2017年4月2日(日)に京都府南丹市美山町にある白川郷のような茅葺き屋根と日本の原風景が美しいことで有名な美山かやぶきの里に行ってきました。
美山かやぶきの里は豊かな自然に囲まれた昔ながらのかやぶき屋根の民家が多数残っている集落で、平成5年(1993年)には国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
日本の原風景を色濃く残す美山かやぶきの里は、度々岐阜県の合掌造りで有名な白川郷にも例えられます。
今回美山かやぶきの里に訪れてきましたので見どころや所要時間、アクセスや駐車場やおすすめのお食事処をわかりやすくご紹介したいと思います。
「美山かやぶきの里」へのアクセス・駐車場
交通機関を利用
・七条京阪前・京都駅八条口・高速長岡京より直行バスあり(予約優先制)※
※詳細はこちらをご確認下さい
自動車を利用
・カーナビに美山かやぶきの里の住所「京都府南丹市美山町北」を入力し検索
駐車場
美山かやぶきの里には1日500円の有料があります。
駐車場は広く駐車しやすく日曜日の午前に訪れた際は混雑もなくすぐに駐車できました。
美山かやぶきの里の見どころと見学順路
赤いポストとかやぶき屋根の民家
駐車場から少し歩くと赤いポストと美山かやぶきの里の民家の景色が広がります。
おすすめの観光ルートは赤いポストの道を直進するルートでこれからご紹介します。
赤いポストとかやぶきの民家はノスタルジックな気持ちになります。
ここからの景色は美山かやぶきの里のおすすめの写真撮影スポットです。
美山かやぶきの里にあるかやぶき民家の多くは江戸時代や明治時代に建てられました。
民家は「北山型」と呼ばれる、入母屋造りで間取りは田の字型、壁や戸が木造り、土間は上げ庭で狭いといった特徴を持っています。
お地蔵さんと茅葺屋根の組み合わせもノスタルジックで癒されます。
道端には土筆が顔をのぞかせていました。
樹齢400年の栃の木がある稲荷社
お地蔵様から直進し、十字路があります。
十字路の左突き当りには稲荷社、右側には美山民族資料館があります。
稲荷社の創建は不明ですが篤い崇敬を集め、栃の木は樹齢400年以上と推定されています。
美山の薬草茶がいただける「美山民族資料館」
美山民族資料館は大人300円で入場することが可能です。
館内には昔の生活用具が展示されており、スタッフの方が当時の生活や用具について詳しく説明してくれます。
館内では美山の薬草茶も無料でいただけます。
飲むと美人になるそうですよ♪
普明寺
ポストの道を直進した突き当りにあるお寺は普明寺です。
ご本尊は子安観音で桓武天皇の勅願で製作されたと伝わります。
村一番の大きな建物「ちいさな藍美術館」
美山民族資料館の道を直進した先にある建物は「ちいさな藍美術館」と呼ばれます。
約200年前に建築された村一番の大きな建物で、入館料大人300円で内部の見学が可能です。
藍染の販売も行っていて素敵な藍染が並んでいます。
おいしいスイーツでおすすめ「cafe美卵」
ちいさな藍美術館近くにある「cafe美卵」さんではおいしいスイーツをいただくことができます。
美山のかやぶきの里ではあまり飲食できる場所がありませんので、少し休憩したい場合はこちらで一服してはいかがでしょう♪
美山牛乳を使ったジェラートは濃厚でとてもおいしかったです。
鎌倉神社からの景色は絶景
cafe美卵さんから山沿いに来た道と反対方向へ進むと「鎌倉神社」があります。
創建は鎌倉時代の建長2年(1250年)、ご祭神はは勝山大神と伝わり子孫繁栄のご利益があります。
鎌倉神社は少し高台の上にありますのでそこからの美山のかやぶきの里の景色は見事です。
おすすめの写真撮影スポットです。
京都府指定文化財の知井八幡神社
鎌倉神社の道を左に曲がり橋を渡り、川沿いに下ると「知井八幡神社(ちいはちまんじんじゃ)」があります。
創建は和銅6年(713年)でご祭神は応神天皇、諏訪明神、知井一ノ宮明神です。
知井八幡神社には8つ頭の大鹿が現れ村人に災いをもたらした際に退治した甲賀三郎兼家の伝説が残ります。
江戸時代の明和4年(1767年)に建立された見事な彫刻が目を引く本殿は京都府指定文化財に指定されています。
無農薬の米粉パンがおいしい「吉之丞」
知井八幡神社近くの鯖街道と呼ばれる道を少し歩くと米粉パンを販売している「吉之丞 (きちのじょう)」があります。
自然栽培で無農薬の米粉パンはモチモチでとってもおいしいです。
午前10時30分から営業開始ですが、12時に訪れると行列が出来ていて10分ほど入店待ちしました。
パンが売り切れ次第閉店するとのことですので購入を予定されている方は早めに行った方が良いと思います。
米粉パンの種類も豊富でどれを食べても絶品でした!
パンを購入し鯖街道を経由し道なりに進むと駐車場へ戻ることができます。
おわりに
美山かやぶきの里の所要時間ですが、ゆっくり見学した場合で約2時間でした。
美山かやぶきの里はどこから見てもノスタルジックな日本の原風景が広がっていますが、おすすめは赤いポストの周辺や鎌倉神社からの景色です。
また薬草茶がいただける美山民族資料館やジェラートがおいしいcafe美卵、米粉パンがおいしい吉之丞もおすすめです。
見どころいっぱいの美山かやぶきの里に是非一度行ってみてはいかがでしょうか。
美山かやぶきの里 | |
住所 | 京都府南丹市美山町北 |
電話番号 | 0771-77-0660 |
拝観日時 | 終日可能 |
定休日 | 年中無休 |
見学料 | 無料 |
アクセス | ■交通機関を利用 ・七条京阪前・京都駅八条口・高速長岡京より直行バスあり(予約優先制)※ ※詳細はこちらをご確認下さい ■自動車を利用 ・カーナビに美山かやぶきの里の住所「京都府南丹市美山町北」を入力し検索 |
駐車場 | 1日500円の有料駐車場あり |