお年寄りの方まで生涯大切なものです。
金峯山寺の途中にあり、境内も10分程で参拝できますので、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
場所 |
奈良県吉野郡吉野町吉野山2591
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電話番号 | 0746-32-3855 |
拝観料 | 無料 |
拝観日 | 無休 |
交通 | ・ロープウェイ 吉野山駅から 徒歩約8分 ・専用駐車場なし 吉野山下千本駐車場から 徒歩約15分 |
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