2019年10月13日(日)に山口県下関市中之町にある福を招く世界一大きなフグの像や扁額の落ちないボールが受験生に人気の亀山八幡宮(かめやまはちまんぐう)にいってきました。
創建は平安時代の貞観元年(859年)、奈良県の「大安寺(だいあんじ)」の僧であった「行教(ぎょうきょう)」が大分県の「宇佐八幡宮」から京都府の「石清水八幡宮」へ八幡神を勧請する途中にこの亀山の地に立ち寄りました。
その時「この山は清浄な地であるので、しばらく祀ってから先へ進んでほしい」との神託を受けたため亀山に行宮を設けたのが始まりと伝わっています。
ご祭神は「応神天皇(おうじんてんのう)」「仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)」「神功皇后(じんぐうこうごう)」「仁徳天皇(にんとくてんのう)」です。
かつて境内にはNHKの大河ドラマ「花燃ゆ」で「久坂玄瑞」が攘夷を決行するために外国船に向かって最初に大砲を撃った「亀山砲台」がありました。
また初代内閣総理大臣「伊藤博文」が刺客に追われて境内に駆け込んで来た際、その後結婚することになる「お亀茶屋」にいた「木田梅子」に助けられた場所としても有名です。
境内にある幸せを招く「世界一のふくの像」※や、入り口の鳥居の扁額の落ちないボールは入試や就職に落ちないことで人気です。
※下関ではふぐをふくと呼びます
今回「亀山八幡宮」に参拝してきましたので見どころ等をご紹介したいと思います。
「亀山八幡宮」の所要時間ですが、ゆっくり参拝した場合で約30分でした。
「亀山八幡宮」へのアクセス・駐車場
交通機関を利用
・JR線「下関駅」下車⇒「下関駅バス停」乗車⇒約7分(6駅)⇒「唐戸バス停」下車⇒「亀山八幡宮」まで約290m・約3分
・JR線「下関駅」下車⇒「亀山八幡宮」まで約2.6km・タクシー約10分
自動車を利用
・カーナビにMAPCODE「16 743 470*68」を入力
駐車場
境内近くに15台駐車可能な無料駐車場があります。
もし満車の場合は近くの「唐戸市場」の駐車場の利用をおすすめします。
約550台収容でき1時間まで無料で利用できますよ♪
「亀山八幡宮」の参拝と見どころ
入試や就職に落ちないと人気の「扁額の落ちないボール」
入口の鳥居から石段を上がって社殿へ向かいします。
注目は鳥居の扁額!
扁額には落ちないボールが!!
綺麗にみぞの部分にしっかりと挟まっています。
いつからそこにあるかはわかりませんが少なくとも50年以上は経過しているそうです。
50年経ち、経年劣化しているはずですがボールが落ちてこないことから入試や就職に落ちないご利益があると人気のスポットとなっています。
石段は傾斜があるので気を付けて頑張って登りましょう
石段を登ると関門海峡の絶景が広がる
石段を登ったところからは関門海峡のおだやかな景色が眼前に広がります。
参拝当日は晴天で波も穏やかで素晴らしい景色でした♪
石段を登ると手水舎があるのでしっかりと心身を清めて参拝へ進みます。
とても美しい社殿ですね♪
ご利益は商売繁盛・厄除開運・病気平癒・縁結び等があります。
「伊藤博文」公の逸話から縁結びのご利益はとてもあると思います♪
しっかりと参拝してきました!
「伊藤博文」公ゆかりの「お亀茶屋跡」
「お亀茶屋跡」です。
当時ここに「お亀茶屋」がありそこで働いていた「木田梅子」が「伊藤博文」公を助けその後結婚したゆかりの場所です。
また「お亀茶屋跡」周辺にはとても珍しい「子持ち狛犬」や、「花燃ゆ」で「久坂玄瑞」が大砲を打った「亀山砲台跡」もありますので是非見てみて下さいね♪
幸福を招く「世界一のふくの像」
「世界一のふくの像」です。
下関では「ふぐ」を「ふく」と呼び幸せを呼び込むと言われています。
実際に目の前で見るとその大きさに驚きます!
青い空に「ふく」がまるで泳いでいるように見えますね♪
「伊藤博文」公が下関でふぐを食べて絶賛し、ふぐの食用を解禁した話は有名です。
「ふくの像」横にはなでると延命長寿になる「神亀」もいます。
商売繁盛や開運のご利益がある境内社
社殿向かって右側には「宮地嶽神社(みやじだけじんじゃ)」と「熊鷹稲荷神社(くまたかいなりじんじゃ)」があります。
「宮地嶽神社」は開運・商売繁盛、「熊鷹稲荷神社」は商売繁盛、病気平癒のご利益があります。
しっかりと境内社も参拝していきましょう♪
近くには商売繁盛のご利益がある「恵比須神社(えびすじんじゃ)」があります。
「恵比須神社」前には下関出身の「林芙美子」の文学碑もあります。
御朱印
御朱印は境内の社務所で頂くことが可能で、御朱印の初穂料は500円となっています。
山口下関。
亀山八幡宮で御朱印いただきました。
ありがとうございます。
お願い叶いますように。
9月6日 pic.twitter.com/fEZZkvbOYS— goma (@goma07132013) September 7, 2019
おわりに
下関の「亀山八幡宮」に参拝してみて入り口の鳥居の扁額の50年以上落ちないボールはとても不思議で、入試や就職に落ちないと人気になるのもわかりました。
境内の「世界一のふくの像」は青空を泳いでいるようで見ているだけでも幸せをもらいました。
その他、商売繁盛や開運のご利益がある境内社や、「伊藤博文」公ゆかりの「お亀茶屋跡」、「久坂玄瑞」ゆかりの「亀山砲台跡」等がありました。
見どころいっぱいの下関「亀山八幡宮」に是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。
近くにあるおすすめの観光地
近くには「赤間神宮」「大歳神社」「唐戸市場」「海響館」がありますのであわせて観光してみてはいかがでしょうか。
亀山八幡宮(かめやまはちまんぐう) | |
住所 | 山口県下関市中之町1-1 |
電話番号 | 083-231-1323 |
開門時間 | ・通常は、午前6時~午後7時 ・1日と15日は、午前5時~午後7時 |
休日 | 年中無休 |
拝観料 | 無料 |
アクセス | ■交通機関の場合 ・JR線「下関駅」下車⇒「下関駅バス停」乗車⇒約7分(6駅)⇒「唐戸バス停」下車⇒「亀山八幡宮」まで約290m・約3分 ・JR線「下関駅」下車⇒「亀山八幡宮」まで約2.6km・タクシー約10分 ■自動車の場合 ・カーナビにMAPCODE「16 743 470*68」を入力 |
駐車場 | 15台収容可能な無料駐車場あり |