2023年9月19日(火)に大阪府堺市北区宮本町にある華表神社に行ってきました。珍しい社名の「華表」とは、中国の宮殿や廟宇、陵墓の前に建てられる石柱を意味し、日本では鳥居を指しています。
華表神社の創建は不詳ですが、社伝によると仲哀天皇9年(200年)に神功皇后が三韓征伐の凱旋で筑紫から摂津国難波に至った時に素盞鳴尊をお祀りして創建されたと伝わります。
平安時代の弘仁元年(810年)に弘法大師空海が五穀豊穣を祈願し宇賀魂命を勧請し、鎌倉時代の元享元年(1321年)には山城国男山若宮八幡から誉田別命を勧請したと伝わります。
今回、実際に華表神社に参拝してきましたので見どころや御朱印、ご利益、アクセス・無料駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。
華表神社へのアクセス・駐車場
交通機関を利用
◎OsakaMetro御堂筋線「北花田駅」下車、華表神社まで350m、徒歩で約5分
自動車を利用
◎カーナビに華表神社の電話番号「072-252-0923」を入力、または華表神社の住所「大阪府堺市北区宮本町57」を入力し検索
駐車場
華表神社には普通自動車が約10台駐車可能な参拝者専用の無料駐車場があります。駐車場は正面鳥居の左の入口から境内に進んだ所にあります。火曜日の午後に訪れた時は混雑もなく空いていました。
華表神社の参拝と見どころ
華表神社の参拝開始
華表神社は住宅街の中に鎮座する神社で、入口には昭和3年(1928年)に建てられた社号碑があります。その後方には鮮やかな朱塗りが特徴の鳥居、その先に石造鳥居、神門と続きます。
神門を潜ると御神燈が並び、地域で篤い崇敬と信仰を集めていることが分かります。その先に広大な境内があり、周囲は緑に囲まれています。
参道側に手水舎がありますのでしっかりと心身を清めて参拝へ進みます。
社殿を直進すると社殿があります。社殿へ続く参道には石燈籠や石柱が並んでいます。石柱には大注連縄が掛かり、神域を清浄に保っています。
社殿(拝殿・本殿)、御祭神、ご利益
社殿(拝殿)の前には昭和岡崎型の阿吽狛犬がいます。拝殿には大注連縄が掛かり、左には2023年の干支「うさぎ」の大きな絵馬があります。拝殿の右側には社務所があり御朱印やお守りを頂くことが出来ます。
極彩色豊かな社殿(本殿)には御祭神である素盞鳴尊・宇賀魂命・誉田別命がお祀りされ、縁結び・厄除・五穀豊穣・商売繁盛・出世開運・子孫繁栄などのご利益で知られています。
御神木の「くすのき」
社殿の近くには御神木の「くすのき」が立っており、樹高22m、幹回り3.9mにもなります。
境内社4社
御神木の近くには左から太神社、玉屋神社、廣田神社と境内社が3社並んでいます。
境内社3社から左に進むと天満宮が鎮座しています。天満宮ですので御祭神は菅原道真公で学業成就のご利益で有名です。
御朱印
御朱印は境内の社務所で頂くことが可能です。
迎春。初詣で大阪府堺市の華表神社で令和5年最初の御朱印いただきました。#御朱印 pic.twitter.com/6eDMIgwpOf
— ぷぷ (@pupunosuke) January 2, 2023
おわりに
華表神社の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約15分でした。華表神社は住宅街の中に鎮座する神社で創建は1,800年以上の古社です。境内は広いですが、綺麗に管理・維持されておりとても心地の良い空間でした。立派な社殿や4社の境内社、緑豊かな境内でも一際大きな御神木は必見です。見どころいっぱいの華表神社に是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。
華表神社(かひょうじんじゃ) | |
住所 | 大阪府堺市北区宮本町57 |
電話番号 | 072-252-0923 |
営業時間 | 終日可能 |
定休日 | 年中無休 |
拝観料 | 無料 |
アクセス | ■交通機関を利用 ◎OsakaMetro御堂筋線「北花田駅」下車、華表神社まで350m、徒歩で約5分 ■自動車を利用 ◎カーナビに華表神社の電話番号「072-252-0923」を入力、または華表神社の住所「大阪府堺市北区宮本町57」を入力し検索 |
駐車場 | 普通自動車が約10台駐車可能な無料駐車場あり |