2023年9月20日(水)に大阪府大阪市東淀川区小松にある松山神社に行ってきました。
今回、実際に松山神社に参拝してきましたので見どころや御朱印、ご利益、アクセス・駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。
松山神社の概要
創建は社伝によると延喜元年(901年)に菅原道真公が大宰府に向かう途中に淀川を下ってこの地を訪れました。数千株の小松が生い茂る景観に感動した道真公は「小松の詩」を詠まれ、村民に直筆の御真像を与えました。道真公がお亡くなりになると村民は社祠を建立し村の氏神としてお祀りしたのが起源と伝わります。
江戸時代の明和初年(1764年)頃に境内拡張と社殿修築が行われ、正一位前大納より「天満宮」の揮毫を得て扁額を掲げたので「小松天満宮」と称されました。
明治4年(1871年)に「松山神社」と改称しますが、明治42年(1909年)に大隅神社に合祀されました。
昭和19年(1944年)に地元の復帰運動により旧地に戻り、同年に本殿・拝殿(四條畷神社の旧社殿)・幣殿・東西参列殿・神饌所・楽所が再建され、昭和52年(1977年)には神門・玉垣・回廊が新築され現在に至ります。
松山神社へのアクセス・駐車場
交通機関を利用
◎OsakaMetro今里筋線「瑞光四丁目駅」下車、松山神社まで600m、徒歩で約8分
自動車を利用
◎カーナビに松山神社の電話番号「06-6328-3875」を入力、または松山神社の住所「大阪府大阪市東淀川区小松4丁目15-38」を入力し検索
駐車場
松山神社に参拝者専用駐車場はありませんので近隣のパーキングを利用します。
松山神社の参拝と見どころ
大鳥居と社号碑
松山神社の大鳥居と社号碑は松山公園内にあり、鳥居と社号碑の間には石灯籠が4基並んでいます。公園からは学校帰りの子供の声が聞かれ、地域の憩いの場になっていると感じました。
神門・玉垣
鳥居を潜り参道を進むと境内を囲む玉垣や朱塗りが美しい神門が見えてきます。玉垣と神門は昭和52年(1977年)に新築で建立されました。神門の前には「天満宮」の銘がある石灯籠も見られます。
祓戸社と手水舎
神門を潜ると左に「祓戸社」が鎮座しています。御祭神は心身の罪穢れを祓い清めてくれる祓戸四柱大神(瀬織津比売神・速開都比売神・気吹戸主神・速佐須良比売神)がお祀りされています。最初に祓戸社参拝してから手水舎へ進みます。
祓戸社の近くに手水舎がありますのでこちらでしっかりと心身を清めて参拝へ進みます。
十二支神社と周辺の4つの見どころ
祓戸社の向かいには「十二支神社」が鎮座しています。
個人の守護神である12支の「えと神」がお祀りされています。
十二支神社の近くには見どころが4か所あります。「白龍荒魂社」近くの木からは5本の枝伸びで合体している姿はまるで龍が天に昇るようです。古い筆を供養する「筆塚」や、撫でると菅原道真公の御神徳が得られる「松山撫天神」、「大峯山遥拝所」は必見です。
撫で牛
参道沿いには道真公ゆかりの「撫で牛」が鎮座しています。撫で牛信仰で知られ、頭を撫でると学業が成就し、自分の体の悪いところを撫でると体調が良くなるといわれています。
松山稲荷社・松山白龍社
撫で牛の近くに「松山稲荷社」と「松山白龍社」へ続く朱塗りの明神鳥居があります。
松山稲荷社には神使のお狐様がおられ、稲荷社ですので五穀豊穣・商売繁盛のご利益で知られています。松山白龍社は白い社殿で、後方の巨木が社殿を覆うようにあります。ご利益は金運向上・商売繁盛・厄除けなどで知られています。
東淀川戎神社
松山神社の社殿近くにある立派な境内社は「東淀川戎神社」です。えびす様は豊漁のご利益で知られ、更に商売繁盛・開運招福のご利益でも知られています。
社殿(拝殿・本殿)、御祭神、ご利益
神門から参道を直進したところに松山神社の社殿(拝殿・本殿)があります。入母屋造の拝殿は昭和19年(1944年)に四条畷神社の社殿を移築して再建されました。
本殿も同年に再建されたもので、温かみを感じる木造流造となっています。主祭神に菅原道真公、相殿には天照皇大神・春日大神・住吉大神がお祀りされています。ご利益は学業成就・合格祈願が有名で、受験シーズンになると多くの受験生が合格祈願のため参拝に訪れます。拝殿の右側から奥に進むことが可能で、奥には奥宮があります。
奥宮・天津磐座
奥宮には巨石が山のように積み重なった「天津磐座」があります。周囲は住宅街に囲まれていますが、この辺りは緑が生い茂りパワーが感じられる神秘的なパワースポットです。
御朱印
御朱印は境内の社務所で頂くことが可能です。
先日参拝しました大阪府東淀川区の松山神社⛩️
境内にはカワイイ猫🐈ちゃんが2匹😊
直書き🖌にて御朱印拝受しました🙏 pic.twitter.com/iOP8RCPkrJ
— d-i-b (@0813koji) December 21, 2023
おわりに
松山神社の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約20分でした。松山神社は住宅街の中に鎮座する神社ですが、緑が生い茂り多くの見どころや奥宮があるパワースポットでした。拝殿は四条畷神社から移築して再建されたもので立派な建築物でした。松山神社は昭和19年(1944年)に地元の復帰運動によって大隅神社より旧地に戻った神社で、拝殿に掲げられた献燈や周囲を囲む玉垣からも地元で篤い崇敬と信仰を集めていることが感じられました。今回は出会えませんでしたが、境内では可愛い猫にも出会えるそうです。見どころいっぱいの松山神社に是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。
松山神社 | |
住所 | 大阪府大阪市東淀川区小松4丁目15-38 |
電話番号 | 06-6328-3875 |
営業時間 | 午前7時~午後5時 |
定休日 | 年中無休 |
拝観料 | 無料 |
アクセス | ■交通機関を利用 ◎OsakaMetro今里筋線「瑞光四丁目駅」下車、松山神社まで600m、徒歩で約8分 ■自動車を利用 ◎カーナビに松山神社の電話番号「06-6328-3875」を入力、または松山神社の住所「大阪府大阪市東淀川区小松4丁目15-38」を入力し検索 |
駐車場 | 駐車場なし、近隣のパーキングを利用 |