【静岡県】三島市の老舗うなぎ屋「うなぎ 桜家」さん近くの三石神社!由緒や御朱印、アクセス・駐車場をご紹介

三石神社5
2023年6月30日(金)に静岡県三島市広小路町にある三石神社みついしじんじゃに行ってきました。三石神社は江戸時代の安政3年(1856年)創業の老舗「うなぎ 桜家」さんの近くにある神社です。

三石神社の創建は不詳ですが、源兵衛川の川沿いに三石みついしと呼ばれる巨石があり、そこに社殿を建立して稲荷社をお祀りしたのが起源といわれています。江戸時代の宝暦11年(1761年)に社殿を造営した棟札が残っていることから創建はそれ以前だと考えられています。

御祭神には日本神話で食物・穀物を司る「豊受姫大神とようけのおおかみ」がお祀りされ、五穀豊穣・商売繫盛ご利益で知られています。

天明年間(1781年~1789年)、隣村の新宿から出火し大中島町や三島宿の大半が類焼した際に火防の神もお祀りしたと文政7年(1824年)の棟札に見られます。

今回、実際に三石神社に参拝してきましたので見どころや御朱印、ご利益、アクセス・無料駐車場をわかりやすくご紹介したいと思います。

三石神社へのアクセス・駐車場

交通機関を利用

◎JR(東海道新幹線・東海道本線)/伊豆箱根鉄道駿豆線「三島駅」下車、南口より三石神社まで1.1km、徒歩で約3分
◎伊豆箱根鉄道駿豆線「三島広小路駅」下車、三石神社まで170m、徒歩で約2分

自動車を利用

◎カーナビに三石神社の住所「静岡県三島市広小路町13-1」を入力し検索

駐車場

三石神社には参拝者専用駐車場はありませんので近隣のパーキングを利用します。

三石神社の参拝と見どころ

三島宿に時刻を知らせた「時の鐘」

「うなぎ 桜家」さんの横の小道から源兵衛川沿いに進むと三石神社の境内になります。境内に入るとまず見えるのが「時の鐘」です。江戸時代に鐘が鋳造され三島宿に時刻を知らせてきましたが、第二次世界大戦時に供出されました。現在の鐘は昭和25年(1950年)に再建されたものです。
三石神社1

源兵衛川と古い石樋

時の鐘の側にはベンチが用意され、源兵衛川のせせらぎを聞きながら休まれている地元の方を見かけました。源兵衛川には古い石樋せきひが架かっており、富士山の恵みによって水資源が豊かな三島の街中では時々このような古い水路に出会うことがあります。
三石神社6

明神鳥居

時の鐘から奥に進むと歴史を感じる石造の明神鳥居と常夜燈、その先に社殿があります。
三石神社2

江戸時代に奉納された常夜燈

常夜燈は江戸時代の天保11年(1840年)の奉納された貴重なものです。
三石神社3

社殿・御祭神・ご利益

社殿は平成6年(1994年)に建立されました。御祭神には日本神話で食物・穀物を司る「豊受姫大神とようけのおおかみ」がお祀りされ、五穀豊穣・商売繫盛ご利益で知られています。
三石神社4

御朱印

御朱印はありません。

おわりに

三石神社所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約5分でした。三石神社は創業の老舗「うなぎ 桜家」さんの近くにある神社で時の鐘や源兵衛川に架かる古い石樋はかつての三島宿の姿を残しています。境内は綺麗に整備・維持されており、地域で篤い崇敬と信仰を集めていることがわかります。江戸時代に奉納された貴重な常夜燈もあります。見どころいっぱいの三石神社に是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。

三石神社
住所 静岡県三島市広小路町13-1
営業時間 終日可能
定休日 年中無休
拝観料 無料
アクセス ■交通機関を利用
◎JR(東海道新幹線・東海道本線)/伊豆箱根鉄道駿豆線「三島駅」下車、南口より三石神社まで1.1km、徒歩で約3分
◎伊豆箱根鉄道駿豆線「三島広小路駅」下車、三石神社まで170m、徒歩で約2分
■自動車を利用
◎カーナビに三石神社の住所「静岡県三島市広小路町13-1」を入力し検索
駐車場 駐車場なし、近隣のパーキングを利用

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