2016年2月26日(金)に東京都目黒区の中目黒八幡神社(なかめぐろはちまんじんじゃ)にいってきました。
中目黒八幡神社の創建は、中目黒八幡神社を管理していた寿福寺が全焼したため、資料が乏しく、創建年代は不明です。
宝暦13年(1763年)と弘化2年(1845年)の書物に「上目黒村別当寿福寺の末に上目黒村鎮守八幡宮」と中目黒八幡神社の記載を確認することができます。
江戸幕府が源氏の守護神の八幡信仰によって、農民との融和団結を深めようと八幡神社の創建を進めた寛文年間(1660年代)の創建ではないかともいわれています。
ご祭神は誉田別命(ほんだわけのみこと)、天照大御神(あまてらすおほみかみ)がご祭神で、国家鎮護、勝運招来、増産興業のご神徳があります。
本殿左手奥には、末社・三峯神社があります。
ご祭神は伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)で、神話の中で最初に出てくる夫婦の神様です。
ご利益は、縁結びのご利益があり、縁結びのパワースポットとしても注目されています。
アクセスと見どころ、所要時間
アクセスは、東急東横線・中目黒駅から徒歩約8分で到着します。
見どころとしては八棟造り(やつむねづくり)の立派な社殿と、湧き出ているご神水と、縁結びのご利益がある、三峯神社が見どころとなっています。
今回ゆっくり参拝と境内を散策して、所要時間の合計は約30分でした。
中目黒八幡神社到着
中目黒八幡神社に到着です。
社殿は入口から少し参道を上ったところにあります。
昔から生えてる大木が参道沿いに多く生えています。
鳥居で一礼して、参道の中央を通らないようにして本殿へと向かいます。
先ほどの参道を進んだところです。
石段の左側には、さざれ石、右側にはご神水が湧き出ています。
緑豊かで大木が多いのが特徴です。
神社は静寂に包まれており、社殿からは時折太鼓の音が聞こえてきました。
こちらがさざれ石です。
さざれ石とは小さな石が長い年月をかけて大きな岩の塊に変化したものを指します。
君が代でも長い年月を表す比喩としてさざれ石がうたわれています。
湧き水のご神水です。
飲用可能で、ペットボトルに水を入れて持って帰られる方が数人いました。
飲用してみると、まろやかで、くせがない、飲みやすいお水でした!
ご神水の横には庭園もありました。
石段を上ると手水舎と本殿が見えてきます。
まずはしっかりと手水舎で清めてから参拝へとのぞみます。
江戸時代文政期の手水舎が境内に保存されていました。
社殿は、複雑な形状に棟を多数配置し、それぞれの棟に破風を備えた豪奢な屋根が重なって配置されている八棟造り(やつむねづくり)でとても立派な社殿です。
昭和9年に着工、昭和11年創建された社殿になります。
しっかり参拝した後、社殿の前のおみくじ(200円)を引きました。
しあわせを招く一言守入で、おすすめです♪
縁結びのパワースポットとして有名な三峯神社(みつみねじんじゃ)です。
神話にでてくる最初の神様がご祭神となっており、強力な縁結びのご利益があります。
中目黒八幡神社では、毎年参拝団を結成し、秩父市の三峯神社に参拝に伺っているそうです。
昭和52年に建てられた、十二座之神楽塚の石碑です。
中目黒八幡神社は、古来より12座の神楽を奏することで有名で、現在も毎年、例大祭がある9月の第3土・日曜日に、神楽殿で12の演目の神楽が演じられています。
場所 | 東京都目黒区中目黒3-10-5 |
電話 | 03-3712-5507 |
拝観料 | 境内無料 |
拝観日 | 無休 |
交通 | 東急東横線・中目黒駅から 徒歩約8分 |
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