【東京都墨田区】御神木の大イチョウはパワースポット！飛木稲荷神社の御朱印・見どころ・アクセスをご紹介

2018年9月12日（水）に東京都墨田区押上にある飛木稲荷神社とびきいなりじんじゃに行ってきました。

創建は不詳ですが、北条氏一門が鎌倉幕府の滅亡後にこの地に逃れ、応仁2年（1468年）に稲荷大明神を勧請したのが始まりと伝わっています。
社号の「飛木」は、暴風雨の時にイチョウの枝が飛んできてこの地に刺さり、いつの間にかイチョウが高くそびえたことから飛木稲荷神社と命名されたと伝わります。

ご祭神は、伏見稲荷大社と同じ宇迦之御霊神うかのみたまのかみで、五穀豊穣・商売繫盛のご利益があります。

境内にある御神木の大イチョウは「身代り飛木の焼けイチョウ」と呼ばれ、昭和27年（1945年）の東京大空襲で炎から身代りとなって人々や町を救ったことで知られています。
戦災によって黒焦げになりましたが、数年後に緑の芽を吹きだし、現在でも元気な姿を見せてくれています。
イチョウの樹齢は約600年にもなり、江戸時代から区内に4本残るイチョウの中は最古のイチョウになります。

飛木稲荷神社に参拝してきましたので御朱印や見どころ、アクセスをわかりやすくご紹介したいと思います。

飛木稲荷神社へのアクセス

交通機関を利用

１．東武スカイツリーライン「曳舟駅」下車、飛木稲荷神社まで400m・徒歩約5分
２．東京メトロ半蔵門線・都営浅草線「押上駅」下車A3出口より飛木稲荷神社まで600m・徒歩約7分

自動車を利用

・カーナビに飛木稲荷神社の電話番号「 03-3611-0862」を入力

駐車場

・飛木稲荷神社に駐車場はありませんので近隣のパーキングを利用します。

飛木稲荷神社の参拝と見どころ

ご神木の大イチョウはパワースポット

飛木稲荷神社の入り口にある一の鳥居は石造の神明鳥居で、大正5年（1916年）に建立されました。
鳥居の先には昭和45年（1945年）の東京大空襲の火災から町や人々を守った御神木の「身代り飛木の焼けイチョウ」があります。墨田区指定文化財にも指定されています。

戦災で黒焦げになりましたが今は生命力あふれた姿を見せてくれています。
傷跡が残っていますが、それにも負けず立ち上がる姿に勇気や希望を分けてもらえます。
大イチョウはパワースポットで見ていると力が湧いてきます。

木造建築の拝殿

身代り飛木の焼けイチョウの隣には拝殿があります。
拝殿前にも神の使いである狐様が鎮座しています。
拝殿は昭和20年（1945年）に空襲で焼失しましたが、昭和27年（1952年）に再建されました。

拝殿横の社務所と境内社

拝殿を正面に右側に社務所、左側奥に境内社があります。
社務所では御朱印をいただくことができます。

日枝神社・奥社稲荷神社

拝殿奥に進むと境内社の日枝神社、右に奥社稲荷神社が鎮座されています。

日枝神社にはご祭神の大山咋神おほやまくひのかみが祀られています。

奥社稲荷神社はパワースポット

奥社稲荷神社のご祭神には飛木稲荷神社と同じ宇迦之御霊神が祀られています。
神社のまわりは小山になっており、山頂にお社、そのまわりに神使である狐様が祀られています。

京都の伏見稲荷大社の境内の姿を奥社稲荷神社でコンパクトに表現しています。
奥社稲荷神社のまわりは伏見稲荷大社と同様のパワーが満ち溢れるパワースポットとなっています。

御朱印と絵葉書

御朱印は書置きでとてもかわいい金の狐様が特徴の御朱印です。
「飛木稲荷神社」と記載されたところに「東京押上鎮座」の印が押された御朱印で、初穂料は300円になります。御朱印を頂くと御神木の大イチョウが描かれた絵葉書も2枚も頂くことができます。

神社巡り 三社目は押上にある飛木稲荷神社さん⛩
ちょうど、例大祭でステキな御朱印頂けました♫#飛木稲荷神社 #例大祭 #御朱印 #神社巡り #神社好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/WhrCTyxXFP

— カナ@神様のお社 (@ageha_road) September 16, 2019

おわりに

飛木稲荷神社の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約15分でした。
飛木稲荷神社に参拝して、身代り飛木の焼けイチョウから勇気や希望をもらいました。
境内社で本社と同じご祭神がおられる奥社稲荷神社周辺は厳かな空間で、強力なパワースポットでした。
約50m先には縁結びのパワースポットで有名な「高木神社」がありますので一緒に参拝してみてはいかがでしょうか。