【大阪府】毎年10月第3土・日曜日に行われる山車が有名な守口市の八雲神社!見どころや御朱印、アクセス・無料駐車場をご紹介

八雲神社6
2023年9月23日(土)に大阪府守口市八雲北町にある八雲神社やぐもじんじゃに行ってきました。

八雲神社は毎年10月第3土・日曜日に行われる山車だんじりが有名で貴重な文化財になっています。

今回、実際に八雲神社に参拝してきましたので見どころや御朱印、ご利益、アクセス・駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。

八雲神社へのアクセス・駐車場

交通機関を利用

◎OsakaMetro谷町線「森口駅」下車、八雲神社まで1.4km、徒歩で約18分

自動車を利用

◎カーナビに八雲神社の住所「大阪府守口市八雲北町2丁目15-1」を入力し検索

駐車場

八雲神社には参拝者専用の駐車場はありませんので近隣のパーキングを利用します。

八雲神社の参拝と見どころ

再建された鳥居2基

八雲神社は住宅街の中に鎮座する神社で、入口には天保11年(天保11年)に奉納された石燈籠が並んでいます。鳥居は平成30年(2018年)の大型台風で損壊した為、令和3年(2021年)に再建されました。鳥居を潜り長い参道を直進すると社殿に到着します。中央には「八雲神社」の扁額と大注連縄が掛かっています。
八雲神社11

社殿の近くには手水舎がありますのでこちらでしっかりと心身を清めて参拝へ進みます。
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社殿近くにある裏門の鳥居も令和4年(2022年)に再建されました。
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創建と御祭神

八雲神社の創建は不詳ですが、周辺で淀川敷改修工事を行った際に縄文時代の遺物が出土したことからかなり古来から鎮座していたと思われます。享和元年(1801年)に発行された『河内名所図会』によると中央に素盞鳴尊すさのおのみこと、左に菅原道真公、右に八幡大神3神御祭神にお祀りしていたことから「三社権現」と呼ばれたとあります。
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ご利益と珍しい本殿の建築様式

素盞鳴尊すさのおのみこと厄除け・病難除け・五穀豊穣・縁結び・水難・火難除け・開運、菅原道真公は受験合格・学問成就・書道の上達・厄除け・病気平癒、八幡大神は必勝祈願・勝利成功・交通安全・子宝・子授かり・安産祈願・縁結びのご利益があるといわれます。八雲神社の本殿は天保時代(1831年~1845年)に造営された三間社流れ造りで、向拝の中央柱間には虹梁が通っていない北河内では珍しい建築様式です。元々は旧八番村・北十番村・下島村・南十番村の氏神でした。
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拝殿の前に鎮座する阿吽狛犬は文政5年(1822年)に奉納されたものです。精緻に施された彫刻と活き活きした表情が見事だと思います。

境内社3社

拝殿の隣には境内社の宇賀神社金比羅神社稲荷神社3社並んで鎮座しています。稲荷社の前には一匹の歴史を感じる狛犬がおられます。
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御朱印

御朱印は境内の社務所で頂くことが可能で、初穂料は300円となっています。社務所のベルを鳴らすとご対応していただけます。
八雲神社3

おわりに

八雲神社所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約10分でした。八雲神社は毎年10月第3土・日曜日に行われる山車だんじりで有名で、旧八番・北十番・南十番・下島の村から1台ずつと新たに八雲南から1台の計5台の山車だんじりが競って宮入りする様子は貴重な民族文化財となっています。平成30年に損壊した鳥居は令和に入りすぐ再建され、境内に並ぶ石燈籠からも地域で篤い崇敬を集めていると感じます。三間社流れ造りの本殿は北河内では珍しい建築様式で、境内には境内社や江戸時代に奉納された狛犬も現存しています。見どころいっぱいの八雲神社に是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。

八雲神社(やぐもじんじゃ)
住所 大阪府守口市八雲北町2丁目15-1
電話番号 06-6993-5420
営業時間 終日可能
定休日 年中無休
拝観料 無料
アクセス ■交通機関を利用
◎OsakaMetro谷町線「森口駅」下車、八雲神社まで1.4km、徒歩で約18分
■自動車を利用
◎カーナビに八雲神社の住所「大阪府守口市八雲北町2丁目15-1」を入力し検索
駐車場 駐車場なし、近隣のパーキングを利用