2018年3月19日(月)に埼玉県川越市にある仙波東照宮(せんばとうしょうぐう)にいってきました。
川越仙波東照宮は、徳川家康が元和2年に亡くなり、遺骨を久能山から日光へ行く途中に喜多院に4日間寄り供養したことから、寛永10年(1633年)に天海僧正によってこの地に創建されました。
ご祭神は、徳川家康公で、川越仙波東照宮は日光・久能山の東照宮と並び、日本三大東照宮の一つに数えられています。
川越仙波東照宮は寛永15年(1638年)の川越大火で焼失しましたが、徳川3代将軍・徳川家光が川越藩主で老中の「堀田正盛(ほったまさもり)」に再建を命じ、寛永17年(1640年)に完成しました。
神社は随神門・鳥居・入幣殿・唐門・瑞垣・本殿から構成されており、本殿前には川越歴代城主が奉納した石燈籠が並んでいます。
また拝殿には狩野探幽作の「鷹絵額十二面」や、岩佐又兵衛筆で国の重要文化財である「三十六歌仙額」が掛けれれています。
川越仙波東照宮の所要時間ですが、境内の参詣時間は約20分でした。
仙波東照宮の拝観可能日
仙波東照宮は日曜・祝日の午前9時~午後4時まで拝観可能です。
平日・土曜日は門が閉まって内部が拝観できませんのでご注意下さい。
仙波東照宮へのアクセス
電車でアクセス
・西武新宿線「本川越駅」下車、約900メートル・徒歩約9分。
・東武東上線「川越市駅」下車、約1.3キロメートル・徒歩約16分。
・JR川越線「川越駅」下車、約1.7キロメートル・徒歩約20分。
駐車場・料金情報
仙波東照宮には駐車場はありませんが、隣接する喜多院には「明星駐車場」という自家用車が133台程度駐車可能な有料の駐車場があります。
駐車料金は3時間まで500円となります。
詳細はこちらをご確認下さい。
少し離れますが、川越観光用の無料観光駐車場がありますので、そちらに駐車して川越観光で参拝するのもおすすめです。※
※無料駐車場の詳細はこちらをご確認下さい。
仙波東照宮の見どころ
仙波東照宮の見どころ・おすすめスポットは以下の通りになります。
・国の重要文化財「随神門・石鳥居・拝殿・幣殿・唐門・瑞垣・本殿」
・江戸城から移設された「狛犬」
・蛍も見ることができる「厳島弁財天」
仙波東照宮参拝
国の重要文化財「随神門」
入口の随神門で国の重要文化財に指定されています。
鮮やかな朱色が美しいですね♪
仙波東照宮はそれほど広くなく、こちらの参道を進むとすぐ拝殿・本殿に到着します。
国の重要文化財「石鳥居」
随神門を過ぎると石の明神鳥居が見えてきます。
江戸時代の寛永15年(1638年)の石鳥居で、こちらも重要文化財に指定されています。
左側に美しい桜、右側にはお団子屋さんがあります。
お団子屋さんでお団子を買って、イスに座り桜を見ながら頂きました。
お団子はしょうゆ味で、お店のおばあさんからいただいた温かいお茶を飲みながらとても贅沢な時間を過ごすことができました。
石段を登っていくと平日の為門が閉まっています。。
内部を参拝したい方は日曜日に来ると扉が開いていますよ♪
石段からの風景です。
左がお団子屋さん、真ん中が重要文化財の石鳥居、右の桜は満開でした。
国の重要文化財「拝殿・幣殿」
重要文化財の拝殿・幣殿で、手前の狛犬は江戸城から移設されました。
狛犬は埼玉最古の狛犬といわれています。
国の重要文化財「唐門・瑞垣・本殿」
石燈籠は歴代の川越城主から奉納されたものです。
拝殿の先には唐門・端垣・本殿があり、全て国の重要文化財です。
元の本殿は川越大火で焼失しましたが、寛永17年(1640年)に再建され現在へとその姿を伝えています。
蛍も見ることができる「厳島弁財天」
仙波東照宮から喜多院へ向かう途中に「厳島弁財天」があります。
こちらでは5月下旬から7月上旬頃、蛍を見ることができますよ♪
おわりに
仙波東照宮に参拝してみて国指定の重要文化財がとても多く見ごたえがありました。
喜多院の「書院・客殿」と同じく、江戸城から移設された狛犬を見た時は江戸城があった当時の光景を想像できて嬉しくなりました。
厳島弁財天では蛍を見ることもできるので、今度は初夏に参拝して蛍が見れるといいなぁと思いました。
見どころいっぱいの仙波東照宮に是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。
仙波東照宮(せんばとうしょうぐう) | |
場所 | 埼玉県川越市小仙波町1-21-1 |
電話 | 049-222-5556 |
休日 | 平日・土曜日はほとんど門が閉じられているため拝殿・幣殿・唐門・瑞垣・本殿参拝不可。 日曜日や祭事・イベントで門が開放されます。 |
拝観料 | 無料 |
駐車場 | 喜多院に133台駐車可能な有料駐車場あり。 |
交通 | ・西武新宿線「本川越駅」下車、約900メートル・徒歩約9分。 ・東武東上線「川越市駅」下車、約1.3キロメートル・徒歩約16分。 ・JR川越線「川越駅」下車、約1.7キロメートル・徒歩約20分。 |