【北海道】八重桜のピンクのトンネルが出来る穴場桜スポット石崎地主海神社！見どころや御朱印、アクセス・無料駐車場をご紹介

2023年4月23日（日）に北海道函館市白石町にある八重桜のピンクのトンネルが出来る穴場桜スポット石崎地主海神社いしざきじぬしかいじんじゃに行ってきました。

石崎地主海神社の創建は明治43年（1910年）、北海道開拓の為に仙台からの入植者した大槻家の人々が信仰していた猿田彦大神、天照大御神を勧請して祠堂を建立したのが始まりです。神社の創建以前から鎌倉時代に和人が渡海して定着した由緒のある土地でした。

その後、沿岸漁業の豊漁を祈願するため海津見大神を合祀しました。現在の社殿は以前の社殿が損傷していたため昭和43年（1968年）に改築されたものです。改築記念として参道や境内に植えられた八重桜は約180本あり、例年5月中旬が見頃です。

今回実際に石崎地主海神社に参拝してきましたので見どころや御朱印、ご利益、アクセス・駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。

石崎地主海神社へのアクセス・駐車場

自動車を利用

・カーナビに石崎地主海神社の電話番号「0138-58-4250」を入力、または石崎地主海神社の住所「北海道函館市白石町248番地」を入力し検索

駐車場

石崎地主海神社の鳥居近くに普通自動車が7台駐車可能な無料駐車場があります。日曜日の午前中に参拝した時は混雑もなく駐車可能でした。

石崎地主海神社の参拝と見どころ

桜の開花時期と開花状況（2023年4月23日時点）

石崎地主海神社の入口の鳥居は参道を直進した先にありますが、桜並木が始まる辺りにあるソメイヨシノの桜は咲き始めていました。4月23日時点で五稜郭のソメイヨシノは満開でしたのでこちらの方が開花が1週間程度遅れていると思います。

鳥居前の八重桜は咲いていませんでした。例年GW明けの5月20日前後に満開の桜の花を咲かせますので八重桜のピンクのトンネルを見たい場合はその頃の参拝がおすすめです。2023年は5月10日頃に満開の桜の花を咲かせました。

両部鳥居

駐車場の近くに両部鳥居があります。両部鳥居は厳島神社で見られる鳥居です。鳥居の前には「石崎地主海神社」の社号碑があります。少し傾斜のある参道を上って社殿へ向かいます。

手水舎がありますのでこちらでしっかりと心身を清めて参拝へ進みます。手水舎の近くには薄紫色の花が咲いていて癒されます。

拝殿と彫刻

参道を上って社殿に向かいます。現在の社殿は昭和43年（1968年）に改築されたものです。

社殿（拝殿）には迫力ある龍の彫刻を真ん中に、木鼻には獅子が立体的に彫刻されています。

獅子は少しデフォルメされたかわいいデザインです♪

本殿・御祭神・ご利益

本殿は拝殿後方の少し高い位置に鎮座しています。御祭神は大地主大神おおとこぬしのおおかみ・大海津見大神おおわたつみのおおかみ・天照大御神あまてらすおおみかみ・大山祇大神おおやまつみのおおかみがお祀りされ、ご利益は豊漁・航海安全・農業・漁業・商売繁盛等で知られています。

右奥の赤い屋根が拝殿です。拝殿の左に境内社の三柱神社、御霊神社と並びます。

御霊神社

御霊神社には御祭神に小林重弘命・小林良景命・小林良定命・南朝殉難之神霊がお祀りされています。小林重弘は室町時代の南北朝時代に津軽から蝦夷地に渡って志苔館を築いた人物で、小林良景と小林良定はアイヌと戦って討ち死にした人物です。

三柱神社

三柱神社には御祭神に倉稲魂大神、穴澗大神等がお祀りされています。

三柱神社の神明鳥居から見た景色です。周辺の桜は開花しており遠方の海や空との組み合わせが素敵ですね♪

猿田彦神社

拝殿から少し下りた場所に鎮座する境内社は猿田彦神社です。御祭神に猿田彦大神、金刀比羅大神がお祀りされています。

御朱印

御朱印は境内の社務所で頂くことが可能で、初穂料は300円となっています。

『石崎地主海神社』#御朱印 #函館 pic.twitter.com/pLAuxs3jrL

— 御朱印girl💕 (@girl_gosyuin) May 14, 2017

おわりに

石崎地主海神社の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約15分でした。石崎地主海神社の参道にできる八重桜のピンクのトンネルは4月23日時点ではありませんでした。例年5月中旬に満開になりますが、2023年は5月10日頃に満開となり少し早かったようです。八重桜は咲いていませんでしたがソメイヨシノの桜が咲いており桜の景色を楽しむことが出来ました。境内は小高い丘の上に鎮座し、桜と一緒に海や空の景色も楽しむことが出来ます。見どころいっぱいの石崎地主海神社に是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。