2017年2月19日(日)に東京都板橋区にある赤塚諏訪神社(あかつかすわじんじゃ)にいってきました。
赤塚諏訪神社の所要時間ですが、ゆっくり参詣した場合で約20分でした。
赤塚諏訪神社の由来
赤塚諏訪神社の創建は不詳ですが、千葉介自胤(よりたね)が長禄年間(1457年~1460年)に現在の長野県の諏訪大社を勧請(かんじょう)し、武運長久を祈願したと伝わっています。
江戸時代の寛永7年(1630年)頃に、仏教における10人の女性の鬼神である十羅刹女(じゅうらせつにょ)を配祀し、十羅刹諏訪合社(じゅうらせつにょ)と称されるようになり、下赤塚村の鎮守社でした。
明治時代初期の神仏分離令により、十羅刹女が分祀されました。
古来より毎年正月13日(現在は2月13日)に一年の五穀豊穣と子孫繁栄を祈る予祝行事「田遊び神事」が行われています。昭和51年(1976年)徳丸北野神社の「田遊び神事」とともに国重要無形民俗文化財に指定されました。
また境内にある夫婦イチョウは夫婦和合・子孫繁栄のパワースポットとなっています。
ご祭神・ご利益
ご祭神は、建御名方神(たけみなかたのかみ)です。
建御名方神は長野県諏訪大社のご祭神で有名で、軍神・農耕神・狩猟神として信仰されています。
ご利益は、夫婦和合・子孫繁栄・五穀豊穣等のご利益があります。
赤塚諏訪神社へのアクセス
電車でアクセス
・東武東上線「新高島平」から徒歩約16分
・都営三田線「西高島平駅」から徒歩約17分
車でアクセス・駐車場
赤塚諏訪神社にはかなり広い無料駐車場もありますので、車での参拝もおすすめです。
赤塚諏訪神社参拝
入り口には立派な石の明神鳥居が立っています。
鳥居の側には、国重要無形民俗文化財に指定された「田遊び神事」の石碑があります。
境内入り口には立派な随神門
参道を進むと立派な随心門が見えてきます。
随神門がある神社は珍しいですね♪
随神門には左大臣、右大臣がおられました。
こちらは左大臣です。
お寺では仁王像が境内を守っていますが、神社では両大臣が境内を守っています。
こちらは右大臣です。
両大臣が神聖な境内をしっかり守っていました。
随神門をくぐると夫婦イチョウがあり、その前に狛犬が神社を守っていました。
参道右側には立派な神楽殿もあります。
狛犬は江戸風狛犬で明治15年(1882年)に造られたものです。
渦を巻くような毛が特徴的ですね。
センター分けの毛と、楕円形の小さな目が江戸風狛犬の特徴です。
随神門と狛犬で境内が守られており、ここから先はとても神聖な聖域となります。
本殿です。
境内はとても静寂で、心を落ち着けて参拝することができました。
夫婦和合・子孫繁栄・五穀豊穣等のご利益がありますのでしっかりと祈願してきました。
拝殿の裏には立派な本殿がありました。
夫婦イチョウは夫婦和合・子孫繁栄のパワースポット
拝殿の前には板橋区登録文化財の夫婦(めおと)イチョウが神社を包み込むように立っています。
拝殿向かって右側の大きいイチョウが雄株、左側の少し小ぶりのイチョウが雌株です。
樹齢は不明で、雄株は木の高さが約20メートル、目通りは約500センチメートルあります。雌株は約420センチメートルあります。
夫婦イチョウはパワースポットとなっており、夫婦和合・子孫繁栄のご利益があります。
イチョウからは強い生命力が感じられます。
おわりに
赤塚諏訪神社に参拝してみて随神門がある立派な神社で、国重要無形民俗文化財に指定されている「田遊び神事」が今も行われている神社でした。
境内の夫婦イチョウは夫婦和合・子孫繫栄のパワースポットで今も生命力が強く感じられます。
赤塚諏訪神社には少し歩いたところに赤塚諏訪神社富士塚もあります。
また近くには日本で3番目に大きい東京大仏がある乗蓮寺や、「田遊び神事」が1000年以上続く徳丸北野神社がありますので、一緒に参拝してみてはいかがでしょうか。
場所 | 東京都板橋区大門11-1 |
電話番号 | 03-3938-6400 |
拝観料 | 無料 |
拝観日 | 無休 |
交通 | ・東武東上線「新高島平」 から徒歩約16分 ・都営三田線「西高島平駅」 から徒歩約17分 |
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