【京都府】人気パワースポットで早良親王を祀る崇道神社！見どころや御朱印、アクセス・駐車場をご紹介

2018年11月30日（金）に京都市左京区にある京都で人気のパワースポット崇道神社（すどうじんしゃ）に行ってきました。
崇道神社は平安京の遷都で知られる桓武天皇の実の弟「早良親王（崇道天皇）」をご祭神に祀る神社で、地元では上高野の氏神さんとして親しまれています。

早良親王は、奈良時代の延暦4年（785年）に起こった藤原種継（ふじわらのたねつぐ）暗殺事件の疑いで逮捕され、乙訓寺に幽閉された後、淡路島に流される途中に無実を訴えながら絶食死したと伝わります。

その後、桓武天皇の近親者が相次いで死亡したり、都で疫病が流行した為、早良親王が怨霊となり祟ったと噂され恐れらました。
その怒りを収める為、早良親王の死後に崇道天皇と追号し、貞観年間（859年～877年）に平安京の鬼門である現在地に神社を創建し祀りました。ご利益は諸願成就です。

今回崇道神社に参拝してきましたので見どころや御朱印、アクセス・駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。

崇道神社へのアクセス・駐車場

交通機関を利用

・叡山電鉄叡山本線「三宅八幡駅」下車、崇道神社まで550m、徒歩で約7分
・叡山電鉄叡山本線「八瀬比叡山口駅」下車、崇道神社まで900m、徒歩で約11分
・JR線「京都駅」下車、京都バス17系統「大原行」行きバスに約46分乗車、「上橋」バス停下車、崇道神社まで90m、徒歩で約1分

自動車を利用

・カーナビに崇道神社の住所「京都府京都市左京区上高野西明寺山」を入力し検索

駐車場

崇道神社には普通自動車が6台収容可能な無料駐車場があります。

崇道神社の参拝と見どころ

崇道神社の参道と紅葉

崇道神社の入口の一の鳥居を通って境内に進みます。
紅葉のシーズンには参道沿いの紅葉が美しく色づく隠れた紅葉のスポットです。
近くの蓮華寺や瑠璃光院の紅葉も見事ですが、静かにゆっくり紅葉を楽しみたい方におすすめです。

二の鳥居からの景色で、一直線で長い参道が社殿までまっすぐ伸びています。
参道両側は緑に囲まれ、静寂な境内で身が引き締まる感じがします。

三の鳥居からの景色で、まっすぐ進むと社殿、石段右の建物は社務所になります。
紅葉も見頃を迎え見事な景色でしたが、参拝者は私以外に誰もおらずゆっくり参拝してきました。

まず手水舎で心身を清めて参拝へ進みます。

崇道神社の社殿参拝

神社の前では狛犬が悪い気から神域を守っています。

社殿の前には二つの円錐形の盛り砂もあり、神聖で厳かな雰囲気を強く感じます。
平安京の鬼門である場所に建てられた崇道神社は京都のパワースポットとしても有名です。

ご祭神の崇道天皇は藤森神社や上御霊神社にも祀られていますが、崇道天皇のみをご祭神に祀っているのは崇道神社だけです。

多くの摂社と国宝の金銅小野毛人墓誌

境内には遣隋使の小野妹子や息子の小野毛人（おののえみし）をご祭神に祀った小野神社をはじめ、
多くの摂社が鎮座されています。
また境内から少し山を登ったところにある毛人の墓の中からは、国宝に指定されている金銅小野毛人墓誌（こんどうおのえみしぼし）が見つかり、現在は京都国立博物館に寄託されています。

御朱印

御朱印は境内の社務所で頂くことが可能で、崇道神社と境内社・伊多太神社の2種類あります。
初穂料は各300円となっており、社務所が無人の場合は社務所前に書置きの御朱印があります。

京都市左京区　崇道神社

蓮華寺の近くにある新緑の参道のトンネルが素敵です🎵
早良親王(崇道天皇)の霊を慰めるために創建され、境内に上高野最古の神社の伊多太神社が祀られています。
両方の御朱印を頂きました❗ pic.twitter.com/bAMRG7Hs3I

— あや代 (@LTeOvEtk3JHlGSm) May 24, 2019

おわりに

崇道神社の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約30分でした。
崇道神社に参拝してみて、入口の鳥居からまっすぐ伸びる参道は神聖で厳かな雰囲気があり、参道沿いの紅葉がとても美しかったです。
平安京の鬼門にあたる場所に創建された崇道神社は、最近京都のパワースポットとして有名です。
境内近くにある小野毛人の墓からは国宝の金銅小野毛人墓誌も見つかり、京都国立博物館で見学することが可能です。
近くには京都屈指の紅葉スポット瑠璃光院や遊歩道沿いの紅葉が美しい「八瀬もみじの小径」、額縁紅葉が見事な蓮華寺もありますので一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。