2017年2月4日(土)に東京都豊島区にある真性寺(眞性寺)にいってきました。
真性寺(しんしょうじ)の創建は不明ですが、聖武天皇の勅願により東大寺を造ったことで有名な行基が創建したと伝わっています。
山号は「医王山」で、宗派は「真言宗豊山派」になります。
境内に鎮座しているお地蔵様「銅造地蔵菩薩坐像」は、「江戸六地蔵」の3番目で、東京都指定文化財になります。
「銅造地蔵菩薩坐像」は、錫杖(しゃくじょう)を持ち鎮座しており、中山道の守りとして正徳4年(1714)に造られました。
江戸時代には徳川8代将軍・徳川吉宗も度々真性寺を訪れたと伝わっています。
真性寺の所要時間ですが、ゆっくり参詣した場合で約15分でした。
真性寺へのアクセス
電車でアクセス
・JR山手線/都営三田線「巣鴨駅」から徒歩約5分
真性寺で参拝
真性寺は巣鴨地蔵通り商店街のすぐ側にあり、多くの参拝者でにぎわっていました。
入り口から入るとすぐに銅造地蔵菩薩坐像と本堂が見えます。
門からもお地蔵様と本堂が見えます。
お地蔵様に参拝してから本堂へと進んでいきます。
常にお地蔵様の前には参拝者の方が列になっていました。
とても天気の良い日で、気持ちよく参拝してきました。
お地蔵様と本堂はすぐ側にあります。
お地蔵様は右手に錫杖、左手に宝珠を持っています。
高さが2.7メートル、台座を含めると3.5メートルにもなる大きなお地蔵様です。
江戸深川の地蔵坊正元が願主になって宝永3年(1706年)に造立を発願し、真性寺のお地蔵様は正徳4年(1714年)に完成しました。
本堂でしっかりと参拝してきました。
真性寺は明治33年(1900年)に真言宗豊山派総本山の奈良県長谷寺の末寺になり、今日に至ります。
本堂隣には阿弥陀堂があり、参拝した時期には梅が開花し始めていました。
阿弥陀堂前には穏やかな顔をされた石仏群がありました。
如意輪観音などがおられます。
おわりに
真性寺に参拝してみて江戸六地蔵のひとつがあり、巣鴨地蔵通り商店街の近くにありますのでとても参拝者が多かったです。
お地蔵様は江戸時代に造られたとは思えない程状態もよく、昔から今まで人々の願いや地域の人々を見守ってこられたお顔はとても穏やかな表情をされていました。
巣鴨といえば、とげぬき地蔵尊が有名な高岩寺がありますが、真性寺と高岩寺はとても近くにありますので一緒に参拝してみてはいかがでしょうか。
場所 | 東京都豊島区巣鴨3-21-21 |
電話番号 | 03-3918-4068 |
拝観料 | 無料 |
拝観日 | 無休 |
交通 | ・JR山手線/都営三田線「巣鴨駅」 から徒歩約5分 |
コメント